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プレイヤーは、T-800ターミネーターとなって、未来の指導者ジョン・コナーや仲間とともにスカイネットの本拠地に乗り込み、スカイネットを破壊。 | さらに、過去へ送られたT-1000を追って、過去のジョン・コナーを守り、スカイネットが生まれる原因となった、T-800の部品を破壊することが目的となる。 |
システム
基本武装は、マシンガンとロケットランチャー。 マシンガンに弾切れはないが、連射しつづけると連射速度が落ちてくる。 ただ敵を倒して進むだけではなく、味方の車を護衛する面もある。 |
レビュー(アーケード版)
いままで、これほど、人間のサド・マゾ両方の感覚を満たしてくれるゲームがあったでしょうか?
ワラワラと押し寄せてくる、スケルトンターミネーターたちを、マシンガンやロケットランチャーでぶっ飛ばし、気分爽快かと思いきや、倒しても倒しても、悪夢のように現れてくる敵と、鬼のようにカタく激しいボスの攻撃に、
「冗談やめてーっ、こんなふざけた攻撃ありかーっ!?」
と思ってみたり。
でも、そんな場面を切り抜けられると、
「ああ、生きてるよ、オレ! オレまだ生きててるよっ!!」
と、長距離を走り終えたときの達成感みたいなものもあって、
なんか、いいんです
日本製の狙って撃つガン・シューとちがい、弾をばら撒き、敵を倒してダメージを少なくするというのは、2Dシューティンと通じる所があって、そこが爽快感の要因になっているのでしょう。
ですが何も知らずにやると、いつダメージを食らったかも解からず、あっという間にゲームオーバーになること必死です。
しかも、運良く1面のボスまでたどり着けたとしても、あの恐ろしくも激しい攻撃の前に、あっという間にゲームオーバーになることでしょう。
そんなゲームですから、やる価値もないクソゲーだと思う人もいるかもしれません。ですが、わかってくると、どの敵を選んで攻撃し、いかにダメージを少なくして進んでいくかという、駆け引きが面白くなってきます。
ただ、3面と6面の車を護衛する面は、車を破壊されると最初まで戻されるので、輪をかけて難しいです。できることなら、ここは2人でやったほうがいいでしょう。
逆に1人時のほうがいいのは、対ボス戦のときです。1面のボスなんかは攻撃が激しいので2人でやりたくなりますが、2人でやると、ボスの耐久力が2倍以上(推定)カタくなります。
SFC、MDに移植されていますが、グラフィックは似ているものの、全く別モノののゲームになっていますので、論外です。ただ、展開と雰囲気は味わえますので、興味のある方はプレイしてみてください。
でも、コントローラーだとかなりつらいです。
「レボリューションX」
(スーパーファミコン/セガ サターン/プレイステーション)