世界設定別
フォーゴトン レルム
AD&Dでは、グレイホークに続いてドラゴンランスのクリンの世界が登場したのですが、クリンの世界はドラゴンランス戦争や、登場キャラの個性が強すぎて、一般のDM、プレイヤーが自分達の冒険を楽しむには、いささか活躍しづらいところがありました。
そこで登場したのが、アメリカのドラゴン誌に掲載されていた、『魔術師の書から』というコラムをまとめた「フォーゴトンレルム(忘れられた領域)」の世界設定でした(この魔術師というのは、エルミンスターだったそうです)。
フォーゴトンレルムからも、小説やゲームが数多く登場しましたが、ドラゴンランスほどの大規模な戦争は起こっておらず、その広大で混沌とした世界は、一般のDM、プレイヤーに素晴らしい冒険の舞台を与えるものとなりました。
AD&Dのコンピューターゲームで、ほとんどこの世界設定が使われていることからも、いかに魅力的な世界かがわかると思います。
フォーゴトンレルムは、エイビア・トーリルと呼ばれる惑星の大陸の西部フェイヤルーンが中心とっていますが、東洋にはカラ・トゥアという日本のような国があって、狛犬(?)の乗った鎧武者忍者が、鎖鎌を振り回している忍者と対決するような、『怪しげな日本』世界がとっても楽しそうだったりします(私の「F&D」もその絵を見たのがきっかけです)。
この設定のコンピューターRPGが出てくれると嬉しいんですけど。
ちなみにフォーゴトンレルムの設定は、正式な世界設定として発売される遥か以前から、作者のエド・グリーンウッド氏によって考えられていたのだとか。
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