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次回の休みは、海水浴に行こうと決めていたんだけど、21日の予定だった休みが20日になってしまったので、断念。だって、夏休み始まって最初の祭日に海なんか行きたくねえよ!
というわけで、近所のグリーンパークというところに行く。行ってみると、サイクリングコースと貸自転車がある。自転車にのるなんて、めちゃ久しぶり。いっちょ運動するかあ!と、サイクリングコースを一周してきた。いやあ、気持ち良かったですよ。めっちゃくちゃ晴れてて、すっごい暑かったんだけど、坂道を降りるときの風の気持ちいいこと!定期的に行こうかと思ったほど。 その後は、グリーンパーク内を散策する。HIBIKIタワーというのがあって、360度眺望の展望室ごと、エレベーターのように上まで上がっていくんだけど、結構古いらしく、景色がよく見えない。わかりますかね。あの、ガラス(プラスチック?)が古くなると、白っぽくなるでしょ?360度眺望はいいけど、まわりのガラスが全部あれなんですよ。見えねえよ。夏休み最初の祭日とは思えないほど人影まばらなグリーンパーク、このHIBIKIタワーを、私たちふたりのために動かしていたが、それで採算は合うのか。ちなみに観覧料はひとり500円。このタワーを動かす電気代が1000円を越えてないことを願う。 その後は芝生広場でのんびりする。日陰に寝転んでいると、あまりの気持ち良さに思わず本気で寝てしまった。ダーリンは日向で寝て、汗びっしょりになっている。なぜ日向へ・・・。どうやら日焼けしたいらしい。私は日焼けなど絶対したくない。でもあまりの暑さに、サイクリングの時点で、上に羽織っていたシャツを脱いでしまい、キャミソール一枚でいたので、思いっきり肩が焼けてしまった。シャツを脱ぐ気はなかったので、出てるとこにしか日焼けどめ塗ってこなかったんだよねえ。まあいいか。どうせ見えんし。 帰りは焼肉食べ放題に行って、温泉センターで汗を流して帰る。いやあ、近場だと、短い時間でも色々遊べますね。また近場でいいところを探そうっと。 |
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休みを利用して福岡へ。
ダーリンが古着屋をみている間に、古本屋へ行く。福岡空港の近くにある大きな古本屋で、倉庫のようなスペースに所狭しと古本が並んでいるのだ。前から何度も足を運んでいるんだけど、私は欲しい本をメモしておくのが苦手で、いっつも実際に探す段になってなにを買おうとしてたか思い出せなくなってしまう。特にキング関係の初出雑誌は、何年何月号という数字の組合せなので、ちゃんとメモしておかないとさっぱりわからない。いつも思い出せないまま、膨大な雑誌の山をかき分けかき分け探すことになる。 この古本屋は、雑誌関係も結構あるので、無駄なく適確に探そうと心に決めて、メモして行った。 で、収穫はというと・・・ありましたよ。まずアンソロジー「シャーロック・ホームズの新冒険(下)」。そしてキング映画特集の「ロードショー」、さらに「夜の虎」収録のSFマガジン。もっと見つかるかな、と思ったんだけど、結局今日の収穫は3冊。でもまあいいか。 問題はSFマガジン。実は今オークションで出品されていたものに入札中なんだよね。どうせ見つかるなら他のがよかったなあ。 |
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小倉祇園祭に行った。
ネットで日程を調べてみると、今日は特になにもない日だったんだけど、まあ、私の目的は祭の雰囲気を楽しむことであるので、露店さえいっぱい出てればいいのである。行ってみると、案の定露店だけはいっぱい出ていたので、その間をひたすらぐるぐるとまわって、帰ってきた。 しかし、露店って、地域によって違うのはどうにかならんだろうか。私の露店のお気に入りベスト3は「じゃがバター」「クレープ」「串焼き」である。梅が枝餅だの博多なんとかだのっていう、地域性を全面に出したやつが、その場所にしかないのはわかるんだけど、北九州に来て以来、探しても探しても「じゃがバター」がないのは困りものだ。「じゃがバター」は、でっかいじゃがいもまるごと一個をふかして、十字に切れ目を入れたものに、バターと塩を好きなだけかけられるというもので、シンプルで濃い味が好きな私にはたまらないご馳走だ。福岡にいるときは、祭に行くと絶対あったのに、全くないんですよ、こっちは。「クレープ」は、もともと好きで、日頃からよく食べている。しかもチョコのみ。チョコオンリー。あの暑苦しい味がたまらない。「串焼き」は豚バラを串にさしたもので、要するに焼き鳥のデカイの。まあ、これにはそんなに思い入れないんだけどね。 今日は「からあげ」と「クレープ」を食べた。この「からあげ」が思いのほか旨く、アツアツの揚げたてで、一気に串焼きを蹴落としてベスト3入り決定。あーまた食いたいなあ。来週は戸畑祇園と黒崎祇園があるから、そんときまた食おーっと。その後、クレープを食べたんだけど、これが悪かったのか、帰宅してすぐに全部吐き出してしまった。なんだあ?古い卵でも使ったのか? 古い卵で思い出したけど、以前私は古い卵にあたった経験がある。今日は長いので、次の機会にでも書こうっと。 |
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とうとうやったぞ!さらさらストレート。
いやあ、縮毛矯正、おそるべし、ですよ。自分の髪とは思えないほどサラサラのストレートに。4時間もかかるのが玉に傷。っていうか、そこの店の椅子がまた、座りごこち悪いのなんのって。もともと座り仕事の私は、すぐ腰や肩が凝ってしまうので、硬い椅子には耐えられないのだ。座って1分ほどで「あ〜、こりゃまずい」と思う。早くも腰が痛くなりはじめていたのだ。それからはずっと、腰痛との格闘。おしゃれな店づくりもいいけど、やっぱ快適さを最優先させて欲しいと痛感したわ。 しかし、最初にも言ったとおり、仕上りは上々。肩ぐらいの長さ、というのは扱いにくいし、はねるしで、ロングを目指す時の最難関だったりするんだけど、もうこうなったからには「寝癖?なにそれ?」ってなもんですよ。カラーリングやパーマで痛みきっっているはずの私の髪が、こんなにしっとりサラサラになるとは、本気で信じられない気持ちです。まだの方はぜひお試しあれ。 ところで、らぶらぶページなんですけどね、今ダーリンと交渉停滞中。ダーリンは写真と名前を出さないならいい、っていうんですよ。まあ写真は譲るとして、せめて下の名前はねえ、だって、普段の呼び名だし、仮名使ってたら、私のテンション下がるんよ。やっぱし。せめて呼びなれたハンドルでもあればいいけど、ハンドルもコロコロ変えてるから、どうも愛着ないし。どっちにしてもハンドルでも却下だろうけどね。 |
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エヴァンゲリオン、観ましたよ。まだ第4話までなんだけど。
えーっと、アニメは全然知らなくて(ガンダムさえも観てないし)、他の作品との比較が出来ないんですけど、あの主人公はリアリティあるわあ。最後まで観てみます。 話はとぶけど前からずーっとやりたかったことがある。それは「らぶらぶダーリンページ」!背景をピンクと赤のハートで埋め尽くし、「らぶらぶグッズ」「らぶらぶ年表」「らぶらぶ写真館」「らぶらぶダイアリー」などのらぶらぶコーナーを公開する、というもので、既に雛形は私の頭の中で出来上がっている。しかし、昨日ダーリンに打ち明けて、あっけなく却下されたのだった。ダーリンは「さむすぎる」というけど、さむいの承知の人しかこねえよ、そんなページ。「それにしてもさむい」と彼は言う。「誰に見せるつもりなん?そんなページ」。誰って、別に誰とかじゃなくて、来た人に見せるんだよ。 私はなによりもダーリンが好きであります。でもねえ、HIGH-TONEDの日記やらで、あんまりダーリンダーリン言ってちゃまずいでしょ(これでもセーブしてるの!)!だから、それをぶちまけるページがほしいいぃぃんだよ!しかし、そんな私の心とは裏腹に、ダーリンの気持ちは変りそうもなく、どうやらこの案はお預けになりそう。残念でしょ、みなさん!? |
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あああ、またやってしまった。またもやビデオを観ないまま返した。しかも「ストーム・オブ・ザ・センチュリー」なんですよ。
あのねえ、前編観てる途中で寝ちゃったんです。いや、つまんなかったわけじゃないんですよ。朝から小倉行ったり、海行ったりしてて、疲れてたんですわ。それが返却前日の夜だったんで、結局前編の終わり近くまで観て、返しちゃったんだよなあ。全編観た感じでは、キングお得意の、まわりから隔たれた街モノで、言うなれば、呪われた町系、ってやつですよね。ていうか、やっぱ文字で読みたいよね。オリジナル原作を出版してくれないかなー。 返しに行ったついでに、また借りてくる。まず、フランス映画の「奇人たちの晩餐会(だったと思う)」。タイトルもそうだけど、内容にも心惹かれるモノがあったので、借りてみた。もう観た。想像してた内容とは全く違った(コメディだった)けど、まあ、面白かったな。胃が痛くなるほどイライラする映画だったけど!そして「ブリット」。マックィーンです。大好きなんですよ。それから「エヴァンゲリオン」を3巻まで。見たことないんです、これ。ご覧の通り、またもや大量に借りてきてしまっています。ほんとに学習能力ないです。 |
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先日、映画「マン・オン・ザ・ムーン」を観に行った。
アンディ・カウフマンという人の名前や、芸風などについては、なんとなく耳にしてたけど、実際どんな芸をするのか知らなくて、興味があった。だって、客をひかせるのに夢中なんでしょ?超興味深いじゃないですか。 映画が始まると、いきなりジム・キャリー扮するカウフマンが現れて、「映画はこれで終わりです。じゃあ皆さん、お帰り下さい。さようなら」などという。とにかく客の意表を突くことが、最高に面白いと思ってる。全くの別キャラクターに扮して、暴れまわり悪態をついたり、「華麗なるギャツビー」をまるまる一冊、淡々と朗読するだけでステージを降りたり、女相手にプロレスを仕掛けて、客を投げ飛ばし、チャンピオンだと豪語する。とにかく端からみてて、不快に感じるほどのタチの悪さ。でも、それが彼の目指したものだった。 私たちは、確かに騙されたり、馬鹿にされたりすると不快に感じる。でも、もっとも印象に強く残るのは、こういった負の感情であることだけは間違いないと思う。もし、今、テレビ観ていて、出演者同士が本気で喧嘩を始めたら、それは最も面白い見世物にならない?次の日、学校や会社、掲示板なんかで話題になって、見逃した人は悔しく思うよね。それを計画的にやってのけたのがアンディ・カウフマンだと理解しています。 彼の凄いな、と思うところは、それを決してネタばらししなかったこと。最小限(ほんの2.3人)のスタッフだけにとどめて、後は現場の人も含め、それが芝居だなんて露とも思わず、常識外れなことばかりするアンディを非難した。それを彼は一身に引き受けたんですねえ。といってもこれは感動物語的な意味ではありません。それが彼の求める面白さだった、ということです。 いつものシネコンで観たんだけど、上映されたスクリーンは中でも一番小さなスクリーンで、客は私たちの他に1人しかいなかったので、始終、カウフマンの悪趣味ジョークに笑いっぱなし。映画の評価はわからないけど、アンディ・カウフマンという人を知れただけで、有意義な時間でした。ホンモノが観たいなあ。 |
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髪が肩を越えるくらいの長さになったので、さらさらのストレートにしたくなった。中学生くらい以来、パーマかけては伸び、かけては伸び、の繰り返しなので、もう自分の地毛がどのくらいストレートだったか忘れてしまった。特に癖はなかったような気がするけども、カラーリングやパーマでかなり傷んだ髪、普通のストレートパーマでさらさらのストレートになるかは、大変疑わしい。というわけで、縮毛矯正なるものをやることにした。この縮毛矯正というのは、もともとくせ毛をまっすぐにするためのもので、ストレートパーマに比べて持ちがいい上に、大抵の髪はさらさらになるらしい。
しかし、この縮毛矯正というやつは結構高い。カット代と別で2万円位とられる。カット代も含めると25000円。この出費は痛い。情報誌なんかについている美容室のクーポンなどで、できるだけ安く、仕上りもよさそうな店を吟味する。問題はその後だ。予約は当日でいいか〜、なんて余裕こいて美容室にでかける車の中で電話すると、4時間くらいかかる上に、予約なしではできないそうだ。意外と大変ね、縮毛矯正。 まさか駄目だとは思ってなかったので、朝っぱらから出てきてしまった。とりあえず小倉に出て、古着屋チェックしたあと、昼には戻ってきた。 えーい!こうなったら海だー!と、車で30分程の海水浴場へ。今度は喧嘩にならないように浮き輪を前もって膨らませておいた(笑)。この芦屋海水浴場は、プールが併設されていて、でかくてぐるぐるまわる滑り台がある。私はこのでかい滑り台が大好きだ。もちろん今回も、これが目当てだと言ってもいい。しかし、忘れていた。今日は土曜日だったのだ!海岸もプールもすごい人。プールは小学生で溢れかえっていて、滑り台は順番待ちの長い行列ができている。しかも列の中には、どうみても12歳以上の人間はいない(笑)。 夕方くらいになればきっと、小学生はおうちに帰るだろう、と、とりあえず海に出る。さっきまで日差しが強かったのに、なぜか私たちが海にはいろうとした瞬間に雲が被う。さ、さむいでないですか。だけど、ちょっと無理して入る。思ったより水は冷たくない。遊泳区域の向こう側では、ジェットスキーで係員が波を作ってくれている。結構大きな波になるんだなーこれが。とりあえず浮き輪で波に乗っているだけで、めちゃくちゃ楽しい。サーフィンって面白いかもしれんなー、などと思う。 ひとしきり波に乗って、ダーリンに「休憩しようか」というと、「寒い。俺はもう一度上がったら入らん。このまま入っとくか、出るかどっちか」などという。さらに「じゃあプールに行こうか」というと「行っておいで、俺は行かん」などともいう。さっき小学生と幼児がわんさと入っているのをみて、同じ水に入るのがいやになったらしい。滑り台を見上げると、相変わらず子供の列ができている。・・・滑り台滑れないならいいや・・・と私も諦らめ、早々に着替えて帰った。忙しい一日だった。 ほんとは昨日映画「マン・オン・ザ・ムーン」を見に行き、夜は「ストーム・オブ・ザ・センチュリー」のビデオを観たんだけど、長くなったので、また次回。 |
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10年振りに海水浴に行ったぞ!
水着になるという大それた行為に対しての躊躇もあり、泳いだ後の砂や海水のうざったさもあり、で、高校二年以来海水浴には行っていなかった。が、突然、海水浴というのがとてつもなく楽しいことのように頭に浮かんできたので、実行に移す。 朝から弁当を作って、土井が浜海水浴場へ。ここは水がきれいで有名だ。どうやら、水質的にも最高クラスらしく、シーズン中は大混雑するらしい。故郷下関から海岸線を少し登ったところにあるんだけど、大体1時間くらいかな、と思っていたら2時間もかかってしまった。 まだ7月に入ったばかりの平日、ということもあって、人もそんなに多くない。さあ、楽しむぞ!ってとこなのに、着いて早々、ダーリンと喧嘩をする。なにがゲイインかって浮き輪ですよ。浮き輪を膨らますのを面倒がるダーリンと、どぉぉぉおおおしても浮き輪で遊びたい私で、意見が衝突。海で浮き輪がないなんてそんなこと考えられん。そのためにわざわざ行きがけに寄り道して買ってきたのだ。ぜえええぇぇったい膨らます!だんだん険悪になるふたり。しかし、そこは青い空と青い海だ。30分少々で仲直り。その後は思いっきり泳いで遊んだ。 帰り際、またしても、浮き輪をつぶすのを面倒がるダーリンと、つぶしたがる私で意見が衝突。まあ、喧嘩とまではいかなかったけどね。 |
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夏真っ盛りですね。ここ2、3日の暑いことといったら。今からこんなにアツイと、8月なんかが思いやられるよ、ほんと。
さて、特に書くことがないので、昨日の日記の続きを書こう。5年前に財布をなくした話。って別に改めて持ち出してくるほど大した話でもないんですけどね。 5年ほど前、福岡の小さなデザイン事務所で働いていた私。それこそ夜も昼もない辛い日々だった。夜中に及ぶ作業の中、コンビニでご飯を買ってきて食べたりする。ちなみに私は財布をコンビニの袋に入れる癖がある。その時も、コンビニの袋に財布を入れ・・・あとはおわかりでしょうか。食ったゴミをその上から入れ、捨てちゃったんですねえ。ゴミ箱に。しかも悪いことにその日はゴミの回収日。自分の財布が入っているとはつゆほども知らず、いそいそとゴミを出したってわけです。気づいたのは午前4時。ちょっと休憩のつもりでジュースを買おうと、財布を捜すけど、ない!自分の行動を反芻し、最後に財布の姿を見たのはいつか必死で思い出して、コンビニの袋に行き当たったわけです。 福岡市は朝方早くにゴミ収集車がゴミを回収する。大抵午前5時くらいだ。時計を見ると午前4時。うっ!間に合う??急いで窓から乗り出し、ゴミ置場を見ると・・・時既に遅し。そこには既になにもなかったのでした。 運の悪いことに、丁度その時、香港旅行に行く直前で、しかも翌日家賃を振込む予定だったので、財布には7万円という大金がおさめられていたのです。免許証、カードをはじめ、現金までも・・・拾われる可能性もなく、ただ燃えるのを待つだけなんて、哀しいかな、運命よ。 しかし、その後も全く改められない私の素行。相変わらずコンビニの袋に財布を入れてしまってます。学習能力なし?? |
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そういえば、書くのを忘れてたんだけど、宮島に行く直前、私は財布をなくしたんだった。不幸中の幸い?なのか、現金は200円程度しか入ってなかったんだけど、クレジットカードや銀行のカード、免許証からメンバーズカードから、なにからなにまで入っていたので、結構ショックは大きかった。
しかし、どこでなくしたのか。その日はコインランドリーで洗濯をして、店から出て、車に乗ったところで、ダーリンが、私の財布と読みかけの文庫を生乾きの洗濯物の中に入れようとしたので、「せめて文庫だけでもほかのとこに入れて!」と注意した。確かにその時はあった。その後、寄り道せずに家に帰った。家に着いてすぐに、生乾きの洗濯物をダーリンと一緒に部屋の中に干す作業をした。私が袋から出して、しわを伸ばし、ダーリンが干す。そして干し終ったとき、洗濯物の袋には財布は入ってなかった。私は「注意したとき、財布も出しといてくれたんだな」と、ぼんやり思った。 その後だ。旅行だぁ!と張り切って出かけようとすると、財布がない。聞いてみると、洗濯物の袋から出したのは文庫だけで、財布はそのままにしたという。ということは、駐車場から洗濯物を干すまでの間に落としたか、車の中しか考えられない! 私は、ものがなくなった時、必要以上に探したりするのが嫌いだ。当然必要と思われるところは必死で探すけど、行きもしない場所を念のために探したりするのは労力の無駄だし、なにより、そこまでして無かったときのショックが大きい。それにふと出てきた時、得した感が感じられるのが好きだ。だから、この時も、最小限探して見つからなかったので、探すのをやめて、旅行に行った。 ダーリンはこんな時に旅行に出かけるなんて信じられん、もう少し探そう、というが、もう目一杯探したつもりの私は、それ以上探す気になれなかった。考えると憂うつなので、頭の中から財布のことをすっぱり追い出し、夜中に宮島に向かったというわけ。 もともと私は、ものを置き去りにする名人である。会社でもそこらじゅうに財布を置き去りにして、みんなに驚かれている。この癖は、社長にもいつも怒られるので、しまっておきたいのだけど、我ながら、いつどこにどういうふうに財布を置いたか、ちっとも思い出せないのだ。無意識に置いてしまうらしい。ちなみに前回なくしたのは5年ほど前。その時の話はまた今度、暇な時にでも。 さて、問題の財布事件の落ちなんですけど、結局見つかりました。宮島から直行で仕事に出た私に替わって、ダーリンが探していたら、タンスの上で、服の下敷きになってたそうです(笑)。いやあ、まっったく思い出せん!そんなとこにいつ置いたんだろう・・・。不思議だ。もしかして記憶障害??・・・すみません、以後気をつけます。ご迷惑をおかけした方々、深くおわびもうしあげます。・・・・カード止めなくてよかった(笑)。 |
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木曜日の夜中、1時。金曜日の休みの予定を考えているうちに思い立ち、広島に向けて出発する。行き先は宮島であります。とりあえず、夜中のうちに広島まで行こうかと思ったけども、思いのほか遠く(200km近くある!)、途中で断念。
その時、朝方4時。山口県の下松で一泊する。泊ったホテルは「日国」というところで、山の中によくあるぼろいホテルだった。私たちは、よく夜中に出かけてウロウロするので、ホテルにはうるさいんだけど、平日の宿泊が6000円以下のホテルに限っても、その設備は色々だ。 設備は大体3段階くらいで、きっちり分けられる。まずかなりよろしいのが、どこにでもある基本の設備を除いて、「洗濯機」「乾燥機」「ビデオ」「ゲーム」「電子レンジ」「ジャグジー風呂」「カラオケ」など、様々な設備がばっちり揃っているところ。まあ普通なのが、基本設備+「電子レンジ」が備えてあるところ。風呂がきれいで凝っているところもある。そしてよろしくないのは、基本的な設備さえも揃っていないところだ。こういうところで最も困るのは風呂。身体を洗うスポンジもなく、他人の使い古しの石鹸が平然と置いてある。ボディーソープは薄めてあり、シャンプーを使うと、髪がきしんで痛い。 経験上、こういう山の中のホテルというのは、ほぼ間違いなく最後のタイプ。私たちは車の中に、そういう時のために「風呂セット」を備えてある。やばそうなところに入るときには、それを持参するのだ。 当然このホテルに入るときも、その風呂セットを持って入った。すると意外。かなり揃っている。スポンジはもちろん、入浴剤まである。こんなボロいホテルではまずない。というか、入る前の私だったら、100%ないと断言しただろう。こういうとこには珍しく、サービスに力を入れてるな、と思ってみると、机の上に、プラスチックケースに収められた管理人から宿泊者への手紙が。 ものすごい達筆で綴られたその手紙には、以下のような内容のことが書いてあった。「先日、部屋を片付けていると、<おばちゃん、ごめんなさい、今日はわけあってどうしてもゴミを持ち帰ることができません>を書かれたティッシュに包まれた千円札が。お金ではありません。その心遣いが嬉しいのです!その反対に部屋を汚して黙ってかえる人、風呂の水を出しっぱなしにする人なども> 転送が中断されました!ソ込みは許しますが、ゴミは持ち帰ること●風呂を出しっぱなしにしないこと」などといった注意事項が。実際に接してみると、恐ろしく説得力がある。思わず、コンビニのゴミを全部持ってかえってしまった。翌日10時に出発して、宮島に向う。12時を少し過ぎたころ、ようやく到着して、フェリーに乗って、島に渡る。まずは日本三景巌島神社へ。残念ながら今は干潮で、浜辺ではわらわらと地元の人らしきおっちゃんおばちゃんが潮干狩りをしている。神社に入り、廊下をぐるぐるとまわりながら、おみくじを引くと、なんと人生初めての凶を引いてしまった。凶て!内容を読んでも、なにひとつ救いのないことしか書いてない。凶なんだから当たり前か。思わず破り捨てたくなるが、我慢して桟に結ぶ。これって杉の木に結ぶんじゃなかったか。 神社を出て、水族館の方へ。水族館の前までいくと、なんと入場料1500円と書いてある。おいおい、いい加減にしてくれ。どこに1500円とる施設がある。半額でも躊躇するって。下関水族館と設備変らんくせに・・・。下関水族館は400円だったぞ。ぶつぶついいながらロープウェーに向う。 私はロープウェーが大好きだ。馬鹿は高いところに・・・じゃないぞ。逆にダーリンはロープウェーが大嫌い。あんなもの信用できないそうだ。とりあえず、黙って近くまで連れていけば乗るだろうと、黙ってそっちへ連れて行くと、どこに行くのか聞かれた。仕方なく答えると、あっさり「いいよ」というので、喜んで乗り場へ向う。・・・しかしいつまで経っても乗り場は現れない。気温は30度。異常に暑い。そしてキツイ!!30分くらい坂道を登ると、ようやく乗り場に着いた。 ロープウェーの所用時間は20分ほどらしい。すぐに乗り込む。実際動き出すと、ダーリンはやっぱり固まっている。その様子をカメラに収めようとすると、不気味なほど明るい笑顔をつくる。めちゃくちゃ不自然だ。しまいには歩いて降りよう、などという。冗談じゃないぞ。 山頂にはたいしてなにもない。しかし眺めはいい。しばらく楽しんで、またロープウェイで山を降りた。 結局宮島には4時間ほどいて、その後、戻りの道すがら、岩国の錦帯橋へ。川では鵜飼の船が出ていた。それに乗りたくて、乗り場まで行くけど、ひとり3600円という値段に断念。しばらく橋の上から鵜飼を眺めて帰路につく。 本当は、そのまま帰る予定だったんだけど、前日の寝不足と宮島の疲れで、もう一泊することに。翌日は昼1時の出勤だったので、適当なところまで行って宿を捜す。ちなみにこの日泊ったところはひどかった。部屋になんだか変な匂いが染み込んでいる。しかも今時、100円入れないとテレビが観れない。頼むよ。まじで。 しかし、たった一日の休みでも、最大限に時間を使えば結構遊べるもんだ。また遊びにいこうっと。 |