作品にまつわるエピソード
|
「呪われた町」出版の経緯
|
-
"Salem's Lot"は"Carrie"脱稿後の半年で執筆された。
-
ハードカバーは、"Carrie"の倍の26,000部の売り上げを記録。1年後のペーパーバック版では、ニューヨークタイムズのベストセラーリストのトップに登り、
当時としては文句無しの成功をおさめた。
|
執筆のきっかけ
|
"Salem's Lot"執筆のきっかけとなったのは、旧友のひとことだった。
キングと、彼が食事をしていると、 たまたま「ブラム・ストーカーのドラキュラが現代に蘇ったらどうなるだろう」という話題になった。
そのとき旧友は「メイン州にあるようなさびれて孤立した町では 捜査の手も及ばないだろうな」と言った。
この一言が、キングの創作意欲に火をつけたらしい。 |
タイトル
|
当初は"Second Coming"というタイトルだった。その後"Jerusalem's
Lot"に改題され、最終的には、それを縮めた"'Salem's Lot"で出版された。 |
続編の構想
|
"'Salem's Lot"には続編の構想があったようだ。 その内容は、悪夢の終わっていなかったロット村に、ベンとマークが戻る、というような話だったらしいが、結局キングはこの続編を書くつもりはなくなったようである。 |