1975 呪われた町"'Salem's Lot"/長編小説
呪われた町(上)
/集英社文庫(文庫)
呪われた町(下)
/集英社文庫(文庫)
呪われた町
/集英社PLAYBOYBOOKS(単行本)★絶版
作品説明
20世紀のアメリカ。メイン州の田舎町”ジェルサレムズロット”に 〈永遠の不死〉という宿命を背負った吸血鬼が丘の上のマーステン館に蘇った。 不可解な死者が増えるたび、町に血の臭いが流れる。 姿を見せぬ吸血鬼と恐怖におののきながら対決する人々。 現代に蘇った吸血鬼によって崩壊していく町を迫真のリアリティで描く、キングの第2作。 
関連作品
    "'Salem's Lot"に関連した短編が"Night Sift"に2編納められている。 
  • 作品解説
  • "'Salem's Lot"は、ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」の設定 (吸血鬼は十字架やニンニクを怖れ、昼間は眠っていて、心臓に杭を打ち込むと死ぬ、といったようなもの) に忠実に従って描かれている。 
    作品にまつわるエピソード
    「呪われた町」出版の経緯
    • "Salem's Lot"は"Carrie"脱稿後の半年で執筆された。
    • ハードカバーは、"Carrie"の倍の26,000部の売り上げを記録。1年後のペーパーバック版では、ニューヨークタイムズのベストセラーリストのトップに登り、 当時としては文句無しの成功をおさめた。 
    執筆のきっかけ
    "Salem's Lot"執筆のきっかけとなったのは、旧友のひとことだった。 キングと、彼が食事をしていると、 たまたま「ブラム・ストーカーのドラキュラが現代に蘇ったらどうなるだろう」という話題になった。 そのとき旧友は「メイン州にあるようなさびれて孤立した町では 捜査の手も及ばないだろうな」と言った。 この一言が、キングの創作意欲に火をつけたらしい。 
    タイトル
    当初は"Second Coming"というタイトルだった。その後"Jerusalem's Lot"に改題され、最終的には、それを縮めた"'Salem's Lot"で出版された。
    続編の構想
    "'Salem's Lot"には続編の構想があったようだ。 その内容は、悪夢の終わっていなかったロット村に、ベンとマークが戻る、というような話だったらしいが、結局キングはこの続編を書くつもりはなくなったようである。 

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