イメージ画像

遺伝する確率の三つのパターン

自分の知り合いにも母と娘の両方が70kgぐらいある親子がいます。これなどは遺伝の典型的な例と言えます。

アメリカのマイヤーらの研究によりますと、母親も父親も両方とも太っていると、その子供の約80%が太るとの報告がされています。

そして母親だけが肥満で父親が普通の体型の場合、その子供の60%は太っています。

また父親だけが肥満で母親が普通の体型の場合では、肥満になる確率は約40%だと言われています。

肥満になるならないは、遺伝が最大の決め手になるようです。
そしてその影響が大きいのは父親よりも母親の方です。

遺伝の影響が大きいとはいっても、肥満になる原因はそれだけではなく、子供が成長していく上での後天的な要素も大きく関わってきます。

特に食生活では母親の好みがそのまま子供に伝わります。母親の好きな食べ物を自然と多く出すようになりますし、間食の習慣にしても母親の習性が子供に伝わります。

母親の好きな揚げ物・お菓子・甘いもの・ジュース。こういった食べ物を親子で食べる機会が増えてくればやはり子どもも太ってきます。

人の一生のうち脂肪細胞の数が増える時期は3回あると言われています。一番最初はまだ母親のお腹の中にいる胎児の時期で、妊娠末期の3ヶ月です。

そして生まれてから1年余りの乳児期、そして思春期の三つです。

この時期に増えた脂肪細胞の数は減ることはありません。脂肪細胞は小さくなることはあっても数が少なくなることはないのです。

最近の調査では幼い時期に太っていた子供が必ずしもそのまま肥満体になるとは限らず、また、幼い時期に痩せていた子供が成長とともに肥満児になる場合もあります。

以前は乳児期に過剰に食べ物を与えすぎるのが肥満の原因ということで、この時期の栄養摂取を考えるようにという風潮がありましたが、今はむしろ思春期以降の過剰な食事が脂肪の増殖に大きく関わっているという意見が多数を占めています。

近年では肥満遺伝子を調査する肥満遺伝子検査キットなども発売されています。自分の検体を送る方法は商品によって少し違いますが、例えば採取棒で口の中を擦(こす)ってそれを送るなど、検体自体を取るのは極めて簡単です。

それで肥満のタイプを判別してくれてそれに基づいて最適なダイエット法を指導してくれるのです。

遺伝子によって太る原因や最適なダイエット法が違います。まずは自分の肥満のタイプを知ることが大切になってきます。値段も手頃で検査結果はスマホで見れたり、食生活やダイエット法のアドバイスをしてくれたりなど、個別指導してくれることから人気上昇中です。

あなたがヤセない本当の理由は?→今すぐ遺伝子検査で判明!


このページの先頭へ