髪とヒゲ
髪の毛は切らずにいるといつまでも伸びていきそうな感じがしますが実際にはそうではなく、ある程度のところまで行くと成長が止まり、その後自然に抜け落ちます。大体1日に抜ける髪の数は、正常な状態で1日100本前後と言われています。
髪の毛は皮膚の深いところの真皮(しんぴ)や、皮下組織にある毛包(もうほう)で細胞分裂が起こることにより髪の毛が生まれます。
そして髪の毛の根元には毛球(もうきゅう)と呼ばれる丸い部分があります。この毛球で23時間から72時間に1回の割合で細胞分裂が起こることにより、髪の毛は伸びていくのです。
毛球の細胞分裂のスピードは時間帯によって違います。だいたい午前中は毛球の細胞分裂が起きやすい時間帯で、それはすなわち髪が伸びやすい時間帯ということです。
髪の毛が伸びる速さは平均して1日に0.3mmから0.45mmです。1ヶ月でだいたい1cmから1.5cm伸びると言われています。ただし高齢になるにしたがって、次第に髪の伸びが遅くなっていきます。
髪の毛の寿命は大体3年から6年です。それぐらいの期間が過ぎると髪は成長が止まり、さらに成長が止まってからその3ヶ月か4ヶ月後に自然に抜け落ちます。
髪が抜けた後3ヶ月か4ヶ月休むと、再びそこから新しい髪が生えてきます。
またヒゲに関しても最も伸びやすい時間帯というものがあります。
人間のヒゲは、夜中よりも昼間、冬よりも夏によく伸びます。伸びる長さは人それぞれですが、よく伸びる時間帯は誰しも同じです。
ヒゲは、だいたい朝の8時から10時ぐらいに最も活発に伸びていきます。その伸び率は夜中の3倍程度と言われています。しかも夏は冬の1.8倍のスピードで伸びていきます。
ヒゲの伸びやすい人だと、朝しっかりとヒゲを剃(そ)って出勤してきても、一日中仕事をするうちにだんだんとヒゲが伸びてきて、夕方にはアゴの辺りにうっすらとひげが目立つようになることもあります。
こういったことは夏によく起こります。ですがただでさえも暑いのに、夕方の時点でどれだけ自分のヒゲが伸びているかなど、そこまで気にしていられません。
中途半端に伸びていると汚らしい印象を与えることもありますが、髭(ひげ)の伸びるスピードは人それぞれであり、その人にとっては夕方に髭が生えてきていたとしても、それが普通の状態です。
ヒゲが伸びるのが早い人で気になる人は、昼に一回剃(そ)った方がいいかも知れません。
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