自分でできるダニを駆除する方法ではまだ不完全
朝、起きたら体のあちこちが猛烈にかゆい・・。しかも毎日ダニに刺される・・といったような経験をしたことはありませんか?
私はあります。
ダニが繁殖していく環境としては、適温であること、適度な湿度があること、餌があることの3つが大きな要因となっています。
対策としては、まずしっかりと掃除を行うことです。また、布団や毛皮などについてはできるだけ干すようにした方が良いですね。乾燥機にかけるまでもなく天日干しで十分ですので、しっかりと干して下さい。
地味に効果が高いとされているのが、吸引力の強い掃除機を使って掃除をすることです。
布団や毛布などに掃除機を使うのも良いですし、ソファなどについてもしっかりと掃除をしておくとダニを減らすことができます。
そうした時間がないという場合は、換気を行って部屋の空気を乾燥させるだけでも効果があるそうです。
殺虫剤を使うのも、もちろん有効な手段です。
特に効果があると言われているのが、針を差し込んで殺虫剤を噴射するタイプのものでしょう。ただのスプレータイプですと、ソファなどのマットの奥に潜んでいるダニを駆除することができません。
これらは、一般的に家庭で行えるダニ対策ですが、これらの方法でダニを減らしたり、それ以上の繁殖を抑えることは出来るものの、残念ながらダニがゼロになるということはありません。
有効ではありますが、完全に安心というわけではないのです。
ダニは一般的に50℃になると死ぬと言われています。夏の暑い日、布団を外に干していると、確かに布団表面は相当暑くなりますが、布団自体が厚いため、ダニは布団の奥の方の、少しでも温度の低い方へと逃げていきます。
もちろんこれは、布団乾燥機を使った場合も同様です。
掃除機をかけた場合でも、吸い込めるのは布団の表面近くにいたダニだけであり、さすがに奥の方に潜んで、脚を繊維に絡めているダニまでは吸い取れません。
ダニは生き物ですから、殺そうとすれば逃げるということです。
そして、ちょっと油断して掃除や干すことを何か月か怠っていると、再び繁殖してしまいます。
では他に何か何か良いダニ対策はないものかとお探しでしたら、この
ダニピタ君
が良いのではないかと思います。
ダニをおびき寄せて、中に閉じ込めてしまう使い捨てのシートです。シートには、ダニの大好きな香りがつけられており、このシートを置いておくと、ダニが次々と入ってきます。
シートの中はダニの居心地のいいように作られているので、いったん中に入ったダニはなかなか外へ出て行きません。
そのうち、シートの中に仕込まれた粘着部分にくっついて出れなくなる、という、おびきよせて閉じ込めるダニ取りシートです。
試用期間は三か月で、三か月経ったらシートごと捨てます。ダニは中に閉じ込められているので、表面にいっぱい嫌なものがついているということもありません。
置くだけの簡単ダニ対策です。
新しいダニ対策!【ダニピタ君】
ダニピタ君の優れたところは
やはりなんといっても安全性です。中に仕込まれたダニをおびき寄せる香りは食品の香料です。
殺虫剤ではありませんから、赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心して使うことができます。
また、殺虫剤で殺すタイプだと、ダニの死骸が布団の奥やじゅうたんの中に残ってしまいますが、ダニピタ君の場合、生きているダニが、自分からシートの中に入ってきますので、シートごと捨てれば、部屋に死骸が残るということもありません。
また、ダニはシートの中に閉じ込められますので、シートの表面にダニの死骸がいっぱいで触れない・・などということもありません。使用後も見た目は綺麗なままです。
そして簡単手間いらず。置くだけですから、これ以上簡単なダニ対策もないでしょう。
そして威力も相当なもの。何軒かの家で実験を行った結果、家全体で7000匹や1万匹を捕獲したという結果も出ています。
ダニの繁殖力
ダニは室温が25℃くらいで湿気のある条件がそろうと、脅威的なスピードで繁殖します。
この気温といえば、日本ではだいたい6月がその時期に相当しますが、仮に6月の時点でオスとメスが30匹ずついたとしたら、秋ごろには約1万匹にまで増えると言われています。
ダニの寿命はそう長くはありません。発生しては次々自然死していきますから、ダニの死骸も次々と残っていきます。
布団の内部には、1平方メートルあたり10万匹のダニの死骸があるとも言われています。
ダニの繁殖を極力抑えるためには、湿気を取り除くことが大切です。湿度50%以下ではダニは11日くらいで死ぬらしく、湿気は温度よりもダニの生命に影響を及ぼします。
除湿を心がけることがダニの繁殖を防ぐことになるのです。
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