1食100円 野菜ダイエット
野菜ソムリエ・美波紀子さんの提唱するダイエット法。
1食100円野菜ダイエット―美人をつくる野菜の食べ方 単行本
「毎回食事ごとに多くの野菜を食べる」というのがこの方法の骨子です。その基準となる量がユニークで「一回で100円に相当する量」となっています。
もちろん、これはスーパーで売っている金額です。一回の食事で100円分食べられなかったら次の回で200円分を、それでも食べる機会がなかったら3回目の食事の時に300円分食べても構いません。一日かけて300円分の野菜を食べるのです。
外食や弁当の多い人であれば、1日の食事を振り返ってみると野菜をほとんど食べていない人もいます。自分で思っている以上に野菜の摂取量は少ないものです。1回100円分となっていますが、安いものであれば意外と多くの量になります。
野菜は3つのグループに分けられています。
緑のグループ
ピーマン(緑も赤も含める) アスパラガス 糸みつば オクラ さやいんげん かいわれ大根 かぶの葉 かぼちゃ クレソン 小松菜 サニーレタス サラダ菜 しそ 春菊 セリ 大根の葉 チンゲンサイ トマト ニラ ブロッコリー ほうれん草 わけぎ
白のグループ
かぶ カリフラワー キャベツ キュウリ ゴボウ さつまいも じゃがいも セロリ 大根 切り干し大根 たけのこ たまねぎ とうもろこし なす ねぎ 白菜 ふき みょうが もやし
黒のグループ
えのきだけ(大) きくらげ しいたけ しめじ なめこ まいたけ マッシュルーム
3つのグループの中からいくつか選んで、一日で全部のグループの野菜を食べるようにします。食前に食べておけばその後の食欲を抑えることも出来て、食べ過ぎを防ぐことも出来ます。
また、野菜は5分以上煮たものをなるべく食べるようにしますが、1日に1回は生の野菜を食べるように心がけます。食物繊維は共通としても、煮たものであれば病気予防・美肌のための抗酸化成分を摂取することが出来ますし、生のまま食べた場合であればビタミンの補給となります。
野菜を食事の時に多く食べることによって、ビタミンやミネラルの補給、食物繊維による満腹感、便秘の防止、そして食事量そのものを減らすことが出来、「食」という面からすると、食べる量自体を減らす低カロリー方式よりも安全で健康的な方法です。