ダイエットサプリメントの効果
現在、ダイエットサプリメントは大変な人気で、各メーカーから様々な商品が出ています。
ある人は「これでやせた」と言い、ある人は「全く効果がなかった」とも言います。評価は極端に分かれます。
サプリメントとは、正式には栄養補助食品と言います。すなわち、日常では不足している成分を補ったり、身体の機能の補助をしたりするものです。
飲むだけでやせるような強烈なものは薬です。そのような薬は市販はされていません。仮にそういう薬があるのならば、それはダイエット市場を独占し、世界的な大ヒット商品となるでしょう。もっとも飲むだけでやせるようであれば、何か内臓に被害が出そうですが。。
ダイエットの基本はあくまでも食事制限と運動です。この2つを毎日きちんと行って、その上でサプリメントを飲めば効果が促進されるのです。
ボディビルダーはハードなトレーニングを行い、筋肉の成長をより促(うなが)すためにサプリメントとしてプロテイン(タンパク質のこと = 筋肉を作る原料となる)を飲んでいます。
また、ビタミンやアミノ酸、BCAAなど、様々なサプリメントを飲みますが、思考の比率はトレーニングが90%以上を占めていると思います。
つまり第一にトレーニング、そして補助としてサプリメント、という考え方です。実際身体に与える影響は食物の方が大きいとはいっても、「ハードなトレーニング」と「飲むだけのサプリメント」では心の置き方はトレーニングが中心でサプリメントは心の中では付録的存在となります。
ダイエットサプリメントにもこれと同じことが言えます。普段の食事制限と運動を行っている人だけがそのサプリメントの効果を体感出来るのであって、努力している結果をよりつり上げる効果があるのがダイエットサプリメントです。
飲むだけで、食事制限と運動を全くしないのであれば、何を飲んでも効果は期待出来ないと思っても良いかも知れません。
市販されているダイエットサプリメントには、だいたい成分が表示されています。現在判明しているダイエットに有効な成分は
ビール酵母・食物繊維・グルコマンナンなどは、胃の中で膨らんだりして満腹感を与えたり便通を良くしたりします。
L-カルニチン・カプサイシン・αリポ酸・コエンザイムQ10・ビタミンB2などは脂肪燃焼を促進します。
ビタミンB1・キトサン・ガルニシア・ロズマリン酸などは脂肪や糖分の吸収を抑える作用があります。
サプリメントに減量効果の過剰な期待は禁物です。努力の上乗せをしてくれる商品と思った方が良いでしょう。