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08.効果線 〜 効果線パレットについて
expression3jから、新たに「効果線パレット」という機能が追加されました。これは、漫画でよく見られる、スピード線や集中線を作ってくれる機能です。
まず、基準となるパスを2本引きます。左の図は2本とも曲線ですが、もちろん直線でもOKです。
この2本の間に効果線が作成されます。
最初に引いた、この2本のパスをエフェクトラインといいます。
この2本をオブジェクト選択して効果線パレットの「効果線作成ボタン」を押します。
効果線が作成された時点で、最初に引いたエフェクトラインは消えます。
左の図は、エフェクトラインを直線にして、効果線を作成後、効果線パレットのパラメータをいじったものです。
線はストロークを適用することも出来ますし、色を変えたり、幅を不均等にしたり、また始点側(または終点側)の長さを不均等にしたりすることも出来ます。
脚の部分の上下に2本の直線を引き、これをエフェクトラインとして、効果線を作成します。
ストロークはエアブラシを使いました。
しかしこの状態では不自然ですので、脚の中の部分だけをポリラインで囲み、切り抜きの機能を使って、欲しい部分だけを残します。(右の図)
オブジェクト → 切り抜き → 上のパスで作成
2コマ目の下の部分の線も効果線パレットです。
この時のエフェクトラインに使ったのは2本の線ではなく、円です。円を描いて効果線パレットの作成ボタンを押すと、中心から外に向かって効果線が作成されます。
パラメータをいじって線の幅を若干不均等にします。
効果線の上の部分を消したいので、この効果線のオブジェクトの上に、線なし(ストロークなし)の四角形を描きます。
この四角形を白100%で塗りつぶすと、効果線の「線」は残っているのですが、上に違うオブジェクトが置いてあるため、重なった部分が見えなくなった、という状態になります。
境目の部分の拡大図です。シャープな形で、ある一線を境に効果線は消えています。
このままでもいいのですが、境目をぼやかしたいので、上から描いた四角形にソフトエッジを適用すると、右の図のようになります。
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