Top Page  expression - tips  11  09


10.リングロープ 〜 基本線の応用について

ロープの部分ですが、左の図のように、平行線 ― カーブ ― 平行線と変化する、閉じたパスを、手で正確に描くのは極めて困難です。多分、自分には出来ません。

こうした場合、基本線(強弱のない単純な線)を利用することによって同じ効果が得られます。

まず、適当な太さの基本線を一本引いて、この線を選択して「コピー」します。

そのあと「編集」から「レイヤーと一緒にペースト」を行います。

「レイヤーと一緒にペースト」を行っても見た目は全く変わりません。これはこの線が、全く同じ場所にコピーされたためです。

つまり、同じものが同じ場所にぴったり重なっているために、見た目は一つに見えるのですが、実はこれは2つの線ということになります。

上の状態で選択されているのは、2つ重なっているうちの上の方の線です。

このまま選択状態を解除せずに、ペイントスタイルパレットで、上の線だけ灰色に色を変え、更に太さを若干細くすると、左の図のようになります。

つまり、最初に引いた黒い線の上に、少し細い灰色の線を重ねて、最初の黒い線の外周だけを残した感じになります。

以下、内部の細い線も同じようにコピーして「レイヤーと一緒にペースト」。

ペーストされた線の太さだけ調節して上下にずらします。




Top Page  expression - tips  11  09