ギターづくり=自分の生き方、挑戦
 リュックサックにギター2本人れて、まるで行商のように海外に旅立つこともある。
パリの「ギター国際コンクール」やドイツの「ミュージック・メッセ(楽器市)」で、自分の作品が海外でどう評価されるか試すのだ。
「すこしでも多くの人にギターを知ってほしい。」
という啓蒙的な思いをこめて、演奏家のコンサートも主催する。
 「『つくること』はひとつひとつが発見です。この仕事は天職! 残りの人生で最高の仕事ができれば満足です。」
と言いきる阿部さんは、百年後の“アベ・ギター”を夢想しているようだった。

 


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