木工作品
 

 2002年の11月に錦町にある温泉からの帰り道に立ち寄ったウッドビレッジ(美川町)で知ったひょんな事から囲炉裏を作成して以来、木工にはまっています。
 所は美川木工(クリックするとホームページが出てきます)で、錦川の中流域にあります。2ヶ月に一度のペースで「木工のつどいい」があり、昼食付きで4500円前後で一日が楽しめます。道具はそちらに揃っており、手ぶらで行っても困りません。ほとんどキット状態で用意してあり、後は少し手を加えて組み立てるだけですから子どもや女性も気軽に参加できます。
   
木工センターのスタッフの皆さん左端の人が所長の三浦さん。 木工センターのシンボル的存在のイノシシです。
木工センターのスタッフ以外の助っ人(大工)さんです。


作品集

飾り棚の製作(08’9月7日)

 9月の木工の集いは、参加者のうち半数は初参加のようだった。
 今回の課題作品は、飾り棚とベンチ(背付きと背なし)の3つで、その中から選択したのは、飾り棚。丁度牛の置物を入れる飾り棚が欲しかったので躊躇なく選んだ。
 飾り棚を選んだ人は私を含めて計3名。あとの2名は女性だ。うち1名は女子高生。高校生の参加は、私の記憶からすると初めてではないかと。当然にもスタッフの指導に力が入る。
 今回の飾り棚の棚の付け方には、スタッフによる工夫が凝らされており、そんな作り方もあるのかと感心した次第である。
 昼はこれまでの夏野菜カレーではなく、そうめん汁とキュウリとナスビの塩揉み。ご飯はいつもながら大きな釜で炊くから美味い。どの人からも「ご飯が美味い」という声が発せられる。
 昼を済ますと、みんな休むひまなくもう次の作業に取りかかっている。そうすると、私も負けじと頑張らざるを得ない。
 今回の作業で手間取ったのは、初めにも書いたように、棚の付け方にスタッフの工夫が凝らされている所だ。1mmの狂いも許されない所なので、スタッフの助けを借りながらどうにか事無きを得た。
 牛の置物がまだ沢山あるので、これからまた飾り棚に挑戦したいものだ。

スタッフ(原さん)による説明 棚付け作業1 昼食
棚付け作業2 飾り棚の完成 飾り棚に牛の置物を入れる


取っ手付き小引出しの製作(08’5月25日)

 5月の木工の集いは、どうしたことだろうか少人数の参加者だった。
 今回の作品は、リモコン置きが丁度欲しかったところだったので即申し込んだ次第だ。
 ここんところ皆勤賞で、スタッフとも冗談がお互いに交わせるほど顔なじみだ。
 長いことこの集いに参加していると、初めての作品でも段取りが自分なりに見えてくるから不思議だ。今回は小人数だったので、スタッフの担当人数も少なく、適当にアドバイスを受けながら午前中に粗方できてしまった。
 昼は焼きソバだった。昨年の秋にやったようにフォークリフトに鉄板を乗せ、ガスでやるから短時間で美味しい焼きソバができる。家のフライパンで作る焼きソバとは段違いで、丼に3杯も食ってしまった。
 午後になると、取っ手と引出し部分の製作をした。これまでに何回も引出しを作っているからお手の物だ。最後はサービスで表面を焼いてもらったから、チョット上品なでき映えになった。
 今回はみんながまだ製作しているのを横目に、3時前に帰路についてしまった。

取っ手部分の面取り スタッフによる焼きソバ作り 焼きソバ3杯
引出しの底板を切る 取っ手の取り付け 取っ手付き小引出しの完成


座卓の製作(08’3月30日)

 3月の木工の集いは、例によって美川の木工センターであった。
 この度は、座卓に挑戦し、今回は2月の1ヶ月間同じ職場だった人にお声を掛け、2人で参加した。彼は1月の時にこちらが挑戦した本棚を注文していた。
 今回の作品は、手を掛ける部分が多く、これまでよりは作り応えがあった。
 先ずは、足と枠の部分の取り付けからだ。ホゾ穴をノミで開けたり、少々手間取った。例によって取りつけたのはいいが、上下が逆になってネジを外してやりかえたりと失敗続きは御愛嬌か。午前中にどうにか足と枠の部分は取り付けることができた。
 昼はカレーだ。いつものことながらすっごく美味しい。子どもさんも多く来ていたが、大喜びだ。余りにも美味しいので、また例によってお代わりをした。
 午後になると、引出しを入れる枠作りをして、引出し作り、そして天板をくっつける作業。あまり難しい作業はない。こちらの方は順調に進んで、3時半過ぎには全部をおえてしまった。面取り作業は帰ってからのことにして、連れと帰路についた。

足と枠の部分の取り付け 引出しの枠作り 座卓の完成


引き出し付き本棚と草引き車の製作(08’1月26・27日)

 1月の木工の集いは、山口県ふれあいセンターと共催し、由宇の銭壺山にあるセンターで1泊2日の泊まり込んでの製作だった。小学生の子ども連れが多く、例年にも増して盛況だった。
 この度は、本棚と草引き車に挑戦した。前回から参加し始めた元同僚Yさんも同じ作品に頑張って挑戦していたのには驚いたが、彼もやる気満々である
 製作に手間取る本棚の方から先に取り掛かり、草引き車は後に回した。
 先ずは、本棚の上の部分に作る引き出しのH枠から作り始めたんだが、うまくセンターに持っていってHの枠を作るというのが素人には難しい。そこのところをうまくやっておかないと、後でうまく引き出しが入れるかどうかが問題になってしまう。
 そこを作ると後は側板、棚板と順に作ればいいから楽だ。2日間あるので、引き出しと後ろの板張りは翌日に回すことにして、1日目は終わる。
 夜はスタッフとの懇親会だ。作品作りもだが、これを目当てに来ているような面もある。2・3日前から風邪を引いていたが、医者に通ったり、飲むのも控えてこの日に備えた程だ。スタッフには垂涎の焼酎「魔王」を持って行くと約束していた手前ドタキャンということは許されない。
 飲み出すと、話は尽きない。みんな飲むほどに酔うほどに手が宙に舞っては大声で話しているから不思議だ。
 Yさんとも久し振りになんのかんのとゆっくり話すことができた。いいガス抜きになった感じだ。
 翌朝は、年末に買った一眼レフのデジカメに1000mmの望遠を付けて四国の山から出る朝日を撮る。少々雲がかかっていたが、これくらいは良しとしよう。持ってきた甲斐があったというもんだ。
 朝の食事がおわると、9時から作業開始。引き出しと後ろの板張りを早々と済ませて、次ぎの草引き車の製作に取りかかる。
 草引き車は、もう材料はキット状態で用意してあり、別に板を切ることもなく、ただ釘を打ちつけ、面取りをするだけだった。
 草引き車は当面のところ孫の遊び道具になり、春が来て暖かくなったら活躍できそうだ。

本棚の棚板を揃えて切る 本棚の側板の面取り 草引き車の車の軸付け
草引き車の側板を打つ 2作品の完成 スタッフと懇親会


岩国寿司箱と扉なし引き出しの製作(07’12月2日)

 11月に予定されていた木工の集いが、少し遅れて12月2日に開催された。この集いも今回で58回を数えることになった。
 今回の集いには、以前一緒に勤めたことのある元同僚が初参加してくれた。私のホームページにある木工作品を見て触発されたようで、これなら自分でもできるし、暇つぶしにもなると思ったんだろうか。
 今回の課題は、以前作った扉付き引き出しと岩国寿司箱だった。岩国寿司箱作りだったら直ぐにできると思い、前回作った扉付き引き出しの扉なしを作ることにした。
 岩国寿司箱は、5合用と1升用があったが、予約の段階で5合用にしたのはちょっと不味かったかなと当日行って作品を見てから思ったこと。余りにも小さく、実際には3合程度用かなと。
 それにしても、寿司箱はお昼までには粗方完成し、1時過ぎからは扉なしの引出に取り掛かった。前回作っているのでスムーズに事は進んだ。でも、完成は4時前になってしまった。
 元同僚の方は、初めてだし、前回私があずった程の扉付き引き出しを作っていたので、こちらが帰る頃も必死でやっていた。
 今回のお昼は、寿司箱を作った関係から岩国寿司と豚汁だった。そして、岩国寿司の作り方の実演まで見せてくれた。
 今回寿司箱を作ったのはいいが、問題は誰が岩国寿司を作るかと言うことだ。連れ合いは早々と私はイヤよと言っている。

寿司箱のクサビ作り 参加者 2作品の完成
岩国寿司の作り方の実演風景
野菜を敷く 寿司を乗せる 寿司を満遍なく押さえる
椎茸等の具を乗せていく それを繰り返して3段に積む 最後に全体重をかけて押す

寿司の合わせ酢(5合用)
・砂糖 110g ・塩 20g ・酢 100cc ・コブ茶 少々 ・味の素


扉付き引き出しの製作(07’9月30日)

 例年9月の初旬に開催されていた木工の集いが、今年は9月30日に開催された。
 今回で57回を数えるこの集いも、岩国市に合併して以来参加者が多くなり、今回も家族連れが多く盛況だった。
 今回の課題は、以前作ったことのある4段引き出しと扉付き引き出しだった。今回は迷うことなく扉付き引き出しにした。
 今回は、簡単にできると思って取り掛かったが、思いの他作業に手間取ったため、引き出しと枠作りを昼までに済ませておこうという段階まではできなかった。
 お昼は今回初の試みで、鉄板で焼きソバと焼き飯を作って食わせてくれた。よく来るおばちゃん連中と助っ人大工さんの共同作業で、焼きたてのホカホカを頬張るんだからすっごく美味しかったのはいうまでもない。焼きソバのお代わりは勿論、焼き飯もお代わりした。これではメタボになるのは無理ないか。
 昼を食べた後必至で作業をやっていると汗がボタボタ落ちてくる。ここのスタッフが驚くぐらいだから並みの程度ではない。体質が変わったせいか、今年はよく汗をかく。ビールをしこたま飲むせいだろうか。
 今回は前回より多く手間取り、完成に4時過ぎまで掛かってしまった。
 さて作ったのはいいが、何処に仕舞うかが問題だ。今のところ英智庵に置いておく他はない。


側板の溝切り

お昼の焼きソバ作り

作品の完成


ラック入り本立ての製作(07’5月27日)

 5月27日美川の木工センターで開催された木工の集いは、家族連れが多く前回に続く盛況だった。参加者が多かったせいか、スタッフ以外の助っ人も沢山加勢に来ていた。こんなところがここのいいところかもしれない。
 今回の課題は、前回作った飾り棚とラック入りの本立てだ。飾り棚にもう一回挑戦したい思いもあったが、文庫本が溜まってきていることから、ラック入り本立てにした。
 棚がなく、4つのラックを出し入れするようなアイデア作品になっている。
 今回は、作業場面が多く、寸法を測って切ったり、穴を開けたりなかなか大変だった。特に本体の枠がゴムの木で出来ており、木が堅いのでネジ留めの時には頭がチョン切れないかとヒヤヒヤもんだった。以前そういった前科があったので尚更だ。
 昼までには本体の枠を完成する予定だったが、作業開始が遅かったせいもあるが、案外手間取ってしまった。
 お昼は親子丼と蕗の煮付けだった。すっごく美味しいので例によって今回もお代わりをした。作る楽しみもあるが、食べる楽しみもある。途中で水分補給する水も天然の水なので最高だ。
 昼を食べた後は、休みなしにラック作りに入る。出し入れに便利なように穴開けをするが、ここでいつものように失敗をやらかしてしまった。必要ない板にまで穴を開けてしまったから、スタッフに笑われてしまった。例によってですねと言いたげな目つきでの笑いだ。
 ここ最近は2時には作業が済んで帰っていたのに、今回は4時前まで掛かってしまった。6時から帰省した娘や長女の家族たちと食事をする予定にしていたので少々焦って、最後の面取りなどの仕上げは帰ってからの仕事(これが案外出来ていない)にしてお暇した。
 


チビがお仲間入り

スタッフの紹介

今日の参加者

作り方の説明

本立ての外枠作り

昼食は親子丼

ラック作り

手伝って貰って鋸引き

本立ての完成


飾り棚の製作(07’3月25日)

 3月25日美川の木工センターで開催された木工の集いは、新聞で募集したせいか近頃稀にみる大勢の参加者で盛況だった。
 今回は飾り棚の製作だ。牛の置き物などを収集している私としては願ったりの課題であった。
 新参の人達は、子供連れが多く、私が1月の54回のとき製作した野菜ストッカーと収納ベンチを作っていた。
 今回の課題である飾り棚は、高さが120cm程度で、足は前の部分が自然木を使ったものでチョット洒落た感じがする代物だ。これに挑戦したのは私を含めて2人。どちらから来られたか聞いてみると、偶然にも同じ平生町というのでお互いにビックリした次第である。そういえばどこかで見かけたような感じがしたのは気のせいだろうか。
 作業の説明を受け、材料を貰ったら棚板はすでに丁度の長さに切ってあった。主な作業といえば、貰った板の面取りをし、足になる部分を合わせて切り、自然木の棚受けになる所をノミで欠く程度。後はビスを使って組みたてるだけだったので何か拍子抜けしてしまった。
 初心者でも短時間でできるように事前にあれもこれもしつらえてあるのは、どうも良し悪しの感がする。
 自然木の棚受けになる所をノミで欠くところでやや手間取ったものの、他はそんなにてこずることもなく、完成したのが2時過ぎだった。


面取り作業

足のノミ欠き作業

飾り棚の完成


収納ベンチ&野菜ストッカーの製作(07’1月27・28日)

 昨年に続き1月27・28日と2日間、合併して岩国市になった由宇の銭壷山山頂にある「山口県ふれあいセンター」で開催された木工の集いに参加した。
 昨年参加して、木工の作業がメインで参加したと言うより、どうしても作業する時には話せない木工所のスタッフと夜飲みながらの交流に味をしめての参加と言った方がいいかもしれない。
 今回も参加してみて、この集いには女性のグループでの参加と子供連れ家族での参加が多かったのには驚いた。
 今回の作品は、1回作ったことのある収納ベンチと野菜ストッカーということで、昨年同様2作品に挑戦した。
 最近は素人向けに作品の難度が低くなっているので、鋸で切ったりノミで臍を取ったりということがあまりなく、組立てるだけのような感じなので、収納ベンチは最初の日に粗方できてしまった。
 2日目は前の晩に木工センターのスタッフと助っ人が沢山来てくれたことと、当日参加のグループもかなりおり、大盛況であった。
 スタッフはもっぱら女性グループに付きっきりで、私めなんぞには鼻も引っかけてはくれないのは仕方ないか。完成品を見ながら野菜ストッカーをシコシコと作っていたら、お昼を食べる前にこちらも粗方出来てしまった。急いで作ったので釘が板から何本か出てしまったが、これはいつもの想定内の出来事。あまり気にはしていない。
 夜の会のほうは昨年同様、発泡酒や焼酎をしこたま飲んだ。丁度芋焼酎を仕入れていたところなのでそれを持って行ってスタッフに飲んでもらった。話題は岩国市の基地問題から給食費未納問題まで多岐にわたっていた。
 それにしてもみんなバイタリティーで、仕事から離れて職種の違う人との交流はいい活力源になること間違いなしだ。


スタッフの紹介

鋸の使い方講習

先ずは面取りから

ベンチの部分の組立て1

ベンチの部分の組立て2

背板の柱の取り付け

ベンチの底板を切る

ストッカーの箱の組立て

作品の完成


囲炉裏の製作(06’11月19日)

 11月19日美川の木工センターで開催された木工の集いで、再度囲炉裏に挑戦してみた。
 前回の囲炉裏の時は、初めて集いに参加した時だったので、大分てこずった記憶があり、時間内に完成すればと思って参加した。しかし、一度作って段取りが分かっているせいか、思ったより早く進んだように思う。
 今回の集いには、子どもからおばさん連中まで、初心者が多く参加しており、久し振りに活気に溢れていたように感じた。心なしか、スタッフの意気込みも違っていたように思う。
 これも、市町村合併で宣伝が広域になり、家族連れが増えたせいからかもしれない。
 前回は側板を一枚板から切ったり、石膏ボードもうまく入るようセメントで削るなどもっと作業場面が多かったように記憶しているが、今回は初心者向けということでその辺は配慮したのかもしれない。あれよあれよという間に午前中で天板も含めて粗方出来てしまった。
 お昼は松茸ご飯が出ると期待していたのだが、今年は一昨年みたいに松茸は多く生えなかったみたいだ。おでんがおかずに出たが、本来ならそれで一杯といきたいところ。しかし、昨今の飲酒運転についての厳しい状況により、ご飯で頂くのみにした。
 午後は紙やすりで面取りをしたり、天板をバーナーで焼いたりと、これまでとはチョット凝った作りをしてみた。
 そんなこんなをして時間を潰したが、2時前には出来てしまった。
 今回作った囲炉裏は、家にはもう囲炉裏はあるので同僚にプレゼントするつもりだ。喜んでくれるだろうか。
 毎回の事ながら、道具はセンター持ちで手ぶらで行くだけ。これで4000円なんだから、これ程趣味と実益になることはないと思う。暇そうな知人に誘っても、なかなかいい返事をしてくれないのが残念だ。いつも家でゴロゴロしていそうなのに。


側板の鋸切り作業

側板作り

天板作り

多くの家族連れが参加

来年の干支である瓜坊

囲炉裏の完成


鉢置きの製作(06’9月10日)

 9月10日美川の木工センターで開催された木工の集いに久し振りに参加した。
 今回の課題は花の鉢置きと小引き出しが課題だった。小引き出しはこれまで作っているので躊躇なく鉢置きを選択した。
 今回の課題は、素人向けなのか大して難しい作業もなく切って釘で止めるだけの簡単なものだった。こちらより少し年配の女性も参加していて、スタッフのアドバイスを受けながらどうにか作業をこなしているようだった。
 先にも書いたように鉢置きは簡単な作業なので、いつものようなドジを踏むこともなく順調に進み午前中で粗方出来た。
 お昼はこの時期は夏野菜を入れたカレーが定番で、瓜が付け合せだった。腹が減っているせいもあるかもしれないが、いつもの事ながらここの昼は大変美味しい。
 午前に粗方出来ていたので、午後の作業は面取りと棚付けをするだけだった。これまで何回か参加して作業に慣れてきたからか、段取りよく出来るようになってきたと思う。これまでをよく知っているスタッフも感心していたようだ。
 今回も前回同様2時過ぎには出来てしまったので、スタッフに礼を言い早々とお暇することにした。
 今回は鉢置きということで作ったが、外ではなく家の中で鉢置き以外で使ってもいいかなと思っている。


鋸引き作業

棚作り

棚作り

昼は夏野菜カレー

棚付け

鉢置きの完成

作業台の製作(06’3月26日)

 3月26日美川の木工センターで開催された木工の集いに参加した。
 今回は50回の集いだからどんなものを作るのか期待して待っていた。しかし、ホームページには3月の第4日曜日に集いがあるとの予告があったものの、一向に案内が来ないので催促したら作業台を作るということだった。
 案内が遅れたせいだろうか参加者が少なく、8名ばかりの常連さんたちだけだった。
 今回の課題である作業台は、折りたたみができる90cm四方の代物なので、昼までに終わりそうな感じだった。でもお昼を戴いてすぐ帰るというわけにはいかないので、休憩を入れながら面取りとかも丁寧に行い、2時過ぎまでどうにかもたせて完成した。
 お昼は皿がないので、丼にカレーを掛けたカレー丼で、それにサラダが付いていた。いつものようにお代わりをしてしまったのは言うまでもない。
 今回は早く済んだので、以前勤めたことのある隣り町に住む元同僚のところに立ち寄ってみた。随分年を取っておられ、昔の元気な頃の面影は見られなかった。
 これで作業台ができ、工具類も少しずつ揃えてきているので家での作業もできるようになってきた。大きな作業は下の合歓の木工房にお邪魔すればいい。またこの台は折畳式だから、アウトドアでの台としても重宝できるのではないかと思っている。丁度欲しいなと思っているところに今回の作業台の製作だったので、ラッキーという他はない。


鋸引き作業

枠の固定作業

作業台の完成

戸棚セットの製作(06’1月28・29日)

 1月28・29日と2日間山口県ふれあいセンターで開催された木工の集いに参加した。
 これまでは、2日間拘束されるのが嫌で参加しなかったが、木工作品を作るだけでなくこれを機会にスタッフとも近しくしたいという思いがあって参加することにした。
 この度の木工の集いは木工センターの主催というより山口県ふれあいセンターが主催で広く呼びかけたもので、毎年1月の最後の土・日を使った定例の催しであった。
 山口県ふれあいセンターというのは名前は聞いてはいたが、行くのは初めてで見晴らしの良さに先ず驚いた。そして、この集いには木工教室のお馴染みさん以外に夫婦連れが多く、子供連れで参加という家族も幾組かあった。
 28日の14時から始まり、スタッフの紹介があって作品毎の説明の後早速製作を始めた。
 今回の作品は戸棚セットで、下の写真にあるように大きな戸棚と小さな戸棚を作り、それを最終的には上下でつないでセットにするものだ。
 2日間ということで、どうにかできるのではないかと甘い考えで出発したが、これが苦労の元だった。途中で枠の側板を左右じゃなく左だけを2つ作ってみたり、大きな戸棚の戸の部分をどちらも右を作ったりと、いつもの想定内の失敗の数々をやらかしてしまった。しかし、失敗したからといって新しい板には替えてくれないのがここの主義なので、自己責任でやるしかない。側板の方はもう一度穴を開け直し、少々見てくれが悪くても空いた穴には木を埋め込むことにした。戸の部分は29日から参加した人に右に部分を渡し、改めて左側を作り事無きを得た。
 そんなこんなで、みんなから遅れ遅れで予定の時間を回ってしまったが、完成しないことには家には帰れない。みんな意気揚揚として引き上げるのを横目で見ながら、惨めな気持ちでようやく16時前に完成した。完成といっても、面取りや上下につなぐ作業は帰ってからの宿題ということで勘弁してもらった。
 夜の会のほうは、今後の木工センターの話やその他話題が尽きなく、発泡酒や焼酎をしこたま飲み、寝たのは0時を少し回ったくらいだった。次の日は重い頭での作業になったのは言うまでもない。有意義であったが辛い一日でもあった。
 これで3食付きの宿泊代、飲み代、材料代すべて込みで、〆て11000円也。高いか安いかはその人の価値観次第。私にはこれほど安いアソビはないと思っているのだが。


スタッフの紹介

穴あけ作業

鋸でほぞ切り

上の戸の枠作り

上板の面合わせ

裏板受け作り

釘隠しと失敗穴隠し

一応は完成ホッと一息

夜の会

戸棚の製作(05’12月6日)

 11月27日の第4日曜日に開催された木工の集いに急用が入ったため参加できなかったので、お邪魔になるとは思ったが、振替休日をとった12月6日にお願いして作らせてもらった。
 この度の木工の集いはアンコール特集と題して、これまでで好評だった囲炉裏と戸棚、そして前回のコーナーラックからの選択だった。私はコーナーラックと囲炉裏は製作済みなので、躊躇なく戸棚を選択しておいた。
 昨日からの寒波到来で、周りに雪を見ながら木工センターに到着した。手がかじかんで木工日和ではなかったが、この日しか行けないので無理して行くことにした。
 行ってみると完成品が展示していないため、スタッフにお聞きしながらの製作と相成った。嫌な顔一つせず丁寧に教えていただいたので、スムーズに段取り良く作ることができた。
 15時には終えなくてはいけないので昼食はそそくさと済ませ、兎に角完成させることを急いだ。この度も蝶番の難しい場面があり、うまく扉が閉まらないという想定内の出来事があったが、どうにか時間内に完成させることはできた。仕上げはまたゆっくり英智庵ですることにして、15時少し回った頃お暇した。


ドリルで穴を空け、枠作り

所長さんとツーショット

うまく閉まらないが完成



コーナーラックの製作(05’9月4日)

 夏休み明けの9月最初の日曜日に開催された木工の集いに参加した。
 この度の木工の集いは、引き出し(昼食付で4000円)とコーナーラック(昼食付で4000円)だったので、私はコーナーラックを選択して製作した。
 午前中はさほどでなかったのだが、午後になるとちょっと暑かったせいかタオルが手放せなかった。今回タオル地の頭に被るものをつけて製作したが、こちらも汗でびっしょりだった。
 この度のコーナーラックは、扉を蝶番でとめるのでそこでチョット手間取った。
 ノミの使い方、ノコギリの切り方等本職が側について口と手を頻繁に出してくるので、楽だったし、大分参考になった。
 台風が来るような気配なので、家や英智庵の片付けのため15時少し回った頃お暇した。
 お昼は、夏野菜のカレーで、それに胡瓜と茄子の塩もみが出た。また、デザートにはスイカも出た。いつものようにお代わりをしたのは勿論である。
 今回の作品は仕上げ途中で帰ったので、丁寧に表面に紙やすりをかけ、色付けしたら完成という寸法だ。


扉のコーナーをとめる

扉の角の面取り

棚板作り

お昼はカレー

後ろの部分の張り合わせ

完成


引き出しと道具箱の製作(05’5月29日)

 久し振りに木工の集いに参加した。
 この度の木工の集いは、引き出し(昼食付で4000円)と道具箱(昼食付で2000円)だったので、私は引き出し、家内は道具箱をを選択して製作した。
 ちょっと暑かったせいか汗ばんで、途中何回もお茶を飲みながらの製作となった。
 この度の引出しは、うまく引き出せるようにしつらえなければならないので、これまでよりチョット手間取り、お昼の食事を挟んで、終わったのが16時近くになってしまった。
 お昼は、山菜の入った炊き込み御飯とお汁、それに蕗の煮物が出た。森林浴をしながら汗をかき、ハラペコだったので、いつものようにお代わりをした。
 今回の作品はクリの木を使っていて重量感があり、なかなかのものである。帰ってからさらに色(オスモカラー)をつけて完成の運びだ。


押さえてもらいドリル作業

ノミを使った作業

引出しの完成

道具箱の完成

キッチンワゴンの製作(04’11月21日)

 この度の木工の集いは、デッキチェアーとキッチンワゴンとの選択だったのでキッチンワゴンを選択して製作した。
 初めはコロ(車)までも自分たちで木取りをするのかと思ったら、スタッフからそんなことまでするんならそれだけで1日つぶれてしまうよと笑われてしまった。
 ほとんどのパーツが切ってあったり、ほじくってあったので主な製作活動は組み立てて後は紙ヤスリで面取りをするぐらい。
 今回は若い(20代前半と思しき)2人のネエチャンも挑戦していたが、スタッフの手伝いもあったせいかなかなかうまく作っているようだった。
 こちとらは、もう2年のキャリアがあるのでおおよその見当がつき、段取りよく組み立てることができた。(ようだ。)
 ちょっと寒かったせいか、10時からの説明になった。その後すぐに製作に取りかかり、お昼の食事を挟んで、15時には終了してしまった。
 お昼は、松茸が豊作ということで、松茸ご飯にお汁という我々には豪華な食事であったが、スタッフに言わすと「また松茸」とうんざりした様子。(この秋はもうイヤになるくらい食べたそうな)
 それにしても今回の松茸ご飯付きの4000円は格安だったの感大哉。

組み手の面取り作業

組み手の補強作業

棚板の切断作業

お昼の松茸ご飯とお汁

仕上げの面取り作業

家で車を付けて無事完成

デッキチェアーの製作(04’9月5日)

 一本足テーブルの対となるデッキチェアーを製作しに行った。
 これまでは愚妻と一緒の製作ということもあったが、こちらのはそっちのけで手伝いすることが多かったので、なかなか自分のことに集中できなかった。
 今回は元同僚に紹介していたので、その夫婦と一緒に行くことになった。
 2人対1人で同じデッキチェアー。あちらは夫婦合作で、こちらは1人。これは遅れをとるのではないかと少々焦り気味で、仕事に取りかかった。
 面取りとかは少々手を抜き、兎に角遅れないようにと仕事に励んだ。
 まあ、経験で言えばこちらの方が上なので、どうにかしのぐことができた。
 2人の感想を聞けばまあまあということなので、これからも一緒のことが増えるかもしれない。
 今回はお互いにデジカメで撮り合ったので、写真が多くなった。ここには写っていないが、ポール盤で穴をあけたり、面取りをしたりと汗だくでの仕事も沢山あった。
 日常生活から離れ、森の空気を胸一杯に吸って、いい息抜きになった。
 昼食は、今回は炊き込み御飯で、あまりにも美味しいのでお代わりをしてしまった。
 しかし、これで昼食付きの4000円は安い。今度ご一緒してみませんか。


ノミでホゾヲを開ける作業

ノコで切り取り作業

座と足の部分を留める作業

これで完成!!

1本足テーブルとセット

早速セットで夕涼み

鏡台の製作(04’3月21日)


鏡台の下の部分を作成中

鏡台の完成

踏み台と階段ダンスの製作(03’11月23日)


慣れぬ手つきで板の切断

それぞれ作業に熱中

釘隠しに竹の串を埋め込む


これまでの作品


2日掛かりのテーブルセット

錦帯橋の橋材で時計(左)

階段ダンス

ベンチチェスト

囲炉裏と整理棚

小引出し