杜氏の里安芸津とカープ応援ツアー
安芸津駅 | 杜氏のふる里 | 安芸ノ島の碑 |
三浦仙三郎翁の像 | 榊山八幡神社の酒樽 | 柄酒造(関西一) |
今田酒造(富久長) | マリンビュー | マリンビュー車内 |
巨人対広島 | 7回攻撃前の風船 | 2:1で広島勝利 |
毎年青春切符を使ってカープ応援ツアーを組んでいるので、今年は山と渓谷社発行の「山陽・山陰小さな町小さな旅」を見て、広島の西条と並ぶもう一方の酒処である安芸津巡りと組んでみた。 酒処に行って飲まないわけに行かないので私の連れ合いに送り迎えを頼むことにした。 先ずはチケットを購入するために西広島で下車し、連日暑い日が続いているので帽子を買って広島球場へ。いつものように外野の自由席を買い、一安心して安芸津へと向う。 呉線は広島駅から三原駅へと直通で行く列車はほとんどないと言っていい。多くが広駅止まりで、そこから乗換えて三原へ向うことになる。 そこで、広駅で乗換えで繋ぎのいい列車を選び、昼は地魚を酒の肴に地酒で一杯やろうと安芸津でとることにした。 おあつらえ向きに「富楽寿司」が駅裏にあり、まずは地酒「関西一」のマス酒を注文し、アブリ刺身とアラ煮を肴に一杯。さらに、「富久長」でもう一杯。至福至福。 ほろ酔い気分で暑い最中、軟水醸造法を開発して広島の酒を全国に知らしめた三浦仙三郎翁の像へと向っていると、安芸津が生んだ相撲取りである安芸ノ島の碑を偶然見つけた。贔屓ではないが、金星の多い玄人受けする力士との印象が強かったように思う。 榊山八幡神社には酒造りの町にふさわしく三浦仙三郎翁の像が立ち、石の酒樽が奉納してあった。隣りの松尾神社には酒造りの神が祀られているという。 その後、今も残る造り酒屋の柄酒造(関西一)と今田酒造(富久長)を巡っていると雷が激しく鳴り出したではないか。程なくして土砂降りの雨。酒造巡りはそそくさと済ませ、駅で雨宿りと相成った。いつもなら地酒を買い込むところだが、この後野球観戦があるので断念する。こんな天気じゃ野球が中止にならなきゃいいがと案じていたら、その内に小降りとなり三原につく頃には止んでいた。 安芸津駅から三原駅まではマリンビューという洒落た列車で、広い窓で瀬戸内の美しい景色が眺められるようになっていた。この列車を狙っての乗車でなかったのでラッキーという他はない。 三原駅から広島駅へと向かう列車が遅くに到着した。乗って車内放送で判明したところによると、落雷事故で山陽本線の全便のダイヤが狂っているらしい。案の定広島駅には30分遅れでで着き、広島球場に行ったたときには2回の裏になっていた。 早速そごうで調達した焼き鳥をつまみに発泡酒をあおる。黒田の先発で負けてはいたが、嶋のホームランで逆転すると、高橋、永川とつないで2:1という僅差で勝利した。多くのファンとともに喜んで万歳をしたのは言うまでもない。 帰りはまだ落雷事故の影響からダイヤが狂ったままであったが、どうにか家にたどり着くことができた。 |
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2006年8月12日 山陽本線 呉線 昼食と安芸津巡り 山陽本線 |