備前焼と尾道で一杯

駅前の窯元 市の指定文化財の天保窯 天津神社
備前焼の工程 備前焼 伊部駅の備前焼の壁画

 神楽に引き続き、連れ合いを誘って、チョット長旅になるが、岡山の先の備前焼の古里伊部にまで足を伸ばした。
 青春切符を使って遠くまで行くにはどうしても朝は早くなる。朝食を作って食べていたら、4時起きになってしまうので、こんな時は、コンビニのお世話になる。
 東へ旅に行く場合は、柳井港に車を置いて行くのが定番だ。その手前にコンビニもあるので丁度都合がいい。
 3月のダイヤ改正(改悪?)で朝早く出発して岡山まで行く便がなくなったので、乗り継ぎをしては行かなければならない。
 この度は柳井港から乗り、広島で乗り換え、さらに糸崎で乗り換えて岡山に行く予定を当日変更し、一便早い列車に乗り、三原で乗り換えるだけにして岡山に行くことにした。乗り換えが少ない分列車の中でゆっくりできるというもんだ。
 岡山で早い昼食を取り、目指す伊部へ。伊部駅からボランティアガイドの案内があると思ったら、土曜にはなく、日曜限定であったのには当てが外れてしまった。
 仕方がないので、ボラティアガイドが案内するコースを、二人で巡ることにした。
 駅近くを巡るし、地図があるからそんなには困らなかった。
 先ずは冷やかしに店を巡って、どれを買うか目星をつけておく。備前焼の牛があるとつい手が出そうになるが、我慢する。
 巡り巡って、とうとう焼酎のオンザロックに適当な器と微細な泡の出るビールのコップ、勿論備前焼の牛の置き物、牛の香炉と財布の紐が緩む。丁度、旅行積立金6万円也が返還されたので、気は大きくなっているから大散財だ。
 帰りは、尾道の行きつけの店「みち草」に寄る予定が、貸切のため急遽その近くの「すえ膳」にする。ここも以前行ったことがある店で、量的には少なくて物足りない面があるが、味良しでなかなかの店である。
 刺身に始まり、酢の物、天ぷらと一当たりビールと焼酎で飲んで、最後にはかき揚丼で締めた。
 本来ならもう一便遅い列車で帰るつもりが、飲まない手持ちぶたさの連れ合いが側に居ればどうしても、腰を上げざるを得ない。
 これで、青春切符を4回分使った勘定だ。後一回分は、私一人でいつもの一の俣温泉行きで終りだ。

 旅 程

 2008年3月22日(土)

山陽本線

柳井港6:20 − 三原9:07 9:12 − 岡山10:45(昼飯)

赤穂線

岡山11:55 − 伊部12:37

伊部の地に伝わる備前焼にふれるコース 約2時間半

伊部15:19 − 岡山16:01

山陽本線

岡山16:17−尾道17:33 尾道で一杯「すえ膳」

尾道19:26 − 広島20:50 21:00 − 柳井港22:11