神楽観賞と岩国で一杯

「胴の口」宮乃木神楽団 「青葉山」亀山子ども神楽 「大楠公」飯室神楽団
「大江山」宮乃木神楽団 「天神記」あさひが丘神楽団
「大鬼子鬼」上矢口郷土芸能 「紅葉狩」鈴張神楽団

 春となれば、青春切符での旅行となる。
 連れ合いを誘って、丁度広島の可部で催される神楽大会へと洒落こんだ。
 以前から連れ合いが、本場の神楽を直に観たいという願望があり、今回の旅行と相成ったもの。
 山陽本線を東に向い、広島の手前の横川で乗り換え可部線へ。これまでは三段峡まで線が延びていたのだが、3年くらい前になるだろうか、赤字線ということで廃線となり、可部どまりになったものだ。(三段峡ハイキングとカープ応援ツアーは夏の定番だったが、この廃線で止む無く断念)
 可部の町は広島市に合併され、ベッドタウン化しており、団地が彼方此方に造成されている。
 会場に着いてみると、もう演目は始まっており、観客席は満杯であった。壁によりかかりながら観ていたのが午前中。午後からは多少空き席もでき、ゆっくりと観賞できた。
 初めてみる神楽に我がカメラマンはファインダーを覗くことが多く、この場には全部載せきれないのが残念である。
 神楽というのは、豪華絢爛の衣装や化粧、立ち振る舞いなど歌舞伎や中国の京劇とどこか似ているところがあり、存分に楽しませてもらった。連れ合いも、また次も来たいねと満足至極の様子だった。
 10時から15時まで迫力満点の神楽を堪能し、帰りには岩国で途中下車。以前岩国に住んでいた時の行きつけの店(焼き鳥屋の「大阪屋」と魚の美味しい「源蔵」)に行くとどちらもお久し振りとのおかみさんの声。昔のお馴染みさんを忘れてはいないのが商売上手の秘訣か。
 大阪屋では、20年前の定番である皮、ズリ、レバーを食ったが、相変わらずここの焼き鳥はうまい。ビールと焼酎の杯がすすむ。源蔵では、刺身と鯛のアラ煮で一杯。最後はサバのバッテラ(これが美味い。常連さんはこれで最後を締めるのが慣習し)で私も締めて帰路についた。


 旅 程

 2008年3月20日(木)

山陽本線

柳井港7:32−横川8:53 

可部線

横川9:13−可部9:44 安佐北区民文化センターで神楽観賞
 

可部16:11−横川16:45

山陽本線

横川16:54−岩国17:38 岩国の大阪屋と源蔵で一杯

岩国20:47−柳井港21:15