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| 酒蔵 | 酒用の水 | 酒を入れて藍染め |
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| 酒の蒸し樽 | シンボル的酒屋の煙突 | 酒の試飲 |
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| 酒蔵巡りの拠点 | 元祖美酒鍋屋 | 美酒鍋で一杯 |
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| 福屋デパートで院展 | ひろしま美術館で 幕末浮世絵アラカルト |
焼き鳥と居酒屋 御嘉家” |
後２回分残っている青春切符で、予告通り広島へ繰り出し、酒蔵巡りと幕末浮世絵アラカルトへ行った。 ＪＲが募集している駅前からのボランティアの案内によるウォーキングで、この度は、私は一度行ったことのある西条の酒蔵巡りにした。 以前私が行った時は、夏の暑い時分で、この度のように酒蔵の案内もなく、勿論試飲もない。 西条に着くと、集合場所である観光案内所に急いだ。集合時間が１０時半だからだ。行ってみると、下りの１０時３８分到着を待ってから出発ということで、それまでボランティアさんの西条についての案内を聞いて待つことにした。 ここ、西条は酒所として有名だが、ここに広島大学が移転してからは、学園都市とも言われ名を馳せている。敷地面積は筑波大学に次ぐほどの規模だというから凄いことは凄い。 この日の参加者は、私たち夫婦と女子学生３名の計５名で、こじんまりとした集団で、ボランティアさんは少々気が抜けたかもしれない。 今時分は、新酒の仕込みが終わり、搾り立ちが試飲で頂けると思ったら、案の定だ。女子学生は信州くんだりから来ていたらしいが、この人達はこれを狙ってきたのか、飲みっぷりがいい。こちとらも、これが目当てだから大吟醸やら、チョットした古酒なんぞを遠慮なく頂いたのは勿論である。 そんなわけで、酒蔵毎にそれぞれが飲むもんだから、予定の案内時間をオーバーしてしまい。最後の方は、そそくさと回ってしまったのは残念だった。 昼食は、途中で「元祖美酒鍋屋」で予約を入れておいて、念願の美酒鍋と「山田錦」定食をいただいた。ここではビールより酒のほうが似合うかと純米酒を注文する。 美酒鍋は、元々蔵人が所謂賄い料理として作って食べていたのをメニューにしたんだとか。豚肉、鶏肉、砂ズリに野菜やコンニャクが入り、味付けはニンニクと塩で、水は全く入れないで酒のみというのが、美酒鍋の美酒鍋たる所以。初めは寄せ鍋のような土鍋で作るのかと思ったら、案に相違してすき焼き鍋で、すき焼き風に作ったのでこれには驚いた。すき焼きと同じように卵を溶き、それに具を入れて食べるのも一緒だ。 作り方のプリントを持って帰ったから近々連れ合いが食べさせてくれるかもしれない（おそらくないとは思うが）。 昼食が終わると、酒蔵巡りの最後に訪れて買う予定だった酒樽煎餅と連れ合いがことの他気に入っていた藍染めの花瓶敷を購入して次の予定地広島へ。 当初幕末浮世絵アラカルトを観るだけの予定が、前日新聞で院展があるというのを見たから急遽それも入れることにした。 福屋デパートの駅前店と八丁堀店の２ヶ所であり、日頃そんなものを観る機会のない２人にとってはめったとないチャンスだ。スケールの大きさに何度も行ったり来たりで観ていると、アッという間に時間は過ぎてしまった。浮世絵を観る時間が少なくなり、結局ここでの時間超過がアダとなり、本来じっくりと観る予定の浮世絵が駆け足になったのは返す返すも残念至極という他はない。 この旅の最後を締めるのは何と言っても美味しい酒でということになる。美術館の閉館が１７時だから、そのまま広島にするか、岩国まで少し帰ってからにするか迷ったが、広島は滅多に来れないので、少し早いが夕食を兼ねて呑むことにする。 行き先は、以前野球観戦の時に見つけていた焼き鳥と居酒屋の「御嘉家”（おかげ）」にする。お奨めは「鳥のたたき」だ。以前は薬味はニンニクだったが、この度は生姜にする。お奨めだけあって本当に美味しい。後は、私がよく食べる定番ともいえるズリと皮とキモを焼いて貰ってビールをウグウグと飲む。至福の一時だ。 連れ合いは、釜飯をを頼む。３０分かかったが、炊きだちを食べる連れ合いも満足満足と御満悦の様子だった。 前週といい、この度といい青春切符でこんないい旅ができたことを神に感謝したい（言い過ぎか）。 |
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２００８年１月１９日（土） 山陽本線 |
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