武道館
BUDOKAN
THE MARTIAL SPIRIT TM

発売   エレクトリック・アーツ
発売機種 ジェネシス
(アメリカ版 メガドライブ)
ジャンル 対戦格闘アクション

パッケージ

  ストーリ

 私には英語力がありませんので、本当のストーリーは分かりませんが、日本武道館で行われる、異種武道大会に優勝する事が目的のようです。  

  システム

 空手、剣術、棒術、ヌンチャクのいずれかを使って闘う、対戦格闘アクションゲーム。
 道場で練習するステージと、日本武道館で戦うステージがある。

 練習ステージでは、1人で練習する「JIYU-RENSHU」と、コンピューターと対戦する「KUMITE」がある。
 練習ステージでは、プレイヤー同士での対戦もできる。

 体力の他に、「KI」というゲージがあり、これを溜める事でより強い攻撃ができる。
 また体力は、攻撃を受けたときだけでなく、大技を出したときにも減少する。

  レビュー

 やはり、今見てもこのインパクト
 タイトル画面からして凄すぎる
 夕陽の沈むに、そびえる赤い鳥居
 きっとこれは、厳島神社の鳥居なんでしょうねぇ。
 夕陽がきれいだ・・・

 その下じゃ、鎧武者を振り回してる。
 このスピードはただモノじゃない・・・

タイトル画面

 ここで解説しておきましょう

「BUDOKAN」とは、
アメリカのメガドライブ ジェネシスで発売された、
その名の通り、日本武道館で戦う対戦格ゲーです。

 ですが洋ゲーなため、
 かなりな「勘違いニッポン」です。

 わかりやすく言うと、「カラテカ(ゲームのやつね)」が
 武器を持って戦異種武道選手権と思ってください。
 プレイヤーは、空手剣術棒術ヌンチャクを使って戦います。
 しかも、相手が倒れるまで闘い続ける、殺るか殺られるかの、真剣勝負です・・・たぶん

 日本庭園の見える道場で修行を積み
 映画「ベストキッド」のミヤギさん そのままの
 トビコ先生アドバイスを受け――

道場 全体図
ここがトビコ道場.
桜まで咲いちゃってます


これがトビコ先生
どんな字 書くんだろう?

空手道場

← ちょっと、いやーんなポーズの蹴りです。

 床の間の掛け軸は、はっきり読めないんですけど、汁力って書いてあるような・・・

 刀まで置いてあります。
 空手の道場なのに・・・

→ 海の綺麗な剣道場。
 海はさざなみ、空には雲が流れています。

 遠くに見える建物は、どこかで見たような気もしますが、思い出せません。

 動きも なめらかで、キャラにちゃんと影もついてるところがスゴイです。

剣道場

棒術道場

← 滝の見える棒術道場。

 垣根の上では、リスだかネズミだかが、チョロチョロしています。

 映画「マトリックス」は、このゲームの影響も受けてたりして。

→ ここも南国の雰囲気が漂う、ヌンチャク道場。

 ツルだかサギだかが、お庭に遊びに来ます。

ヌンチャク道場

対戦場

← ここで、プレイヤー同士の対戦できます。

 お約束として、やはり試合は、礼に始まり、礼に終わります。
 試合が始まるときには、納谷悟朗さん そっくりの声で「始め」と合図してくれます。

 しかし、白洲に武舞台とは・・・

 で、修行が終わったら――

 いざ、武道館

 富士山をバックに新幹線上京します。

新幹線
多重までスクロールしています

武道館

 ということは、東京より西に住んでるんですね。
 ヌンチャク道場からすると、沖縄っぽいっスけど、沖縄だったら、飛行機で行きますよねぇ・・・

 アメリカ人の目から見ると、やっぱ日本は、新幹線なんでしょうか?
 昔あったアメリカのヤクザ映画じゃ、鎌倉に行くのに新幹線に乗ってましたからねぇ・・・
 ちなみに、武道館から帰るときは、逆方向に走ります(芸が細かい)

 武道館では、初戦から、
 頭にハチマキ巻いて寿司を食ってる板前風空手使い
 ゴロー・スズキ
対戦
ゴロー・スズキ

何者なんでしょうね、こいつ。

 その後も菅笠をかぶって上半身トンファー使いやら、

ジミー・ドラン
外人だからこそ、この格好ができるのかな?
もちろんフンドシはつけてます。


ちなみに、この人のあだ名は、
『武道館の野獣』だとか。
プロレスラーじゃないんだから・・・

 カミシモをつけたチョンマゲ棒術使いとか

テツオ・オカベ
頭を剃ってないとはいえ、チョンマゲって・・・


しかもこの人 サラリーマンだとか・・・

 他にも、鎖鎌使いとか、長刀使いとか、
 忍者装束手裏剣使いとか、
 タイトル画面の槍使い鎧武者も出てくるみたいです。
 (勝てないんで確認してないんです)

 対戦キャラのプロフィールは、こちら

ヒロシゲ・イケダ
羽織り袴はあっても、
カミシモってのは・・・

ミユキ・ヒロセ
着物が中国か、
韓国っぽくありません?

カズオ・サカタ
鎧姿で試合する流派も実際にあるみたいですが、さすがに面貌まではつけてないです

忍者
手裏剣だけでなく
閃光とともに消えるとか・・・
そんなのアリ?

 でも、そんなん使ったら、死ぬじゃんふつー

 まぁ、それはそれとして――

 肝心のゲームのデキのほうなんですが、

操作法 ネタとしては面白いのですが、
 いかんせん操作性悪い

 技の入力がシビアで、
 レバー→ボタン→レバーとかいうのがあるし、

 1番イタイのは、(構え)が多いんで、
 前進後退すら、ままならないということ。
 (前進、後退は、斜め下で、1回の入力で、少し進むだけ。ジョイスティックでやると、少しはマシになりますが、パッドでやると、親指が死にます) 

 おまけに、跳んだり、大技出したりするだけで体力が減るわ、
 「KI BAR」という、のゲージがあるんですが、溜まるのが遅いわ、
 相手が強くなると、相手の体力の回復気の溜まりが早いわ・・・
 題材がいいために、とっても残念です。

 ポリゴンでもいいですから、リメイクしてくれませんかねぇ・・・

監修 3人組み この お三方が、監修したとのこと。
 名前は、RAY TOBEY、MICHAEL KOSAKA、RICK TIBERI。
 多分、並び順どおりだと思います。

 ところで、この人たち、日本に来た事あるんでしょうか?


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