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ここは、深い樹海の中。 その奥深くに、落ち葉に包まれ、木々の根に絡まれた人影が横たわっていた。 その影・・・、男は生きているのか? それとも死んでいるのか? 森の静寂さに溶け込んだように静かに眠っていた。 その時、森の静けさを破ったものがいた。 どこから来たのか、一匹のバッタが青年の周りを飛び回る。 それはまるで。青年に何かを語りかけるように・・・。 青年はバッタの存在に気が付いたのか、永遠とも思われた深い眠りから目を覚ました。 |
「誰だ、俺を呼ぶのは?」 男は誰かと話し始める。しかし、そこには誰もいない。 「ネオ生命体?・・・宏を守れ?・・・望月宏か!?」 静寂の中に青年の声だけが響き渡る。 しかし、青年は何かを理解したかのように、腕を天高く突き出した。 静まり返った森の中に一陣の風が吹き込み、青年を覆っていた木の葉が舞う。 そして青年は、全身緑色に包まれた戦士の姿に変化する。 青年の名は麻生勝、戦士の名は“仮面ライダーZO” いまここに、新たな伝説が誕生する・・・ |
システム
実写映像の途中に現れる指示の通りにボタンを押すことでストーリーが進んでいく。 ダメージ制なので、一度間違えてもやり直しになることはない。 |
出演
レビュー
同名の映画かビデオのゲーム化モノです。
雨宮慶太監督の元映像があるので、当然そのクオリティも高いです。
画像は今にしてみるとかなり荒いですが、愛と想像力というフィルターでのりきりましょう。
しかも、このゲーム、ムービー途中では全く動きが止まらないのには驚きです。
画面の指示に合わせて、ライダーパーンチ! とか、
ライダーキィィィック! などと叫びながら遊びましょう(実際には、そんな暇はありません)。
覚えてしまえば楽勝だと思います。
3面なんかは、ボタン連打で終わってしまいますしね。
アクション部分は今見てもすごくカッコいいので、ライダーファンも、そうでない人も、ぜひプレイをおすすめします。
最後まで行くとリプレイ機能がありますので、分岐はちょっとしたものですが、自分だけのストーリーを作りましょう。
出演者として、
佐々木功さんや、
宇宙刑事ギャバン役の大葉健二さん、
シャイダーのアニー役の森永奈緒美さんも出ています。