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1999年。ゴッドカイザー・ヘルは軍団を率いて地球を急襲。人類はわずか数ヶ月で制圧された。 軍団の攻撃により地上は破壊、汚染しつくされ、生態系は狂い、その様相を一変させた。生き残った人々は地下に逃げ、軍団の攻撃に怯えながら生き続けた・・・。 |
その恐怖と絶望の中、兜博士は軍団の目を逃れて“神の鎧”を完成させる。 その鎧を装着してマジンガーZに変身した一人息子の甲児は、ヘル軍団から人類を解放すべく立ち上がった。 |
システム
ベルトスクロールアクション面と、デカキャラのボス対戦ステージが交互にある。 デカキャラモードでは、多関節キャラが滑らかに動く。 |
レビュー
美麗、驚嘆、大迫力です。
内容は、同名コミックのゲーム化ですが、原作を知らなくても十分に楽しめます。
全5面+αで、
1つの面は、横スクロールアクション画面と、ボスキャラ対戦モードに分かれています。
横スクロールアクション面では、キャラは、こじんまりしていますが、これは、途中や、ボスキャラ対戦直前の巨大な手や足からの攻撃を意図したものであるとわかれば、何の問題もありません。
それに、キャラの動きは細かいですし、背景ともども、書きこまれていて美しいです。
そしてお待ちかねの、ボスキャラ対戦モードでは、横スクロール面とは比べ物にならないほど巨大化した多関節キャラで、ボスとの大迫力の一騎打ちです。
これは必見! よく動くんです!
「源平討魔伝」のデカキャラモード以来の感動ですが、当然、その数段上で、ギクシャクしたところは微塵もなく、豪快かつ派手に、暴れまわれます。
しかも、このモードの地面には、「エクスランザー」でも使われていた、奥行きのある擬似3D表現が、地味に使われていたりします。
今の対戦格ゲーになれた人には、技数が少ないなどと思われるかもしれませんが、それを補って、有り余るほどの、動き、音、グラフッイク、迫力です。
横スクロール面がウザいという人は、オプション画面で、
サウンドを「18」、SEを「72」にしてスタートすれば、
ボスキャラ 対戦のみが楽しめます。
キャラゲーと言うことで手を出しかねていた人は、ぜひお試しあれ。
そういえば、対戦格ゲーは数あれど、多関節キャラを使ったものって、あまり記憶にありませんねぇ。
確かこのマジンサーガを元に、「サイバーブロール」が作られたはずですが、かなりなクソゲーと聞いています。
何が、いけなかったんでしょうねぇ・・・