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次々と失踪していく少女たち。 プレイヤーは、根来悟朗となって、失踪した浅井観月の行方を調査を続けるうち、他の失踪した少女たちとの不思議な共通点が見えてくる・・・。 |
システム
部屋などの場所では、クォータービューのフィールドで移動、探索し、会話などは、実写映像でコマンドを選択し、ストーリーを進めていく。 途中に隠されたチェックポイントで評価された点数により、5段階のエンディングが用意されている。 |
ムービーカード対応 ディスク3枚組み |
レビュー(セガ サターン版)
プレイヤーは、警察くずれの探偵、根来悟朗。
今回の依頼は、行方不明となった女性の捜索です。
捜査をしていくうちに、同じような状況で行方不明となった女性が、他にもいることを知り、やがて根来は、とんでもない事件にかかわっていくことになるのです。
というのが、大体のお話です。
まぁ、パッケージみれば、バレバレなお話ですけどね。
では、ゲーム内容ですが、
オープニングデモ(これはCG)から期待させる演出で、
始まりは、Vシネマっぽくもあり、
本編は、サスペンス劇場とか、2時間ドラマのノリで進んでいきます。
途中にミニゲームっぽいものもありますが、決してクリアできないレベルではありません。
ムービーの画像は小さいですが、画面のレイアウトもいい感じですし、下手に画像を大きくして、荒い画像を見せられたり、ロード時間が長くなったりするよりは、これで正解だと思います。
このムービーは、絵もカメラも役者の演技も、十分に一定水準は越えていますのでご安心あれ。
さらに、アクセススピードが快適で、ストレスをほとんど感じません。これには感心しました。一度観たムービーなら、キャンセルもできますしね。
シナリオ的には、もう少し練りこんで欲しかった気もしますが、容量的にこれくらいが限界だったのでしょうか?
ラストは当然、Xファイル的ですが、クライマックスの爆破シーンはかなり派手です。一見の価値はあるかもしれません。
爆破好きの方はどうぞごらんください。
マルチエンディングで、クリア後に点数で評価されますが、これで満点を取るとどうなるかは、確認していません。
クリアすると、オプションでムービーのみをつなぎ合わせたものを、観ることができますが、ちょっと飛び飛びかもしれません。
ムービーカード対応なので、持っている方は、決して駄作ではありませんので、プレイしてみてはいかがでしょうか?
知っている役者さんも結構出てくると思います。
脚本は、「NIGHT HEAD」「沙粧妙子 最後の事件」「Gift−ギフト−」などを担当した飯田譲治さんです。
まぁ、あまり期待しすぎずに、Vシネマを観る感覚でプレイしてください。