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⇒ゲームブック「奪われた竜の卵」
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ドラゴンランス 第1巻 廃都の黒竜 エンターブレイン ドラゴンランス戦記 第1巻 廃都の黒竜 富士見文庫 マーガレット・ワイス 安田均 訳 |
5年ぶりに〈憩いのわが家〉亭で再会したタニスたちであったが、スタームが同行してきたゴールドムーンの持つ〈青水晶の杖〉が原因で、ソレースを追われることになった。 AD&Dの新境地を開き、今なお新しい小説がリリースされている人気作品。 ドラゴンランスの設定は、D&Dのスタンダードな世界観とは違うところが多いんですが、現在 日本の本屋で買える唯一のD&D小説ですし、D&Dのゲームシステムを読み解きながら読んでも、小説として読んでも、とても面白いので、D&Dをやるなら必読の書といっていいでしょう。 D&Dのスタンダードな設定と変更されている主な点は、≪世界設定別 クリン≫のページを参考にしてください。 基本的にはシリアスな小説なのですが、タッスルやフリントの掛け合いや、1巻では、どぶドワーフなどの滑稽で愛すべきキャラクターたちも出てきますので、笑える場面も多いです。 全体としてのみどころは、 魔法では、 種族、モンスターでいえば、 ゴブリンの行動についても色々と参考になりますが、トードはあまりにも臆病すぎて、ホブゴブリンの典型とは考えない方がいいです。 ドラコニアンでは、死んで石化する場面の他、ドラゴンを崇拝している場面が見れます。 それからブラック・ドラゴンの酸のブレスの破壊力の凄まじさというか、やられた人間の悲惨さは、炎や電撃のブレスでは見れない残酷描写です。 ペガサスに乗ると眠気が襲って、恐怖によって落下しないようになるというのも、この世界独自の解釈ではありますが、面白いと思います。 ハーフ・エルフのどっちつかずの苦悩というのも、このシリーズを通して(1、2巻は特に)描かれています。 インフラビジョンについての描写も、ところどころに出てきますので、デミヒューマンのプレイヤーはそれも参考になります。 | ||
登場人物 | |||
タニス(タンサラス) スターム・ブライトブレイド キャラモン・マジェーレ レイストリン・マジェーレ |
フリント・ファイアフォージ タッスルホッフ・バーフット ゴールド・ムーン リヴァーウィンド |
ティカ・ウェイラン オティック ヘデリック トード ブープー バルプ大王・ファッジ一世 |
オニクス(キンサス) ティアソング 謎の老人 フィズバン |
登場するモンスター | 登場する魔法 | ||
ゴブリン(イラストあり) ホブゴブリン ドラコニアン(イラストあり) スペクター(イラストあり) ケンタウロス ユニコーン(イラストあり) ペガサス ブラック・ドラゴン(イラストあり) ガリー(どぶ)・ドワーフ/アガー |
スリープ(呪文・触媒あり) バーニング・ハンズ(呪文あり) ウェブ ダークネス・15フィート・レイディアス フレンズ(呪文あり) フェザー・フォール キュア・ウーンズ ニュートラライズ・ポイズン ヒール 〈降霊〉の呪文(呪文あり) | ||
登場する特殊なアイテム | 登場する場所 | ||
マギウスの杖 青水晶の杖 フーパックの杖 蛍灯りの水晶玉 魔法のテーブルクロス 一本足の椅子 スクロール ミシャカルの円盤 フィスタンダンティラスの呪文書 |
ソレース クリスタルミア湖西岸 ソレース谷 〈祈祷者の眼岳〉の麓 闇の森 アバナシア平原 東賢者街道 湿地帯 ドラコニアンの野営地 ザク・ツァロス | ||
登場する神 | 登場する詩、歌 | ||
パラダイン 〈暗黒の女王〉(タキシス) ミシャカル レオルクス |
竜の頌歌 青水晶の杖の歌 ケンダー逍遥歌 ソラムニア鎮魂歌 |