防具 ―ARMORS― この国では、侍以外は、鎧を表に見えるように着てはならない。 鎧の価格が西洋よりも高いのは、装飾がほどこされているためで、
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盾 SHIELDS |
楯 Tate 木の厚板を立てて遮蔽物としたもの。
持って前進することはできるが、接近戦では使えない。
鉄製のものもある。何もしないならば、完全に隠れるハードカバー(固い遮蔽)として使用できる。
露出の度合いによって、DMが修正を決める。
手楯 Tedate 大きな長方形の盾。
古代には接近戦で使われていたが、太刀や刀が使われるようになると、接近戦では使われなくなった。
盾を持つ事は未熟な証拠であり、侍はこれを持つことを恥とする。
袖 Sode 両肩につける細い板を繋ぎ合わせた長方形の盾で、片手がふさがる事も、イニシアチブを失う事もない。
袖には、篭手と脛当てが含まれる。侍のみが使用でき、大鎧、具足には最初からついている。
胴丸、腹巻、腹当てのみに装備可能。.
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基本的な鎧 STANDARD ARMORS |
腹当て Haraate 剣道の胴のような、胴体のみを保護するブレストアーマー。
「草摺(KUSAZURI)」と呼ばれるスカートは、ついていないか、前だけについている。
衣服の下につけることができる。
腹巻 Haramaki 後ろで引き合せるタイプのスカートつきブレストアーマー。
背中の部分が開いるため、それを塞ぐ板をつける事もある。
鎖帷子 Kusarikatabira 小さい鎖を衣服に縫いつけたもの。
パンツは「鎖袴(KUSARI-BAKAMA)」という。
フードはついていない。
胴丸 Doumaru 右脇で引き合せる形のスカートつきブレストアーマー。
兜は、簡単なキャップタイプのもの。
具足 Gusoku 胴丸に、肩を守る袖と、太腿を守る脛楯がついたもの。
飾りのついた兜(ロブスターヘルム)の他に、頬当をつけるものもいる。
大鎧を小型化し実用的にした鎧。西洋のプレートメイルか、プレートメイルに似せて作った具足を、南蛮具足という。
大鎧 Ooyoroi 右脇のみを別の板にしたスカートつきブレストプレートに、肩を守る大袖、鎧の隙間を埋める板、巨大な兜などを装備した鎧。
防御力はあるが、重く動き難い。
しかし、スーツアーマーほどではなく、馴れれば馬にも1人で乗れる。
白兵戦よりも、馬上での戦いに適している。
その他の鎧 OTHER ARMORS |
小具足、畳具足 以外は、旧式の鎧なので、一部の地域か、宝物としてか手に入らない。
小具足 Kogusoku 射手が身につける、篭手、脇楯(右脇腹を護る)、喉輪、脛当ての簡単な防具。
胸部を護る防具はない。
綿襖甲 Menkouou 大陸から伝わった、竹で作られたスケールアーマー。
外套状の衣服に竹の板を隙間なくつけたもの。
短甲 Mijikayoroi 古代のレザーアーマーで、短い胴当て、兜、肩当て、篭手、草摺がセットになっている。
畳具足 Tatamigusoku 鉄片を鎖帷子の様に着物に縫い込んだもので、コンパクトに折り畳める。
兜、篭手、脛当てがついていいて、兜も提灯のように畳める。
袖はつけられない。
挂甲 Keikou 鉄片を横に並べて綴じたものを繋げて、胴体から膝上までを包むように作った鎧。
大陸の騎馬民族の鎧が伝わったもので、埴輪が着ているような鎧。