デミヒューマン
―DEMI-HUMAN―
この国は単一民族のため、デミヒューマンさえも、オーガなどと変わらない怪物だと思われている。
村などでは、一般人がデミヒューマンを見ると、驚いて逃げ出すことが多く、大きな町でも、奇異の目で見られることを覚悟しなければならない。
見世物にするために捕えられ、売り飛ばされる事もある。
一般的には、エルフは「天狗(TENGU)」、ドワーフとハーフリングは、ひとまとめに「侏儒(SHUJYU)」と呼ばれている。
タタラ山童は、山の中の洞窟で鍛冶をしているドワーフのことで、交流のある一部の人間たちには、優れた刀を造ることで知られている。
しかし都市に暮す人間たちには、その存在は、ほとんど知られていない。
この国でエルフは、木の葉天狗と呼ばれている。
実際は天狗とは違う種族なのだが、木の上に住み魔法を使うため、同類だと思われている。
この国のエルフは、白い髪と薄いピンク色の肌をしている。
この国のハーフリングはコロポックルと呼ばれている。
北の地に住み、現地の人間とは友好的に交流しているが、本来 警戒心が強く、見たことのない人間の前に姿を現すことはない。
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