侍 ―SAMURAI―
◆長所/主用能力値 |
ファイター/戦士と同じ |
◆経験値ボーナス |
ファイター/戦士と同じ |
◆ヒットポイント |
ファイター/戦士と同じ |
◆最大レベル |
36 |
◆武器 |
全ての武器を使用できる |
◆防具 |
全ての防具を使用できる |
◆命中判定 |
ファイター/戦士と同じ |
◆特殊能力 |
突撃に対して槍を構える
ネームレベル(10レベル)に達してからの特殊能力は、下記参照 |
◆経験値表 |
ファイター/戦士と同じものを使用 |
◆セービングスロー表 |
ファイター/戦士と同じものを使用 |
この国の戦士である侍は、他国では屈強な戦士として恐れを持って知られているが、それは、侍が肉体的に強いわけだからではない。
自らを信じる強い意思と、修行の中で培われた強い精神力こそが、侍を偉大なる戦士にしているのである。
ネームレベルに達することで、侍は一人前となり、その強い精神力ゆえ、すべてのセービングスローに対して+1の特典を得ることができる(野武士は例外。下記参照)。
また、侍は西洋の戦士と違い、僧兵や武士とならなくても、コンバットオプションを全て使用することができる。
さらに正面方向に限定して、飛び道具に対してもパリーを使用できる。
ネームレベルに達した侍は、僧兵、虚無僧、武士になることができる。
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ローフルの侍は、パラディンと同じように、教団(仏教、日真教団)に忠誠を誓うことで僧兵となることができる。
僧兵になると、パラディンと同じ制約受けると同時に、同様の特殊能力を使うことができる。
僧兵は、坊主と同じように髪の毛をすべて剃り落とさなければならない。
装備できる武器に制限はないが、棍か、長柄の武器を好んで使う。
これは自らの身体を血で汚さないためだが、刀を使っても何の問題もない。
防具は、通常 法衣を着るため、坊主と同じように胴丸までしかつけられず、袖をつけることもできないが、戦や決戦においては、具足や袖をつけてもかまわない。
逆に言うと、具足や袖をつけた僧兵を一般人が目撃した場合、戦への不安をかきたてる可能性がある。
侍から僧兵となると、坊主と同じく俗世間の欲を捨てければならないため、財産を教団に預けるという形で差し出さなければならない。
よって、僧兵になってから領地を持つ事は不可能である。
しかしすでに領地を持っている場合は、財産の一部を教団に寄付し、領民を教団の信者となることを誓えば、全てを差し出す必要はない。
この場合、僧兵とは呼ばれず、「出家将軍(SHUKKE-SHOUGUN)」、「出家大名(SHUKKE-DAIMYOU)」などとよばれる。
将来、領地を持ちたいと思う侍は、その点に注意すること。
ケイオティックの侍は、虚無僧になることができる。
アベンジャーと同じように、ケイオティックな神を信仰する教団に忠誠を誓わなければならない。
しかし僧兵と違って、髪の毛は剃り落とさなくてよい。
虚無僧になれれば、アベンジャーと同じ制約受けると同時に、同様の特殊能力を使うことができる(ただし使う呪文は、外法師呪文を使用)。
装備できる武器に制限はなく、刀を基本とし、鎖鎌や仕込杖などといった、侍から見ると卑怯な武器を好んで使う。
防具は、法衣を着るため、坊主と同じように胴丸までしかつけられず、袖をつけることもできないが、戦や決戦においては、具足や袖をつけてもよい。
虚無僧の外見は、坊主の着る法衣に、「天蓋(TENGAI)」と呼ばれる円筒形の笠を被って顔を隠し、「尺八(SHAKUHACHI)」と呼ばれる竹で出来た縦笛を持つ(この尺八を吹いて、アンデッドをコントロールする)。
しかしこれは変装の一種であり、表面上、社会的には武士として振るまい、手段のためには、ありとあらゆる身分、職業の姿になることをいとわない。
虚無僧は、僧兵と違い領地を持つことができる。
その場合は、自分は虚無僧であると公言してはならず、あくまで武士としてふるまわなければならない。
そして領民をケイオティックな教団の信者にする事も忘れてはならない。
ニュートラルの侍と、僧兵、虚無僧にならない侍、または地位を求める侍は、武士となることができる。
武士となるには、将軍、旗本、御家人、大名、小名に忠誠を誓わなければならいが、将軍、旗本、御家人には、大きな功績を上げてない限りは相手にされない。
大名、小名に忠誠を誓うと、武士と名乗ることを許され、左の腰に刀と脇差を差すことを許される。
装備できる武器に制限はないが、武士になると、刀、槍、弓、棒しか使わず、斧や槌、その他の武器は使わない。
その他の武器は洗練されておらず、高貴な志を持つ武士には不釣合いであるからである。
武士になりたいが、忠誠を誓う権力者が見つからないか、認めてもらえない者を「浪人(ROUNIN)」と呼び、武士、僧兵、虚無僧にならない放浪のファィターを「野武士(NOBUSHI)」と呼ぶ。
以前は、武士、僧兵などであったが、その生活に疲れて身を落とした者も野武士となる。
浪人との武士の違いは、浪人には武士になろうとする志、プライドがあるが、野武士には手に入れたいものも、失うものも何もない点である。
浪人は武士を目指すため、自分の品位をおとしめるような仕事はしないが、野武士は食べるためなら、やくざの用心棒など、汚い仕事でも平気で引き受ける。
しかし野武士の中にも、最低限のプライドを失わずにいるものもいる。
野武士となった場合、コンバットオプションは使用できるが、強い精神力を必要としなくなるため、セービングスローに対する+1の特典は得られない。
◆武士の階級
称号 |
この国で相当する称号 |
称号の獲得方法 |
皇帝 |
帝
(MIKADO) |
アマテラスの子孫。完全な世襲制。
武士とは別格の存在であり、国家規模での決定は下すが、各地の統治は将軍に任せている。 |
王 |
将軍
(SHOGUN) |
領主であり、軍の指揮官でもある。
基本的には、世襲制であるが、下克上の制度により、何者でも取って代わることができる。
侍としては最高の地位。 |
公爵 |
旗本
(HATAMOTO) |
世襲もしくは、将軍による指名。
将軍に厚く信頼されるか、武士の家系でなければならない。
旗本自身が出向いて、将軍に会うことが許されている。 |
伯爵 |
御家人
(GOKENIN) |
世襲もしくは、将軍による指名。
成り上がり者や、信頼されるに足りない者は、これ以上の地位を得ることはできない。
旗本と違い、将軍から呼ばれない限り会うことはできない。 |
子爵 |
大名
(DAIMYOU) |
世襲もしくは、旗本、御家人の指名。
大名と小名の違いは、税金を治める量で決まる。
領地を広げ、税金を納める量が増えるか、功績を上げて認められれば、将軍に旗本、御家人として指名される可能性がある。 |
男爵 |
小名
(SHOUMYOU) |
騎士 |
武士
(BUSHI) |
将軍〜小明の指名。 |
注:僧兵は坊主と同じ存在となるため別格とする。
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