山伏 ―YAMABUSHI―
◆長所/主用能力値 ≪知力≫と≪知恵≫
◆経験値ボーナス ≪知力≫が13以上で≪知恵≫が13〜15なら5%
≪知力≫が13以上で≪知恵≫が16〜18なら10%
◆ヒットポイント 9レベルまで 1d6+修正
10レベル以降は、レベルごとに+2(修正なし)
◆最大レベル 18
◆武器 釈杖、六尺棒、金剛棒、短刀など
◆防具 胴丸まで
◆命中判定 クレリック/僧侶と同じ。下記参照
◆特殊能力 法螺貝による会話、「山伏 呪文」
◆経験値表 マジックユーザー/魔法使いと同じ
◆セービングスロー表 特殊。以下参照

 山伏は聖なる山で、滝に入って水を浴びたり、火の上を歩いたり、断崖絶壁にぶら下がるなどして、自らを極限にまで追いつめる修行を積み、「神通力(JINTSUURIKI)」と呼ばれる魔法を身につけたシャーマン/ウォーカンである。

 山伏は険しい山を聖域、霊山として信仰し、常に山を上り下りして、山や精霊と一体になるために、集団で厳しい訓練を重ねる。
 霊山の山腹に神社と同じ形式の神殿を建て、その周辺に粗末な小屋を建てて共同生活を送っているが、その場所は山伏たちの交流の場で、実際には外で寝泊りすることの方が多い。 

 この集団のことを「講(KOU)」と呼び、山の名前を前につける。
 富士山を信仰する集団なら「富士講
(FUJIKOU)」、鞍馬山を信仰する集団ならば「鞍馬講(KURAMAKOU)」などと呼ぶ。 

 特殊能力である山伏 呪文は、元をたどれば山の神(守護者)である「天狗(TENGU)」とよばれる人間型生物から教えられたものである。

 山伏は「法螺貝(HORAGAI)」と呼ばれる巨大な巻貝で作ったラッパを吹くことで、離れた山にいる仲間と会話のできる独自の言語をもっている。

命中判定

 命中判定は、クレリック/僧侶と同じレベルとして扱う。

 18レベル以降は、レベルは上がらないが、マジックユーザー/魔法使いの経験値表を使ってレベルを確認し、一定のレベルに達すれば、命中判定を1ランク上げる。

 例:

 マジックユーザーが21レベルになる 2,100,000xpまで達すれば、21レベルのクレリック/僧侶(TACO9)として命中判定を行い、25レベルになる 2,700,000xpまで達すれば、25レベルのクレリック/僧侶(TACO8)として命中判定を行える。

セービングスロー

 山伏のセービングスロー表は、以下のものを用いる。

レベル

1〜4

5〜8

9〜12

13〜16

17〜18
死の光線/毒

11

魔法のワンド

12

麻痺/石化

14

10

ドラゴンブレス

16

13

10

呪文/ロッド/スタッフ

15

12

  

特殊能力

法螺貝

 巨大な巻貝で作ったラッパで、離れた山にいる仲間同士で、ある程度の会話ができる。

 この言語は、日常的な会話なら伝達することができるが、専門的な言葉や初めて聞いた言葉を伝達することはできない。

 この言語は、流派ごとに違い、度々 組みかえられるため、山伏以外が習得することはできない。
 例え覚えたとしても、一定の期間が過ぎると、理解することができなくなる。

 ネームレベルに達した山伏は、1日に1回、法螺貝をブラスティングホーンとして使用することかできる。

山伏 呪文

 呪文の習得数は、同レベルのマジックユーザー/魔法使いとして扱う。

 山伏は、シャーマン/ウォーカンであるが、クレリック/僧侶もしくは、マジックユーザー/魔法使いしか使うことのできない呪文も、ある程度 使うことができる。

 レベルアップして新しい呪文を習得するには、マジックユーザー/魔法使い呪文ように、誰かから教えてもらわなければならない。
 しかし、山伏は山で共同生活を送っているため、その集団に対して寄付や献身をすることによって、その集団に伝わっている全ての呪文を教えてもらえる(流派によっては、伝えられていない呪文もある)。

 ただし呪文を習得するには、呪文ごとに1d20して≪知恵≫以下の目を出さなくてはならない。
 習得できなかった呪文は、再びレベルが上がるまで待たなければならないが、再度 判定する場合には、レベルが1上がるごとに、+1の得点をつけてチェックできる。
 ただし、20の目は常に失敗とする。

例:

 ≪知恵≫が「14」の山伏が3レベルになり、「2レベル山伏 呪文」を習得することができるようになった。

 各呪文ごとに1d20して14以下の目を出すことができれば、新しい呪文を1つ習得できるが、15以上の目が出た場合、4レベルになるまで再び判定することができない。

 4レベルになれば「14+1」で、15以下の目を出せば習得することができる。
 この時も失敗した場合、5レベルになってから、再度 判定し、16(14+2)以下の目を出せば習得できる。

 ただし、ずっと習得できずに9レベルになって、修正をプラスした合計が 20(14+6)になっても、19以下の目を出さなければ、その呪文を習得することはできない。

 18レベル以降は呪文の習得数は増えないが、マジックユーザーと同じ経験値表により、次のレベルに達すれば 1レベル上がったものとして判定できる。

例:

18レベルで「8レベル山伏呪文」を習得できなかった場合、1,800,000xpに達すれば、+1の特典をつけて、再度 判定できる。

 以降、1,950,000、2,100,000、2,250,000・・・と続く。

 もし4,350,000xp(36レベル)になっても習得できない呪文があった場合は、永遠に習得することはできない。

  

名前はまだ考えてませんが、とりあえず

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