その4

同人作家は……

「千紗ちゃ〜ん」
「お兄さ〜ん」
「同人作家は〜」
「手が命ですぅ」


魔女っ娘を描くとポップとポピュラーが上がるんだよね

「千紗、お兄さんを励ましたくて、来ちゃいました」
「え? 俺を? 励ましに?」
「はいです☆」
「千紗、お兄さんの原稿、いつも読んでますです。それで・・・・・・」
「あ・・・・・・!」
「いつも、タダで原稿読んじゃってごめんなさいです!」
「タダで読んじゃお兄さんに悪いと思ってるんですけど、原稿チェックでど− しても・・・・・・」
「あ、いいよ。原稿チェックしないと、同人誌チェックできないんだから。 役得だって」
「でも、ごめんなさいです」
「そんなことより、俺は千紗ちゃんが俺のマンガをどう思ってるか 聞きたいな」
「あ・・・・・・はいです」
「千紗、お兄さんのマンガ、とってもとってもおもしろいと思いました」
「でも・・・・・・」
「でも?」
「どうしていつも魔女っ娘なんですか?」
それは今カード○ャ○ターさ○らにはまってるからだよ(笑)


ガン保険

「千紗、お兄さんを励ましたくて、来ちゃいました」
「え? 俺を? 励ましに?」
「はいです☆」
「千紗、お兄さんの原稿、いつも読んでますです。それで・・・・・・」
「あ・・・・・・!」
「いつも、タダで原稿読んじゃってごめんなさいです!」
「タダで読んじゃお兄さんに悪いと思ってるんですけど、原稿チェックでど− しても・・・・・・」
「あ、いいよ。原稿チェックしないと、同人誌チェックできないんだから。 特約だって」
「・・・・・・? マッ○スですか?」


逃げちゃだめだ!

「ち、千紗のこと・・・・・・叩いて下さい」
「え?」
「お兄さんの気の済むまで千紗のこと、叩いて下さい」
「叩いちゃってくださいです。お願いです・・・・・・」
「千紗ちゃん・・・・・・」
そんなこと・・・・・・。
「・・・・・・できないよ、そんなのできるわけないよ!!」
「お兄さん、逃げちゃだめです」


[ 戻る | 目次へ | 次へ ]