1 2000年1月例会
日時 1月22日(土)14:00
会場 真鶴(マナヅル)会館
西部支部1月例会の報告をします。支部員それぞれに結婚式や入試面接などの所要で欠席が多かったのですが、新しい参加者が二人あり、楽しく勉強しました。久々の参加者、長崎の立川さん。今回はマジックなし。新しい参加者は宮崎の村岡さんと、佐賀の家永さん。
第一部
石丸さんが次の日の気象分析にチャレンジ。
今回も韓国気象庁のデータだけを使い、当日の夜から翌日にかけての低気圧に伴う降雨を予想しまし
た。日付が変わるまでは降らないと予想されていましたが、懇親会の途中で雨が降ってきました。時間は少しズレたものの雨予想的中に、居酒屋でみな拍手しました。お酒の味も倍増。
担当者石丸さんの感想
今回は一週間ほど前から気象データを集めて本番に備えたのですが、天気は毎日変化するということが良く実感できました。気象分析では、次々にデータを黒板に貼りつけて、なんだか訳の分らない状態になってしまいました。もう少し的を絞って説明すれば良かったと思いますいます。次回は要領良くまとめて5分で終わらせようと企んでいます。また、予想図そのままの予報なら誰でも出来る訳ですから、自分なりの解釈を付け加えることができれば更に充実した予報ができると思います。今回はすごく勉強になりました。
第二部 その日の雲についての分析。
金崎さんがこの日の雲の様子をビデオにとってきたものを見て、刻々とかわる雲について学習しました。
第三部「防災について」と「台風9918号災害について」の講演
宇部市役所の防災課にお勤めの広中さんが「防災について」と「台風9918号災害について」話していただきました。昨年の大変な経験があるだけに、災害の実態がよく伝わってきました。内容は・・・
「防災」とは、災害を防ぐことです
が、詳しくいうと、
1.災害予防、
2.災害応急対策、
3.災害復旧
の3つの意味がある。
「災害」には、自然災害と人為的な災害とがあり、最近は、危機管理ということがよくいわれています。普段の仕事は、主に、災害予防と災害応急対策に分けられ、災害予防では、地域防災計画の見直し、改訂作業や防災訓練、防災パトロール、災害危険区域の設定、防
災資機材の整備、防災知識の普及啓発(広報誌やパ
ンフレットの作成、写真パネル展の実施)等があります。
災害応急対策では、注意報・警報が発表されたときや大規模な事故や火災が発生したときに、その時々の防災体制を判断し、指揮をとるそうです。(年間40〜
50回)
台風9918号については、市の対応概況(台風上陸4日前から防災関係課に情報提供をし、前日に台風と高潮警戒の広報活動と情報提供をおこなったこと)と
写真パネル18枚と、宇部市の2万5千分の1の地図を2枚持ってきていただき、被害状況を生々しく話
していただきました。自動車が水に浸かったり、船が飛んできたり、竜巻で家が壊れたりした様子がよくわかりま
した。
過去に起きた周防灘台風についても解説していただきました。
今回の災害による現時点での防災課としての教訓及び反省点としては、4つあげられました。
1.観測体制が不十分であった(自前の観測施設がなかった)
2.予測体制の強化が望まれる(具体的な地域の情報がほしい)
3.職員自身の防災学習及び判断力強化
(上記の情報が不十分な中、過去の災害にとらわれ的確な判断ができなかった)
4.住民への情報伝達の難しさ
(現時点で確実なのはドアを一軒一軒たたいてまわる方法しかない)
・・・・・70分にわたるすばらしい講演・・・・
第四部 天気図作業学習
金崎さんの指導で、水蒸気画像の味方について
3つの事例を学習しました。2月例会でも継続してやってほしいという希望がありました。
懇親会
小倉駅の近くの「倉」で、この日のレポ−タ−の慰労をかねてビ−ルと日本酒で乾杯。
2. 2月例会
日時
2月12日(土) 14:00
場所 真鶴会館
二人の新参加者をいれた計11人での充実した例会でした。
第一部 次の日の天気予報
「雨はダイエ−の味方」を分析した、
あの石丸さんが二度目のチャレンジ。
今回は、500hpa図をベ−スにジェット軸や、850の気温・風など、その他の分析項目も一枚に描き加
えての解説でした。天気図を5・6枚に絞り込んでの的確な解説。
第二部 その日の雲について、福谷さんが分析と解説
デジルカメラ
をテレビモニタ−に接続して、この日の朝6:00から例会の始まる直前までの雲につ
いて、WMOの分類表を使って解説していただきました。
風力階級のBeaufort氏の発音は間違っているのではないかという発表もなされました。ビュ−フォ−トではなく、正しくはボ−フォ−トであるとのことです。詳しくは、後ほど、西部支部のホ−ムペ−ジに掲載予定。各種気象辞典や理科年表は訂正すべきではないでしょうか。
第三部 天気図作業学習
ドボラック法について
4つの台風について実習。中心気圧の強さについて、ドボラック
法で推定してみましたが、近似値まではいくものの、まだまだ難しかったです。しかし、今年の台風からは自分でやってみようと思いました。
懇親会
小倉駅の近くの「武蔵」にて、8人参加。居酒屋の隅のテレビの天気予報にみなニンマリ。
3 3月例会
日時:3月11日(土)
14:00
場所:真鶴会館(北九州市小倉北区真鶴1−5−15)
第一部 例会の日の気象分析
家永さんに初挑戦していただきました。要を得た、簡潔な解説でした。
隔月となりますが、5月の例会でも、分析にチャレンジしていただきます。
家永氏の感想
今日は天気が気になって仕方がない一日でした。
佐賀は午前中は霧を含めた低層の雲がありました。
真上を見上げたら薄い青空が見える状態でした。
家内にも聞いてみましたが、一般の人?に言わせれば、今日の天気は「晴れ」です。
実は、昨日資料を作成した時点では「11日夜半まで雨。12日は朝から晴れて洗濯日和」と考えていました。だから、同僚にもそのように話していました。でも、「明日の天気は?」と聞かれたとき日本の南岸を通過する低気圧の東進速度を見ると、asas11日03JSTで、20KTだったので、「遅いな」と感じたので、考えを変えて「曇り」が頭に浮かびました。だから、つい「曇り」と言ってしまいました。後から考えると、「春の薄曇り」のイメージがあったのかも知れません。ちなみに、今日の我が家の洗濯物は乾きが悪かったです。
やっぱり、もっと客観的なデータを元にして、判断をしなければいけないなというのが感想です。昨日の金崎さんの講義の中で「衛星の雲写真のようなイメージができないとよくわかってないと考えなさい」とあったのが印象的でした。結局、具体的・立体的・時間的なイメージをもって大気の状態をとらえることができれば天気予報はより確実なものになると感じました。今後もいろいろ勉強したいと思います。とりあえず、昨日の例会の感想です。
第二部 ミニ講演
吉田さんに卒論テ−マである「台風の発生について」やっていただきました。
将来、気象関係で身を立てようという人のエネルギ−が伝わってきました。
第三部 気象作業学習
先日、大阪・東京で開かれた予予報士会主催の勉強会のテキストを一部使って、リメイク学習会をや
っていただきました。テキストそのものはあまり使いませんでしたが、傾圧不安定論をベ−スにした実務的な解説。このレクチャ−を西部支部だけで独占すべきではないのではないか、全国の予報士の皆様に何らかの形でおすそ分けすべきではないかと思っています。
第四部 懇親会
小倉駅6Fの「銀座ライオン」で持ちました(3.500円、飲み放題
。料理付き)の元をとったかどうか分かりませんが、12人の参加をもちまして楽しく過ごすことができました。このなかで、新しいアイデアも生まれたようです。
西部支部員のアイデア・発明など3件の報告。
1.舵の発明。福谷さん。特許権獲得済み。
2.野球と気象の関係についての分析第二弾。石丸さん。
3.お天気電卓のアイデア。永田。知的所有権登録131205号。
以上3点については、西部支部のホ−ムペ−ジに後日、掲載予定。
4
4月例会の報告
4月は皆さん忙しく、参加が少なく、7人でした。しかし、中身は充実して、会場を追い出されるまで、3時間15分も勉強会を行いました。
日時 4月22日(土)14時 真鶴会館
第一部・・ミニ講演 その1
「ギタ−で天気予報」を永田
が披露いたしました。あまり面白くない天気予報も、
その日の天気をギタ−で表現してみたら楽しくなるのではないかという試みです。今回の演奏は以下のとおりです。あとでお聞きしたところ一番ピッタリして
いたのは台風の曲だということでした。
晴れ・・・・・「Here comes the
sun」 ビ−トルズ
「Stardust」
H.Carmichael
「星に願いを」
ディズニ−映画「ピノキオ」より
くもり・・・・・永田作曲
適当な曲が見つからず自作
雨 ・・・・・「雨だれ」
ギタ−曲
[雨にぬれても」 バ−ト・バカラック
台風
・・・・・「タランタ」 フラメンコの曲
秋 ・・・・・[枯葉」
J.Cosma
その他・・・・「ハレルヤ」 「日曜はだめよ」
第二部・ミニ講演その2
自治体の防災担当の弘中さんからは、
3つの 報告をしていただきました。
1.日本海洋学会春季大会の高潮シンポジウムで発表
された内容を、再度われわれのためにしていただきました。
2.ウェザ−ニュ−ズ社を見学した時の報告。
3.NHKのクロ−ズアッブ現代「高潮が町をのみこんだ」をわざわざプリントにまとめて報告していただきました。
第三部・気象作業学習
金崎さんの指導で「数値予報」につい
て教えていただきました。金崎さん自作のテキスト(38ペ−ジ) 「数値予報」 −概要と天気図解析への適用について−
を使い解説していただきました。今回は第一部:「数値予報」だ けの解説でしたが、つぎの5月例会では第二部:「天気図解析」 と、
第三部:「事例」を解説していただく予定です。
かつて受験のとき勉強した内容ですが、日本に1959年に導入されたIBM704の演算速度が10KFLOPSであり、現在のペンティアム100の1万分の1の能力しかなかったこと。デ−タ−については、ゾンデデ−タ−や地上観測デ−タ−収集における各国事情など興味深い話がおおくありました。予報士合格後に再び勉強できたことは幸せでした。
(資料コピ−代400円)
懇親会:小倉駅内の銀座ライオン
7人全員参加。職場を離れて、
話題が一致する仲間で飲むビ−ルのなんとおいしいこと。
会計:高橋さん
5 5月例会報告
日時 5月20日(土)
14:00 真鶴会館 参加者11人
第一部・例会の日の気象分析
中学・高校の地学教師である家永さんに、2回目の挑戦をしていただきました。韓国気象庁の情報をもとに、A3版のプリントを全員分準備していただきました。この日、北九州市では雷が鳴り、山口の小野田市では直径約1cmの雹が降ったことなど報告され、寒冷渦の分析を中心とした内容が、非常にタイムリ−でした。
第二部:ミニ講演「九州の降雪について」
荒山さんにしていただきました。荒山さんの出身地である宮崎県日南市や、鹿児島市、福岡市を比較して分析していただきました。子どもの時に一度だけしか雪合戦をしたことのない荒山さんの思いとこだわりが伝わってきました。九州北部に影響を与える朝鮮半島の役割や、気温・湿度・風向き等との関係について解説していただきました。
第三部:気象作業学習
金崎さんに、4月例会でやった「数値予報」の続きをやっていただきました。エマグラムの詳しい説明から始まり、風の動き(西風でも地球の回転速度より遅いものは東風になる)や、前線の種類・特徴など私の頭にはまだよく入っていない基本的なことから説明していただきました。、さらに本日使用した天気図にも応用して、実際の事例で解説していただきました。
第4部:気象予報士会の「総会」の議事についての意見交換
西部支部としては、総会議案の「業務の外注化と会費値上げ」に賛成するというのが全員の意見でした。福岡市での移動幹事会
に、自費で出席された多くの幹事の方のことを覚えていますので交通費の補助をし、物理的な作業の軽減をし、長続きする運営体制
を確立していただきたいと思います。
西部支部からは、野田さんが総会に参加しますので、交通費のほんの一部ですがカンパしました。
懇親会:小倉駅近くの「焼き鳥屋さん」で持ちました。参加者9人
7 7月例会報告
日時:7月29日(土)14:00
福岡管区気象台見学会
見学の参加者:22人(石丸さんのご家族5人含む)
懇親会参加者:15人
14時:観測課、露場、地上気象観測機器、レーダー
ディスプレイ、高層観測気球放球見学、
14時30分:通信課 通信システムの見学、
15時:地震火山課、作業の見学、機器の説明、
15時30分:予報課、予報作業の見学、機器の説明、
そのあと資料室の見学。
17時から「博多城山ホテル」屋上のビアガーデンで懇親会
費用は3,200円(飲み放題・食い放題)
その後博多名物の屋台で二次会。
さらにその後のことは不明。
8 8月例会報告
8月19日(土)14;00 真鶴会館
12名参加
内容:
第一部、天気図検討(杉山さんに変わって荒山さんが担当)フォトエフェクトを使った説明付き各種天気図を参加者分印刷して準備し
ていただきました。東北地方の太平洋側にあった台風の進路と黒潮との関係などについても話題になりました。
第二部、気象予報士テスト直前ゼミ(専門分野)・・・担当は弘中さんでした。内容的な解説はもちろん勉強になりましたが、面白かったのは、過去13回すべての問題の回答番号を分析して報告していただいたことです。この分析によると、選択肢の1が正解である確率は低く、3と4の正解率が高いことが報告されました。また、実技の過去問からは、次に出題されるテ−マについてよそうを試みました。
第三部、金崎さんによるエマグラム使っての講習。エマグラムのパタ−ンと気圧との関係などについて講習していただきました。
今月のお土産
1.7月29日の福岡管区気象台見学時の映像を、金崎さんからCDにしていただきました。(実費200円徴収)
2.「宇宙飛行支援気象グル−プ」についての小論文(非常に面白い)・・・金崎さんから
懇親会、小倉駅内のビアホ−ルで持ちました。今回は参加者が少なく4人でしたが、いろいろな話しを聞く事ができて有意義でした。
9 9月例会報告
日時:9月30日(土)14;00〜17:00
真鶴会館
内容:
第一部、この日の天気図検討(杉山さん担当)、韓国気象庁とJWAkの情報だけで(すなわち無料で)分析していただきました。韓
国気象庁の情報にも48時間先までの各種天気図がきれいにセットされてそろっており、予報に対応できることが分かりました。
第二部、ミニ講演(加藤さんが担当)、歴史と気象というテ−マの中から「蒙古襲来と当時の気象条件の考察」というテ−マで発表し
ていただきました。1951年から1997年までの8月と11・12月の台風発生数と上陸数の一覧表も資料としていただきました。話題は広がり、農閑期が戦争の時期であるとか、火薬の使用、モンゴル兵の兜や鍋・釜が現在も博多湾から引き上げられており(水中考古学の対象)福岡県庁の資料館に展示してあることなど、意見交換され話題が盛り上がりました。
第三部、金崎さんによる天気図作業学習。
9月12日のASAS、KMAの天気図に、参加者全員が自分の判断で地上の前線を書き込み、各自、前線の位置決定した理由を、そ
れぞれに発表しました。ほぼ全員が正解を出したと思いますが、私は天気記号の読み方を忘れていたり、判断が甘かったりなどの反省をさせられました。有益な学習だったと思います。その後、ひまわり画像は各種天気図から解釈すべきこと、Moisture
Flux図の読み
方など教えていただきました。
その他、
1.今回予報士試験を受験した高橋さんから、受験報告をしていただきました。
2.家永さんから、太宰府でのダウンバ−スト(?)について資料を提示したていただきました。
3.災害教育のカリキュラムについて永田がアイデアをだしました。
懇親会、小倉駅近くの大里飯店で持ちました。セット料理と飲み放題で3500円。8人参加。
10 10月例会報告
日程:10月14日(土)14;00〜17:00までの3時間、
会場:真鶴会館
内容:
第一部:例会の日の気象分析(担当は永田)。A3プリント6枚の資料を使って分析しました。前4日間の気象分析は700hpa天気図が載っている新聞の切り抜きを利用しました。その他の資料は「ひまわりネット」のものを使いました。次の日の天気予報と最高気温と最低気温の予報(850hpaの気温から予報)をしました。(約35分)
第二部:「ガイダンスの作り方」(担当は前東京支部長の木村さん)。黒板いっぱいに微分やシグマを使った数式を使って説明していただきました。ガイダンスを作成するにあたり、誤差を最小にする統計的に手法について学びました。私には、細かい点では分からないこともありましたが、面白く勉強になりました。(約80分)
第三部:気象実習(担当は金崎さん)。赤外と可視画像だけから、ジェット軸と低気圧の位置を考える作業を全員で取り組みました。
また、金崎さんが用意されたプリントを使って、雲パタ−ンがら低気圧の中心気圧を推定しました。台風のドボラック法も以前やりま
したが、これも面白いです。(約20分)
特別報告
1.「IT時代の気象情報について」(弘中さん)「災害時における情報収集と住民への伝達」という弘中さんと井本さんの論文をいただきました。「過去の鳥取地震について」というプリントもいただきました。また、携帯電話を使った気象情報サ−ビスの利用者数や利用料金、民間気象会社の利益など興味深い話題を提供していただきました。(約25分)
2.10月8−9日の低気圧について(荒山さん)。福岡で最大瞬間風速25mを記録した熱帯性の性格を持った低気圧通過の事例について報告していただきました。この低気圧の動きと、福江、福岡、下関の地上観測デ−タ−を時系列にまとめたものや、レ−ダ−画像などカラ−印刷したものを全員分いただきました。(約15分)
懇親会:小倉駅近くの焼き鳥屋さんでもちました。生ビ−ルから焼酎お湯割に変わり、気持ちよい時間を持てました。「たこわさび」がおいしかったです。
11 11月例会
日程:11月25日(土)14:00〜17:00
会場:九州大学VBL(ベンチャービジネスラボラトリー)
参加者:7人
内容:
第一部:「例会の日の気象分析」(担当は金崎さん)。
今回初めてプロジェクターを駆使し、大きな画面で説明していただきました。
衛星画像・地上高層天気図などから雲・霧・上層トラフ・低気圧・ジェット気流・前線帯など丁寧に説明していただき、まるで講習会を受けている気分でした。九州に影響する亜熱帯前線帯は予想が難しいと言いながらも翌日は「絶好の行楽日和」と予想され、見事的中しました。脱帽です。(約80分)
第二部:「窯業エンジニアのこぼれ話(環境法規制の現状)」(担当は遠矢さん)。
窯業のプロである遠矢さんから自社製品の紹介と環境問題について話していただきました。世界の環境条約や会議、日本の環境法を取り上げ、現在どのような取り組みがなされているのか、今後の対策・問題点など熱く語っていただきました。予報士会MLにも登場した「化石賞」の話も出て、面白く勉強になりました。
(約30分)
第三部:気象実習(担当は金崎さん)。
850hPa気温、地上気圧の24時間変化を作図により求めました。気圧の上昇と気温の下降、気圧の下降と気温の上昇が対応し、渦度があるだけでは天気は変わらず、渦度の変化で天気は変わるという話でした。(約20分)
お土産
金崎さんより「ハリケーン・ヒューゴを追う」日本語訳。私も一度台風の目の中を飛行機で飛んでみたいです。
懇親会:参加者6人
天神地下街から店に入り、だんだん天井が低くなるくねくねとした迷路のような廊下を突き当たりまで行くとそこに小部屋がありました。非常口はあるかいな??と思いつつも酒が入るとすっかり忘れ、アメリカ大統領選挙の話や航空会社の仕事の話や謎の裏話やもちろん気象の話も・・・などで盛り上がりました。店を出て解散。その後の足取りは不明。
12 12月例会
日程:12月9日(土)14:00〜17:00
参加者:例会12人(新しい参加者2人・・・小倉、熊本各一人)。
会場:北九州市立女性センタ−ム−ブ
5F大セミナ−ル−ム
内容:
第一部:例会の日の気象分析(担当は永田)・・・過去3日間の気象の流れを700hpa図のある新聞記事の切り抜きから分析。実況と予想は「ひまわりネット」からの天気図を使用。予報はFXFE502,504とFXFE5782.5784,850相当温位などを利用するも最後の詰めが甘く反省しきり。(約60分)
第二部:「1ヶ月予報技術講習会の報告」(担当は弘中さん)・・
・福岡で行われた講習会の骨子を報告していただきました。車イスで参加された方のお手伝いもされたということで、頭の下がる思いです。プロジェクタ−を使っての説明は簡潔で、要点を把握するのに便利でした。(約80分)
第三部:気象実習(担当は金崎さん)・・・12月5日の赤外と可視画像2枚から、地上低気圧の位置判定と、ジェットの位置を考える実習でした。私は2本のジェットのうち一本を見落としてしまい、未熟さを反省させられました。(約30分)
会費:会場費均等割り
700円
懇親会:居炉酒場「うねり串」
17;30〜
12人参加(忘年会のみの参加者一人)
6人が二次会へ、小倉の三人組みは三次会まで行ったとか。