☆安価である ☆省スペースで張れる?アンテナ ☆これを応用すればどのバンドもOK! それはみなさんご存知の逆V型アンテナです(^^;
初心者向けと思われがちなV型アンテナ(ダイポールアンテナと同じ)ですが、うまく設置すれば実用になると思います。 上の図をご覧頂ければお分かりだと思いますがベランダに7MHzのフルサイズは不可能です。 しかし21MHzだと片方が3.5mあれば張れない長さではありません。 材料のアンテナ線はビニール線とかAC線をさいたものでもOKです。 バランは市販のものでも自作のものでもOKです。 (バランとはアンテナを整合するものです。自作の方が安価です。) アンテナ線のステーに使用するロープはビニール紐等の絶縁の物を使用します。 マストは金属製のポールでも釣竿(バランを付けるので太い方がFB)でも関係ありませんが丈夫なものがFBです。 マストにバランを固定して水道のエンビパイプにT字ジョイントというのがありますので、それにアンテナ線を取り付ける為の穴を両側にあけてからマストに固定しアンテナ線をつければフルサイズアンテナの完成です。 QRVしたいバンドを計算すれば全てのバンドで使用可能です。 応用例として 例えば144MHzの場合の波長λは300/145=2.07mです。 この1/4の長さは2.07/4=0.52mになります。 (実際には短縮率が入るので少し短くなります。) このようにHF帯に限らずV・UHF帯も同様に「しぶいち」と呼ばれるアンテナも作れます。 ベランダ内の設置方法としての一例として、ベランダの中央付近に軽くて長いマストをベランダの手すりに水平に固定してベランダの両端にアンテナ線のステーのロープを張ったら完成です。 しかし洗濯物とか布団が干す場所が少なくなるので要注意です(^^; でも工夫次第で邪魔にならないように設置できると思います。 調整方法はSWR計を用意します。まず設置したら、どの付近でSWRが最良になっているか調べます。 アンテナ線の両方の長さを同じ長さで少しずつ変えながらSWR計で測定し中心としたい周波数まで短くしたり長くしたりして調整します。 中心としたい周波数が例えば21.20MHzで実際には下の21.05付近で合っていたら少しずつ短くします。逆に21.40付近の場合は少しずつ長くします。5cm単位で調整すれば良いかと思います。 ATU導入はちょっと..と思いの方にお勧めです。 短縮されたメーカー製のGPよりはフルサイズのアンテナですので、効果はあると思います。 基本的に1バンドしか運用できないのですが、21MHzと28MHzのアンテナ線を張ればマルチバンドダイポールとしてQRV可能だと思います。しかしベランダ内で4本のアンテナ線は厳しいですね。 ●ご不明な点は掲示板へお願いします●
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