麻雀には、正式な並べ方と言うのがあるわけじゃあないんですが
 私がやってる、並べ方をここに述べてみましょう。
 まず最初に、真ん中に5枚置きます。
 それから、その両脇に3枚ずつを2回置きます。
 置き方と順番を絵にすると、下のようになります。

□□□ □□□ □□□□□ □□□ □□□

 最初の5枚は両手で、後は片手に3枚持てばいいわけですから、簡単だと思います。
 こうすると、わざわざ数えなくても17枚置けるわけですね。
 ちなみに、なぜ17枚にこだわるかというと、一人が並べる正式な枚数なんです、これ。
 ちょっと計算してみましょう。

 17枚 * 2段 * 4人 = 麻雀牌総数 136

 となります。
 麻雀牌総数が、あってるかどうかも計算してみましょう。

 マンズ 9*4 + ピンズ 9*4 + ソウズ 9*4 + 字牌 7*4 = 麻雀牌総数 136

 ですね。
 そういうわけで、一人が17枚並べていれば、もし牌が不足していても、並べた時点でわかるわけです。
 まあ、かたっくるしいから、やらない人も多いですけどね。
 それに4人がやらないと意味ないし・・・
 下手に反感を買うのも嫌なんで
「17枚数えないと、いけないんだぞ」
 などと言うのは、なるべく控えましょう。


 ちなみに、ちょっとした話。
 以前、shige 達と麻雀をやっていたときの話です。

「だれが、白持ってるんだぁああああ!!!」
 と、流局したときに、shige が騒ぎました。
 そのときのshige の牌は、これ。

 中中中発発発白白□□□□□(当然、テンパイしてる)

 そのときは、みんな
「すげー、振り込まなくてよかった」
 と、いいました。
 場には一枚もなかったし、当然誰かが持ってると思ったのですが・・・
『俺は、もってないぞ』
 と、全員口をそろえて言います。
「げー、山の中かあ・・・ついてねー」
(流局になっても最初にのける、7列*2段の山が残ってますね、あれのことです)
 shige がぼやきながら崩すとそこにも有りません。
『え?』
 みんな硬直。
 全部の牌を表にしても、白がありません。
「どっかに落としたのか?」
 と、周りを探したのですが、やっぱりない。
 なんとなく嫌な予感がして、麻雀牌の箱を開けると・・・
『げっ!』
 どうやら最初に、花牌や赤五をのけたときに、間違ってのけてしまったらしく、思いっきり白が2枚残ってました。
 shige は暴れました。私でも暴れてるでしょう。
 この時、半荘を2〜3回やった後だったんですが、この時まで誰一人として気付かなかったんですね。
 当然気付かなかったのは全員の責任なので、shige はテンパイしていただけ、という結果となりグレたんですね。

 と、まあこういう話だったんですが、こういうことを回避するためにも、最初だけは数えた方がいいかもしれませんね。