☆亀仙人伝説ロードレース時代

スズキ GSX-400R

84夏にMFJライセンスを取り84/11
ハンドル、ステップ、保安部品撤去とタイヤをスリックにしただけのドノーマルにての
初レース挑戦(当時峠キングでレースをなめている)
当時レース熱加熱の為タイムも飛躍的な上昇をたどり、なんとこの日の予選ボーダーは
前戦のポールタイムを上回る加熱振り、そんな事って有るのぉ〜って感じでした、
とりあえず予選も無事通り(ホントはフロントロー狙ってたのに現実は甘くなかった)
レース中8位位まで上がったのですが、途中ダンパーが抜ける等のトラブルがあり
コーナーで押さえが利かず12位位でフィニッシュだったと思います
ギリギリPTゲットしたので、良しとしよう、ですがやはり聞くと見るでは大違いというか、
やはりストレートで凄く離され、どノーマルでは勝てない事を実感、
当時慢心していた自分にはいい薬となりました

スズキ GSX-400R ヨシムラトルネード

翌年85年2戦目より待望のニューマシンヨシムラコンプリートマシンへスイッチ
このマシンは僕自身で神奈川県までトランスポーターへ乗り取りに行きました、
懐には大金を持ってたので途中のインターで寝る事もままなりませんでした
後ろのキャラバンが当時のトランスポーターです

初めてのチューニングマシンで多くの事をこのマシンから学びました、
運転もですが、今の整備の原点はここからといっても過言では有りません、
非常に整備調整に対してシビアなマシンでした

スズキ GSX-400R ヨシムラトルネード

亀仙人絶好調時、タイムはクラスを乗り越えて僕の知る限り当時最速でした、
プラクティス時の相手はF3だけでなく、レーサー250とも良くバトルをしました、
そんなプラクティス時のワンシーンです

ヤマハ FZR400

さて次なるマシンはヤマハFZR400このマシンはRCsugoのキットで武装しました、
あとエンジンのバランス取りと圧縮比アップ、軽量コンパクトなエンジンでしたが
僕が乗るとエンジンを掏ってしまうのでバンクカットを入れてました
この写真は予選でポールポジションをゲットした時に
確か雑誌のカメラマンが撮ってくれたという事で後に頂きました

ヤマハ FZR400

予選はポールポジションをゲットやりました!と其処までは良かったのですが
スタートで大ドジ1コーナーへ進入するも回りにマシンは見えず、
私はどこ?何してるの?ゼッケン1はガセか?って(涙)

ヤマハ FZR400

亀仙人独り1台どこへ行くと諦めずに気力で走り続ける、
ホントこの時は必死で無我夢中で走り途中何台も抜くが心にサインボードを見る余裕が無い、
頭に浮かぶのはチーム員やスポンサー方々の顔、
頭の中が真っ白になるまで走り続け、結局何位なのかわからないままゴール

戦い終わって表彰式

ピットロードへ戻ってくるとショップ社長がVサインを出している、
きっと慰めてくれてるんだなぁ〜と思って、がっくりしてたら
なんと2位という事でした、そのVは2位って事か、ラッキー、となると
目前にいた1台はトップだったのか〜、そんな事とは夢にも思わず、
もういいや〜って最終ラップ諦めてたのに、こんな事なら、もぅ、もぅ、いっしゅ〜〜う!

ヤマハ FZR400

この頃より時代は急変2サイクル勢圧倒的有利に今直前にいるFZRを抜いた後は皆2サイクル軍団、
だが我マシンは4スト今シーズンはこれで頑張らねば

ヤマハ FZR400

チームカラーも決まりがんばるぞう、ところでまた独か・・・
ついに決勝進出の30台のうち上位半数強は2サイクル勢のみに
その中必死の追走劇1台また1台と抜きシーンは遂にファイナルラップへ突入
泣いても笑ってもこの周で終わり

ヤマハ FZR400

ついに3位浮上脅威のラップタイムはトップを遥かに凌ぐ16秒台この時トップは18秒台、
あれ前にFZRがそんなバカなと1コーナーで追い付き立ち上がって、
さあバックストレートだあで、並びかけアクセルオンで加速競争
えっ!そ、そんなぁなんと滅茶早、なんとスリップに入ってもみるみる離されて行く、
気合を入れてストレートエンドその差はなんと50m以上に・・・
気合の突っ込み勝負、なんとそのマシン青旗振られてるにも関わらず、イン側へふらふらと
嘘だろ〜、やめてよ〜結局そのマシンに絡み転倒マシン大破、後で聞くと周回遅れだって(大鳴き)、
これがFZRの最後でした・・・

NSR250RK (HRC)

地元で初の全日本開催F3なれど昨日はA級250とバトルで気合充分、
その時の状況から当日の気候を考慮し、安全策をとりキャブセット変更で濃い目に、
それがなんと裏目に出てストレートでかぶり全然ふけないコーナー出口で常に失速、
それでも頑張り走っているとインフィールドで前車にラインを塞がれ、一瞬スロットルを戻す
結局まさかの予選落ち差は1/100秒未満(終日無言に)、
でもその時ラインを塞いだライダ〜が後に全日本F1クラス初代チャンピオンになるなんて〜

NSR250RK (HRC)

前の画像からですが今年はショップのCBR HRCコンプリートの予定でしたが2サイクル圧倒的有利から

NSR250RK (HRC)

メインスポンサーであるショップさんが気を利かしてくれ
今年からHRCコンプリートのNSRに乗せて頂けました、
この翌年は別のショップさんですがRS250にて戦い、亀仙人のレース活動終結致しました