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化け物の胃腸・・・ 00/02/29

 私は胃下垂気味で、ちょっと食べても胃がもたれてどうしようもない時がある。そのせいで通院した経験もある。あまり胃腸が丈夫なほうではない。少なくとも今まではそう思っていた。
 先日の日曜日のことである。休日の朝寝を貪って、ふらふらと起き出した私は、朝ご飯に雑炊を食べることにした。単純に台所を物色していたら「ちょっと○○」が目に付いただけなんであるが・・・。それだけでは物足りないと思い、冷蔵庫を物色したあげく、卵を取り出して、雑炊の中に落とした。熱々の雑炊に、外側が固まって黄身がドロッと半熟になった卵・・・ご馳走である。ご満悦の朝食だった。
 昼頃になって母が突然「あんた、冷蔵庫の中の卵食べた?」と聞いてきた。「うん、食べた」「腐っちょらんじゃった?あれ、あんたが買ってきて、一ヶ月くらい放って置いた卵よ!」 ・・・うっそ!(顔面蒼白)
 そんなことがあったかも知れない。思いつきでスーパーに行って、自分が食べたいものを買ってきては、冷蔵庫に入れて放ったらかしにして忘れてしまうのは、私の得意技なんである。言われてみれば、朝使った卵は、冷蔵庫の中でポツンと一つだけ隔離されてあった。母がそれとなく、新鮮な卵と、私が買って置いた卵を分けて置いたモノらしい。
 卵って、中(あた)ると確か酷いんだよなぁ。おまけに半熟(中身は生!)いっちゃったもんなぁ。今から遊びに行くってのに、途中で具合が悪くなったらどうしようか・・・と、一瞬目の前が真っ暗になり、下痢と嘔吐で身もだえする自分を想像して、戦々恐々とした私だった。
 しかし結局その日は遊びに出かけてしまい、そのうち卵の事もすっかり忘れるほど、羽目を外して遊びほうけた。2日経った今でも、何事もなく元気である。
 卵は冷蔵庫で保存したら一月位は大丈夫なんだろうか?それとも私が、化け物の胃の持ち主なんだろうか・・・?考えてみれば、毎日ストレス満載で超多忙な仕事をやり繰りしているつもり(!)の私なんだけれど、胃に穴が空くこともなく、元気一杯で過ごしてるもんなぁ。どっちにしても『私ってぇ、あんまり胃腸が丈夫じゃないからぁ〜』なーんてしおらしい事を次からは言えなくなった気がした・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

変わる思い、変わらぬ思い・・・ 00/02/25

椿群生林 先日の日曜日、思い立って、萩市の「椿まつり」へ行った。萩市の笠山の突端は、やぶ椿の群生林があり、観光名所のひとつとして知られ、花の時期には「椿まつり」が行われる。前日ニュースで紹介しているのを見て、「椿の木は、我が家の庭にもあるけれど、椿の群生林ってどんなんだろう?」と単純に見てみたい衝動にかられたのだ。
 といっても私は、十数年前にこの群生林を訪れた記憶がある。ただ、季節が真夏だったし、植物や樹木に興味もなかったし、その当時どんなだったかは、全く覚えていない。初めて見るに等しいその群生林は、異様で幻想的な空間だった。庭や公園の椿を想像してはいけない。高さ十メートルはあろうと思われる巨木が、延々と植わっている。その幹は私の太腿(!)ほども太く、白樺の木のように白く、そして硬そうだ。下枝は殆ど無い。日の当たる木の天辺だけに、葉が生い茂り、赤い蕾をちらほらと付けている。昼間でも薄暗いその木立の群は、怪奇小説のワンシーンの様におどろおどろしい。と同時に、遙か昔から脈々と続けられてきたその生の営みが、とても神聖なもののようにも感じられた。20代の私が何の感慨もなく通り過ぎたその群生林は、時を経て、鮮烈な存在感で私を圧倒した。同じ人が見る同じ風景でも、その人の心の有り様や、時の流れで、色々に見えるんだなと、改めて思った。
 ところで、その椿まつりの会場では、萩の特産品が沢山売られていた。私は、好物の「イカの一夜干し」を買った。3枚で千円。二千円分を買ったら、店のおばちゃんが「おまけだよ」といって、イカをもう一枚余分にくれた。「やりぃ、儲けた儲けた」と喜んでいた帰り道、明神池の側の土産屋では、4枚千円の看板が・・・。こういう事ってよくあるけれど、何時でも何処でも変わらずに腹立たしい。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

スポ根バンザイ!・・・ 00/02/21

 月曜の夜の私の行動は決まっている。会社の仕事を定時で強制終了(!)させ、速攻で家へ帰り、これまた速攻で風呂と食事をやっつけて、8時からテレビ前1メートルに鎮座し、「月下の棋士」をかぶりつきで見たあと、そのビデオを剛くんの演技中心で繰り返し再生して見るのである。(ゴウ病もかなり悪化してきた)それくらい「月下の棋士」の剛くんは、私のお気に入りなんである。
 でも、今夜の私はちょっと違った。剛くんに魅せられる前に、「月下の棋士」のストーリーに魅せられて、あっという間に1時間が過ぎてしまった。「剛くんさえ格好良ければ、ストーリーなんてどうでも良い。」なんて考えを改め、「面白いじゃん。原作を読んでみようかなぁ。」という気にさせられた。
 大原と谷川の名人戦の勝負の行方がどうなるか、というのも見物だったし、その棋譜を将介が予告するというのにもワクワクさせられた。この話には「将棋の神様」が良く出てくる。勝ちたい思いが強ければ強いほど、勝負は怖くなってくる。その恐怖に、勇気を振り絞って立ち向かい、必死で勝利を手繰り寄せようとするその緊張感がたまらない。草テニスだけれど時々試合に出たりする私は、心の拠り所として「将棋の神様」を求める気持ちに共感できたりする。ただこのドラマは、勝負の面白さは解っても、対局の面白さが伝わってこないので、「原作を読んでみたい」という欲求に駆られるのだ。
 私はどうやらスポ根モノが好きらしい。「月下の棋士」も広い意味でスポ根モノだと思う。最近、スポ根モノのドラマとか漫画とかって、あまり無いよなぁ。昔は「どかべん」とか「キャプテン翼」とか「アタックNo.1」とか「エースをねらえ」とか「巨人の星」(これ究極のスポ根)とか色々あったのに。これらの青春スポ根ドラマが流行っていた時(つまり私の青春時代ね)、青少年は今よりずっと健全だった・・・と考えるのは私だけだろうか? 【My Boom INDEX】 【Page Top】

なんで隠さないの?・・・ 00/02/17

 私は、自分が吸わないせいか、煙草の煙が苦手だ。喫茶店とか換気された部屋でも、場合によっては、思いっきり呼吸が出来ず、酸欠になる。喫煙者の方は「戸外で吸えば迷惑にならんだろう」とお考えかも知れないが、戸外でも臭いはちゃんと漂うのだ。街中で、煙草の臭いがするからと辺りを見回すと、必ず誰ががくわえ煙草で歩いている。最近、それが制服を着た男子高校生って事が良くある。真面目人間の私は、目を疑ってしまう。「おまえら、学校や親に見つからなかったらいいのか?誰か注意せんのか?」(怒りの余りおやぢ口調)と思ってしまう。そういう私も、直接注意する度胸もなく、こんな処で愚痴っている訳だけれど・・・。やはり、見て見ぬ振りをして、きちんと叱れない大人達もいけないのかな。
 数年前、うどん屋で昼食をとっていたら、同じ店に居合わせた男子高校生のグループ(制服着用していた)が「すみませんビール二本!」と注文するのを聞いて、ビックリしたことがある。店の人に「高校生の方に酒を売るわけにはいきませんから」と断られていたけれど・・・。
 なんか格好悪ぅい。もうちょっと考えろよなぁ、と言いたくなってくる。酒も煙草もやるなとは言わないけれど、秘め事として楽しんだらどうなんだろう?「隠れてやる」のは今しかないのに。それとも、そういうことはすでに小、中学校で経験済みで、隠す必要を感じてないんだろうか?首を傾げるばかりだ。
 私は、煙草の臭いが苦手だ。これ以上、喫煙人口を増やしたくないんだ、個人的に!だから高校生にちょっと辛口に意見してみたのね。(このHomePageを高校生が見ているとは思えないが、一応最後に、ちょっと媚びてみた) 【My Boom INDEX】 【Page Top】

最後の一花・・・ 00/02/13

 今、私の部屋には花屋で買ったフリージアが生けてある。フリージア
濃厚な香り、色鮮やかな黄色の花弁、春の訪れを告げる花だ。私は花を眺めるのが好きだ。育てるのも好きだ。活けるのも好きだ。ただ、花屋で花を買うのが苦手だ・・・。
 花屋の花は、日持ちさせる為なのか、モノによっては冷蔵庫に入れてある。まずあれを見るのが嫌いだ。折角咲こうとしている花の「寒いよぉ」という悲鳴が聞こえてきそうな気がする。そのせいなのか、薔薇は買って帰ると1日でシュンと首をうなだれてしまうものがある。それを見ることの忍びないことといったら・・・。
 そしてもう一つ、このフリージアもそうなのだが、どう見ても咲きそうにない蕾までもが切り取られて売り物にされている。花の咲き始めた房でも、先っぽの小さい蕾までは咲ききらない。初夏のトルコ桔梗も、真夏のグラジオラスもそうだ。折角蕾を付けたのに、咲くことなく萎れていく花を見るのは、身を切られるように辛い。
 次年度の球根を太らせるために、早めに花を摘んでしまうのが良いのは解るのだが、私はどうしてもそれが出来ない性分らしい。我が家に咲く花は、チューリップでもフリージアでもムスカリでも、薔薇でも百合でも、最後の一花が咲ききるまでそのまんまだ。お陰で翌年の花付きの悪いこと悪いこと。そのうち大地の肥やしと化してしまう。
 それでも私は、花屋の花よりも、我が家に咲く花が好きだ。来年の為の花よりも、今を一生懸命謳歌する花が好きだ。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

上巻の罠・・・ 00/02/09

 私は「活字中毒症」だ。かといって狂ったように本を読み漁るタイプではなく、本を持っていると安心するタイプなんである。だから読みもしないのに、ハードカバーの分厚い本を毎日会社に持ち込んだりしている。昔はちょっとした時間に(こっそり)仕事中に読んだりしていたんだけれど、今は分刻みの段取り&スケジュールに追い回されて、そんな余裕は無くなった。それでもカバンに本が入っていると安心するのだ。
 私の読書ペースはかなり遅いほうだと思う。はまったら一気に読んでしまうのだが、その「はまる」までがトロい。だから本を選ぶときは慎重だ。友人が「面白かった」と薦めてくれた本、書評等で高い評価を得た本なんかを選んで、ハズさないようにしているつもりだ。
 でもたまにはある「こりゃ失敗したなぁ」って本が。今読んでいるのがそれである。ピックアップしておいた本が、図書館でどれもこれも見当たらず、仕方なく「あーこれ確か雑誌の書評に載ってたなぁ」という本を借りて帰ったのだ。しかし社会派小説で登場人物が多く人間関係が複雑で、読んでも端から忘れてしまう。よっぽど途中で読むのを断念しようかと思ったくらいだ。それでもだんだんとツボが解ってきて、後半はグイグイ読めて、とりあえず上巻を読破したのは、貸出期限2週間ギリギリの昨日だった。今日はもう返さなくてはいけない。普段なら夜間の返却口に返しておくところだが、どうしても続きが読みたくなった。でも仕事はあるし、昼間、町立図書館には行けない。そこで母に平身低頭して「上巻を返却して、下巻を借りてきてくれ〜」と拝み倒した。「しめしめ、今夜から早速下巻を読むぞ〜」と意気揚々として帰ってくると、何故か本は2冊置いてある。「なにぃ?上巻を返さなかったのか?」と慌ててよく見ると、「中巻」と「下巻」だった・・・。(脱力)ち、中巻があったのか・・・。上巻を2週間でやっとこさ読んだのに、中、下巻を2週間で読めるだろうか・・・。
 まあ、「下巻、下巻」と言い放っていたのに、ちゃんと機転を効かして「中、下」と借りてきた母には感謝である。知らずに下巻から読み始めていたら、訳解らずに挫折していたに違いない・・・。上巻の罠には気をつけよう! 【My Boom INDEX】 【Page Top】

ゴロクミの置き土産・・・ 00/02/05

 ゴロクミが居なくなって二ヶ月が経った。寂しさや喪失感はまだ、拭いきれていない。日夜餌をせびりに来る野良猫「キジマル」は、顔を見せてくれないと物足りない存在ではある。しかし決して触らせてはくれないし、餌を食べてしまうと、さっさと退散してしまう。ゴロクミの比ではないのだ。
 先日も図書館へ行って、無意識のうちに「猫の飼い方」の本を広げていた。それによると、猫は生後2、3ヶ月の時に可愛がって育ててやると、人懐っこくなるそうだ。特に、餌をやるときに優しく声を掛けてやると良いらしい。そうか、そうだったのか。ゴロクミも生後一ヶ月の頃に貰い受けて、何時もべったり一緒に過ごし、餌を食べている時も、飽くことなく眺めては声を掛けてやっていたもんなぁ。お陰で、ちょっとトイレに行くときも、私を追いかけてトイレの中に入り込み、風呂に入ると、不思議そうな顔をして浴槽まで覗き込んでいたもんなぁ。あともう少し手なずけたら、そのうち一緒に湯船に浸かっていそうな勢いだったのに・・・。
 ゴロクミと過ごした7ヶ月は私の宝物だ。でも、哀しんでばっかりはいられない。今、無性に私の心を捕らえて離さない観念がある。ゴロクミは、私が寂しがらないように置き土産をくれたかな・・・というものだ。ゴロクミ(GOROKUMI)のGOは森田剛のGO。こじつけと言われればそれまでだが、「剛くん、剛くん」と騒いでいると、何処か心の片隅で「ゴロちゃん、ゴロちゃん」と呼んでいるような・・・。大切な一人と一匹だ。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

傑作な写真・・・ 00/02/01

 ここに、昨日出来てきたばかりの数枚の写真がある。2週間前に行われた会社の新年会の時のものだ。
確か一年前の「My Boom」にも書いたけれど、私の会社の忘年会(今年は新年会だった)は、チーム対抗隠し芸大会があって、毎回異常に盛り上がる。今もその写真を見て、思い出し笑いをしている私がいる。
 まず毎回テーマが決まっている。ことしのテーマは「春」だった。出席者は「春」にちなんだ何かを身に付けてこなくてはいけない。ある人は生花をアレンジして頭に飾ったり、ある人は白いハンカチに「一ねん二くみ○○○○子」と書いて胸に飾ってきたり。私はチョウチョが針金の先についたカチューシャをつけた。(要するに頭をチョウチョが跳んでいるのだ、ピッタシ!)
 今回の隠し芸大会で一等賞を獲ったのは『(!)成年の主張』だった。お察しの良い方はお解りかと思うが、V6の出る「学校へ行こう!」という番組を真似た芸だ。末(まつ)成年のおばさま(ごめん)二人が「若くなりたぁ〜い!」「色白になりたぁ〜い!」と主張して、ガングロ&ルーズソックスコギャルと鈴木その子に変身するというものだった。その間にも「少年オカダ」は出てくるわ、「森田先生」は出てくるわ(これが本物そっくりなんだ)の大作だった。私は我を忘れて「森田先生」に向かって「ギャ〜〜〜剛くーーーーんっ!」と雄叫びをあげていた。
 私はとっても恥ずかしがり屋なので(ほんとか?)、毎回の隠し芸大会はとても苦痛だ。ネタを考えなくちゃいけないし、忙しい仕事の合間をぬって準備もしなくちゃいけない。でも社員全員で晴れやかな表情をしている写真をこうして眺めていると、その時のプレッシャーやドキドキは忘れて、笑いだけが込み上げてくる。そして思うのだ。やっぱりバカはしなくちゃいけない!ただ飲み会だけの写真なんてつまらない。こうして毎年傑作な写真が増えていき、それを分かち合える仲間がいて、私は幸せだなぁと思うのだ。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

私の前を行くモノ・・・ 00/01/28

 年明けからずっと暖かい日が続いていたが、ここ数日の寒波の影響で、徳地でも3日間、雪景色の朝を迎えた。雪景色を眺めるのはとても好きだ。特に樹木に覆い被さる雪は、道路や建物に降り積もる平坦な雪景色とは違って、ドラマティックに描き殴られているようで、新鮮な驚きを感じる。我が家は山に囲まれているので、白々と化粧をしたそそり立つ山肌を見上げると、神聖な気持ちにさえなる。
 しかし通勤となると、感動ばかりもしてられないのだ。一応スタッドレスタイヤを履かせて、雪道仕様にしてはいるものの、車の運転は緊張する。私の運転のトロさには定評がある。怖がり屋なので、普段からあんまりスピードを出したりはしないタイプであるが、雪道となるとそれに拍車がかかる。急ブレーキを踏むのを恐れて、前の車との車間距離を異常に空けてしまうし、後続の車の迷惑も考えず、トロトロ運転だ。『僕の前に道は無い、僕の後に道は出来る』(うろ覚えです、すみません)こう詠んだのは高村光太郎だっただろうか。私の場合「私の前に車はいない、私の後ろに車の列は出来る・・・」とこうなる。あまりのトロさにしびれを切らした四駆のにーさんとかが、追い越し禁止を無視して抜かしていくのに「悪いね!」と人知れず声を掛けているのだ。
 ところが今年の冬は、ちと違う。ここ2日、この私よりトロい車に出くわすのだ。それも「これならノーマルタイヤでも大丈夫だろー」って位雪も氷も溶けてしまった道路でのお話だ。追い越したくても追い越せない、四駆のにーさんの気持ちが身に染みる。ちょっとぉ前の車!この私にしびれを切らされるようになったらお仕舞いよぉ。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

けちん坊大賞・・・ 00/01/24

 何度も書いたことがあるが、私はけちん坊だ。
昨夜、風呂で髪を洗っていたら、リンスが殆どなくなっていた。そう、もう何日も前から、そのことには気付いていて、詰替用のリンスも買ってある。でも私は、最後の一滴まで使ってしまわないと気が済まない。最近のリンスとか、化粧品類は、ポンプ式のやつが多い。あれって最後にちょびっとだけ、どうしても残ってしまう。私はそれをポンプ部分を取り外して、容器を逆さまにして振りまくって、手に受けて使うのだ。それでもシャンプーとかクレンジングとか、ちょっとドロッとした液体は、容器の側面や蓋の周りに落ち切らなくて残っていたりする。とどめは、その状態の容器に風呂の湯を少し注ぎ入れ、薄めたところで、頭に振りかけるのだ。うーん完璧!これで容器をサーッと洗って、詰替用を入れたら終わり!な、なんてけちん坊なんだ!
 洗面周りで、もう一つ強敵なのが、チューブ式のやつだ。歯磨き粉とか洗顔クリームとかが入っている、後ろから押し出すタイプのだ。あれは、無くなる寸前の時、いくら力を込めて搾り取ってもまだまだ出そうな気がして、私の戦闘意欲をかき立てる。最近のは、チューブも弾力性があって上等なので、上手く搾り取れない。そこで私は、もうこれまでか・・・の処で、しっぽをジョキンとハサミで切ってしまう。で、お尻から中身を掘り出しちゃうのだ。ビックリするほど沢山中身が残っていたりして、ほくそ笑んだりする。うわっ、けちん坊だ。
 でもそんな私が舌を巻いた強者がいらっしゃる。それは歯ブラシの使い方についてなのだが、普通、ブラシの毛先が外を向いてきたら、新品と交換すると思う。たまには買い置きがなくて、そのまましばらく(何ヶ月も)使いっぱなしだったりする。まあ、そういう無精は許そう。私の知っているとある方は、外に向いた毛先の何ミリかをヂョキンとハサミで切って、まっすぐになったところでまた使うのだという。参りました!歯茎から血が出ませんように・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

生ゴミ回収猫・・・ 00/01/20

 ゴロクミが居なくなった丁度同じ時期から、我が家では(というか私が)野良猫に餌をやっている。一度窓から竹輪か何かを投げてやったら、味を占めて毎日やってくるようになったのだ。名前を「キジマル」(オスのキジ猫で丸々太っているから)と言う。キジマルは、ゴロクミと何時も喧嘩をしては、ゴロクミをけちょんけちょんにやっつけていた。いわば敵同士である。なのに私は、ゴロクミが居たときから、野良の不遇を哀れんで、キジマルに餌を与えていたのだ。一説によると(友人や母に言わせると)、キジマルが餌を求めて家の周りを徘徊するようになってから、縄張り争いに負けたゴロクミが家出をせざる終えなくなった、ゴロクミが居なくなったのは、私のせい・・・ということにもなっている。
 そのキジマルはとんでもないタフガイだった。毎日腹が空くと、早朝であろうが、真夜中であろうが、私の部屋の前で餌をくれと延々泣き続けるのだ。その声がまた、盛りのついた時のように、でっかいのだ。最近ではそのあまりに五月蠅い鳴き声に耐えかねて、母が先に餌をやったりしている。お陰でキジマルは、この真冬に肉襦袢を抱えて、コロコロ太っている。
 それでも、今日のように雪がちらつく日は、流石のキジマルも何処かで丸まって寒さを凌いでいるのだろう。姿を見せない。キジマル用に用意してある残飯が、私の部屋で出番を待ちかまえている。居ないと少し物足りなくて、寂しい、我が家の外猫(そとねこ)キジマルよ、早く出て来ておくれ。残飯が腐って、臭いを放ちそうだ・・・。【My Boom INDEX】 【Page Top】

恋は盲目Part..2・・・00/01/16

 まだまだ続く、剛くんへ暴走の旅。私はこの『Kana's Jungle』を剛くんのファンサイトにしちゃおうかと思ったりもしたが、なんせ徳地の山奥で、テレビも満足に映らない僻地に住んでいる私は、ちと情報不足のため、それはすんでのところで断念をした次第(だめに決まってるだろーが)である。
 私は恋をすると、人格がコロッと変わる。たとえばPCのデスクトップ。よく、好きな芸能人の画像とかを張り付けている人がいるけれど、私はそういうのが嫌いだった。SMAPの中居くんとか、ディカプリオの画像を張り付けていた時もあったけれど、なんだかすぐ飽きてしまうのだ。「私はシンプル好み、デスクトップもシンプルが好き!」と友人にも豪語していた。だけど今は、剛くんの画像を張り付けて、PCの前でウットリしている自分がいる。
 そういえば私は、スキャナを一応持っている。ところが、画像に大して興味も抱かなかったし、仕事等でスキャナを使う用事もないので、無用の長物と化していた。しかし、剛くんに夢中になってからは、俄然興味が湧いてきた。剛くんの画像を取り込んで、編集出来るわけだ。(モチロン個人で楽しむためです。)あんなことも、こんなことも、私は頭の中でぐるぐると作戦を立てているのだ。もっとスキャナを上手く使いこなす為に、勉強しなくちゃ!「好きこそもののじょうずなれ」恋の暴走も少しは役に立つこともあるのだ。(あんまり社会に貢献していないところがミソだけど) 【My Boom INDEX】 【Page Top】

恋は盲目・・・00/01/12

 日曜日からこっち、私は腑抜けになっている。車を運転するときも、部屋にいるときも、ずーっとV6の曲を聴きまくっている。インターネットで剛くんのファンサイトを片っ端から漁って見ている。剛くんの出るテレビ番組は、舐めるように見ているし、同じV6ファンの子から、ビデオやCDをありったけ借りてきた。そう、V6の冬コンに行ってから、剛くんは私のハートを捕らえて離さない。私は、恋の病に冒されているのだ。
 昨年の夏に、カミセンのコンサートに行ってから、剛ファンではあったけれど、これほどまでにめった打ちにされるなんて、思いも寄らなかった。自分でも何故だかよく解らないのだが、多分、理由のひとつは、彼が怪我をしていたからだと思う。前日の公演で、転んで腰を強打したらしく、彼は、殆ど踊れない状態だった。歩くのも、右腰に手をあてがい、足を引きずるようにして、やっとという感じ。それでも彼は、眉間にしわを寄せながら、少し痛そうな表情を浮かべ、笑っていた。それが何とも痛々しくて、私は胸が張り裂けそうになった。今年からスタートする連ドラの役作りの為もあるのだろうが、彼は髪の毛を短めに切り、黒く染めて、ちょっと前までのワイルドな雰囲気を路線変更して、とてもキュートになっていた。年上のお姉さまの母性本能を刺激して、イチコロにする作戦でも立てているのかと勘ぐりたくなる程、それほどまでに、彼は、痛々しくて、美しかった・・・。ふう・・・。
 それにしても今回は、コンサートグッズがまた素晴らしく良かった。パンフレットの剛くんが、カッコ良いこと、美しいこと!他にも、下敷き、ウチワ、生写真、袋、どれもこれも、小洒落てて、これなら飾っても、身に付けてもOKってモノばかりだった。モチロンそれらを私が買い漁ったのは、言うまでもないことだ。
 その中で特に、私の心を暴走させたのは、パンフレットの剛くんだ。その写真の中で、剛くんは、裸の胸に、銀のクロスのプチペンダントをつけて、何とも優しい表情を浮かべて、こっちを見つめている・・・。こ、こ、これは、なんとしてもお揃いのペンダントが欲しいっ!翌日、速攻で宝石屋に駆け込んだ私である。恋は盲目・・・私ってばおバカである・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

姉弟の血・・・00/01/09

 正月に、東京で働いている弟が帰省した。弟は、高校卒業と同時に東京へ行ってしまったので、こうして年に一度帰ってきたとき位しか、話す機会もない。今回は、夜毎酒を酌み交わしながら、「やっぱり姉弟じゃねぇ〜」と感心する様な発見があった。
 弟もやはり、読書が大好きだ。山口に帰省するのにも、飛行機より新幹線の方が、ゆっくり読書出来るので好きだそうな。幼い頃、多分私達は同じ本からスタートしたと思う。親が与えてくれた童話全集、「小学○年生」とかいう月刊誌、少年少女文学全集、世界偉人伝、等々だ。でもそのうち、中高校生くらいになると、本のジャンルは微妙に違っていった。私は、「少年探偵団」とか「怪盗アルセーヌ・ルパン」とか「シャーロック・ホームズ」の世界を経て、横溝正史、エラリー・クィーン、アガサ・クリスティ等の本格推理小説に流れていった。弟は、テレビアニメの影響か「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」等からスタートして、SF小説を好んで読んでいたような気がする。
 ところがである。酒を飲みながら、「最近読んだ面白い本」をお互いに言いあいっこしたら、同じ作品を沢山読んでいた。東野圭吾、岡嶋二人、井上夢人、宮部みゆき、有栖川有栖などだ。お互いに別々の生活をして、別々の本の旅をして、示し合わせたように同じ本にたどり着く辺り、さすが姉弟だなぁ、と感慨深かった。
 もう一つ、共通することがある。お互い、本の選び方がせこいのだ。弟は、価格が高いのと、かさばるのを嫌って、文庫落ちした本ばかりを買って読んでいる。私の方は、文庫落ちを待つほど気が長くないので、同じ理由で、もっぱら図書館を利用している。けちけち姉弟なのだ・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

お礼参り・・・00/01/04

 下記の「ヒッキーからのメッセージ」に、少し訂正がある。ヒッキーから送られてきたカードに気をよくした私は、早速お礼のMailを書くことを思い立ち、宇多田ヒカルのWEBSITEで「MAIL TO Hikki」という処を久しぶりに訪れてみた。するとそこは、投稿フォームになっていて、投稿者の住所、氏名等を書く欄がちゃんとあった!なーんだ、そうか、だから私は自分の住所氏名を記入したんだ。普通ならそういう欄も空白にして、ハンドルネームだけを打ち込んだりするけれど、きっと私は、自分が本当に徳地町に住んでいることを、宇多田ヒカルに知って欲しくて、記入をしたのだ。ついでにこの「Kana's Jungle」のアドレスも書いて、「彼女が徳地町について興味を持ってくれたら良いなぁ」なんぞと大胆不敵なことを考えた記憶まで甦ってきた。
 ところでこのお礼参りには、まだ続きがある。実は私、宇多田ヒカルのアルバム「First Love」は、会社の先輩にダビングして貰ったテープを聴いていて、CDを買っていなかった。(スミマセン)750万枚とも800万枚とも伝えられるセールス記録をうち立てたCDを自分も買ってしまうのは、あまのじゃく心が許さなかったのだ。(そういう事ってない?)でも事情が違ってきた。何てったって天下のヒッキー様が、私ごときにカードを送ってくれたんだよ!今日CD屋に走って、「First Love」ばかりか、最新シングルの「ADDICTED TO YOU」まで買ってきた私である。ふっ、お調子者だ・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】

ヒッキーからのメッセージ・・・00/01/02

 元旦の私は、Y2Kで会社に出勤したものの、とりあえずシステムが順調に作動していることを確認した午後からは、「心ここにあらず」という体で、ぼんやり考え事をしていた。原因は、My掲示板への家本さんの書き込みだ。家本さんは、何時も掲示板に書き込みをしていただく徳地のネット仲間、12月31日の書き込みの内容は、「宇多田ヒカルに以前Mailを書いたら、彼女から Xmas & New Year Card が届いた!」というものだった。
 悔しい、どう考えても残念だ。だって私も、ヒッキー(宇多田ヒカルのニックネイム)にMailを書いたんだもん!どんな内容かと言うと、「何時もHomePageを見て、彼女のメッセージを楽しみに読んでいること」「その彼女の言葉の中に『ちょる』という山口弁がでてきて感無量だったこと」「私は、ヒッキーのお父さんの故郷であるこの徳地町に住んでいること」「徳地はとても良い処だから、機会があったら是非徳地でライブをして欲しい」だいたいそんなところだったと思う。しかし・・・惜しいことをしたもんだ。家本さんは几帳面な方だから、きっとMailに御自分の住所氏名をちゃんと書いて送信されたのだろう。私は、自分のメールアドレスと「Kana's Jungle」のアドレス入りの署名で送信した記憶はあるのだが、住所氏名は記さなかったような気がする。本名とか住所とかを、ネット上ではむやみに公表しないからだ。返す返すも残念だ。ひょっとしたら私にも、あの宇多田ヒカルからCardが届いていたかも知れないのに!住所氏名を出し惜しみしたこの差は、むちゃむちゃ大きい・・・。悔しい・・・。
 そんな気持ちがぐるぐると渦巻いた無念の元旦から一夜明けた、今日のことである。そう言えばまだ年賀状を見ていなかったと思い、居間に放りっぱなしにしてあった年賀状の束を紐解いてみた。す、す、すると、見覚えのない差出人からの封書は、ヒッキーからのメッセージカードだった!内容から察すると、多分家本さんに届いたのと同じものだと思われる。「メッセージしかと頂戴しました。ありがとう」「おいしい一年にしましょう。ガブッと。」等の文や、彼女のイラスト3点が、溢れかえりそうに書き込まれたそのCardは、モチロン印刷されたものではあったけれど、確かにヒッキーからのメッセージだ!う、う、嬉しい!どうやら私は、ちゃっかりと住所氏名を明記してMailを送っていたらしい。全く記憶に無いけれど・・・。やっぱりこの差は、むちゃむちゃ大きかった!
 2000年最初のこのMyBoomで、このCardをスキャナに取り込んで公開しようとも考えたけど、やめときます。にまっ。(^^) 【My Boom INDEX】 【Page Top】