ハクション大魔王・・・ 01/08/29 23:35:37 |
日曜日にちょっくら東京さまで行って来た。夕飯でも一緒に食べようと、正月ぶりに弟と落ち合った。行った先は、新宿にあるとある中華料理屋だった。その店は、あらゆるところに趣向が凝らしてあり、田舎ではなかなかお目にかかれない店だった。 まず入店すると、案内係に狭い円筒形の監獄のような部屋に通される。「ダッダッダッ」と音がすると同時に、その部屋が静かに反転し、天井に備え付けられたマイクから「人形が持っている銅鑼(ドラ)を叩け」と命じられる。部屋に鎮座している大きな人形の手から棒を抜き出して、もう一方の手にぶら下っている銅鑼を「ガーン」と鳴らすと、いきなり小窓がバンッと開いて、別の人形が顔を出し「何処へ行くんだ?」とかなんとか聞かれて、店の名前を言うと「それはウチじゃない、向かいの店だよ!」とか叱られて小窓をピシャンと閉じられてしまう。仕方なく反対の扉を開いてみると、やっと店内に入れるといった感じ。いやぁ、参った参った。 もっと驚いたのはおトイレだ。(女子便所の例だと)入ると個室が3つあった。一番奥の個室が空いていたので入ろうとすると中から「ダッダッダッ」と不気味な音が・・・。恐る恐る戸を開けると、そこには便座にやっと一人が座れる程度の空間があり、その前方は壁ではなく、ハクション大魔王みたいな大きな人形が足踏みをしている。ダッダッダッってのはその足踏みの音らしい。横壁にトイレットペーパーは付いているものの、それは石膏のような物で出来たまがい物で、本物のトイレットペーパーは、ハクション大魔王が持っていて(しかもロールがバカでかい)それを引っ張るしかないんだよね・・・。ダッダッダッって・・・そんなに急かすなヨ!まぁ、なんとも落ち着かないトイレでありました。(爆) しかし、帰郷してから思った。あのハクション大魔王、こっちをジッと見てたけど、中に人が入って覗き見しようと思えば出来たんだよね・・・。そんな事はなかろうとは思いますが・・・。都会って面白い・・・。(田舎モン丸出しな私) 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
あっちの水とこっちの水・・・ 01/08/25 22:36:59 |
徳地を離れてみて一番戸惑ったのは、「水が違う」って事だった。以前、ここの掲示板に「徳地は水が美味しい」との書き込みがあったけれど、今、私はそれを身に沁みて感じております・・・。山口市でも、美味しい処は美味しいんだろうが、今の家は普通の水道水だ。蛇口からジャーッと出て来る水が、まず生温いんだよね。徳地の家は井戸水だった。真夏の水でも冷たく、無味無臭だった。あ、今思えば無味ではなく、ミネラルなんかの味や香りがあったかもしれない。水は、水の味がしたと思う。ところがこちらの水は、人造的な感じがする。水が水ではなく、薬品を多く含んだ液体のような気がするのだ。皿やコップを洗った時、水滴の付いたそれの匂いをついクンクンと嗅いでしまう。私は自宅で沸かしたウーロン茶を会社に持って行って飲む人はんだけれど、洗って一旦は乾いているであろうステンレスボトルの蓋までも、クンクンと匂いを嗅いでしまう。神経質かもしれないけれど、なんか違う・・・。タゴが、こちらに来た早々下痢と嘔吐に苦しんだのも、あながち無関係ではないかもしれない。(ただ単に環境が変わってストレスが溜まっているのかも知れないが) こちらに引っ越す時、ひとつ大きな買い物をした。それはダイニングテーブルだ。以前は床にちゃぶ台というスタイルだったけれど、リビングダイニングが広い床張りだから、テーブルと椅子にしたのだ。6脚の椅子を、普段は必要ないからと2つ仕舞って、今は4脚にしているけれど、両親と私の席の他、1つ余ったその椅子に、タゴが一丁前に居座っているんだよねぇ〜。時には椅子の上で寝そべってみたり、時には顔だけチョコンと覗けて、食卓に並ぶオカズにちょっかいを出してみたり。ああ、この子も一端(いっぱし)の家族のつもりなんだなぁと思う。 タゴよ、早く山口の水に慣れて、下痢が治りますように・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
お引越し・・・ 01/08/21 22:05:49 |
突然ですがワタクシ、お引越しをしました。徳地町民ではなくなってしまいました。今、この「Kana's
Jungle」も新居である山口市からUPしています。徳地町を紹介するHPを作っている身でありながら、本人は余所の場所に居るという、なんだか詐欺のような状況になってしまったので、その言い訳を今から説明しようかなと・・・。 転勤したとか、結婚したとかそういうことでは全くありません。以前から話はあったのだけれど、ここへきて急に具体化して、両親と三人で引っ越してしまったというだけの事であります。なにせ産まれてこの方、徳地以外の場所で生活した経験のない私だから、生まれ育った家や徳地を離れる事には、かなり抵抗がありました。とはいっても、あまりにドタバタとしていたので、感傷に浸る暇もなく、新生活の期待とかそういうものもなく、とにかく体だけ新居に来ちゃったという感じではあります。ただ、何処に住もうが、私の徳地を愛する気持ちには、今のところ変わりはないし、当分は徳地の家とを行ったり来たりの生活だと思うので、この「Kana's Jungle」は、このまま続けていこうと思っています。(良いよね、イイヨね・・・汗)隣の市ではあるけれど、徳地から一歩外へ出ちゃった分、また別の視点から徳地を見ることも出来るかなとも思います。ここへ訪れて下さる皆様、これからもどうか宜しくお願いします。 さて、お引越し一日目の一昨日の事、タゴ(飼い猫)は右も左も解らぬくせに、一丁前に辺りを探索し始めた。姿が見えなくなったので、「タゴ〜、タゴ〜」と近所を捜して歩いたけれど見つからない。「ヤベ〜慣れるまで外に出すんじゃなかった」と後悔していると、近所の親切な奥さんが「これ、お宅の猫ちゃんですか?」とわざわざタゴを胸に抱いて届けて下さった。おいおい、いきなり迷子かよぉ、タゴ!前途多難である・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
PCの敵・・・ 01/08/17 20:09:52 |
私のPCアドレスに、ウィルス付きのメールが立て続けに送られてきた。ポスペ(ポストペット)のアドレスにも同じモノが送られてきたので、多分「Kana's
Jungle」を覗きに来た人ではなくて、もう1つのサイト(こちらは普通のとポスペの二種類のメールアドレスを公開している為)を見た人の嫌がらせか悪戯だと思う。 HPの閲覧をしていると、超有名サイトの掲示板が誹謗中傷の書き込みの嵐で、止む無く閉鎖に追い込まれてしまったりするのを時々目の当たりにする事がある。嫌がらせのメールが頻繁に届いたりする事があるって話も聞いたりする。まあ私の場合、チョロっとウィルスメールが届いただけだから、本当にそれが嫌がらせなのかどうかは解らないけれど、「私のHPも有名になったもんだねぇ〜。アクセス数を増やす意思も無く、ひっそりチマチマと『好き!』だけでやってきたHPなのにねぇ。」と驚いてしまった。と同時にとても怖くもなってきた(ワタクシ小心者ですから・・・)。誰が見ているか解らない。悪意は無くても、私のちょっとした表現が、見る人によると気に入らなかったりする事もあるんだろうなと思う。楽しい事ばかりで忘れがちだけれど、こういうネットの恐怖とは常に背中合わせなんだなと改めて実感した。 さて私はもう1つ、恐ろしいモノを見てしまった。真夜中に一人(一匹か)、マウスに闘いを挑んでいるタゴ(飼い猫)。私のPCを荒らし回ろうとする敵が、ここにも居たワケだ・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
8万人のバス待ち・・・ 01/08/13 20:59:47 |
私は、小学生の頃朝礼があると、たま〜に貧血で倒れちゃう子だった。今はもう半引退状態だけど、数年前までテニスの試合で炎天下でプレイすると、目の前が白〜くなってきて、クラクラすることもあったっけ。 土曜日に、北九州で行われた「GLAY EXPO 2001」なるものに行って来た。アジアのアーティストも含めての、21:00から翌朝の5:00までのオールナイトの野外ライブだ。ニュースで報道されてたから、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。土曜日は仕事を終えたその足で、小倉に向かった。小倉駅からコンサート会場までシャトルバスが運行されているのだ。小倉駅の改札口は、臨時の増員体制がとられていた。窓口以外でも帰りの切符を販売していたし、駅前の歩道橋からシャトルバス乗り場までも係員が歩行の誘導を行っていた。シャトルバスも多分小倉のバスが殆ど集結しているんじゃないかと思うほど次から次へとピストン輸送をしていた。会場周辺の交通整備も物々しかった。こりゃスゴイ!さすがビッグアーティストになるとこういう事にまで神経が行届いてるなぁと思った。私は開演ギリギリに駆けつけたので、比較的スムーズに会場までたどり着けた。行きはヨカッタのよ、行きはね・・・。 会場はバカでかかった。なにせ8万人を動員しているのだ。私は真ん中辺のブロックにいたけれど、それでもステージ上の彼らは豆粒どころか、米粒ほどにしか見えなかった。オーロラビジョンが何台も設置されていたから、特に不満も感じなかったけれど・・・。21:00から翌朝までのライブってのは、初めて体験した。楽しかったけれど、はっきり言って疲れました。最後のほうはもう、ジャンプする元気もなく、足も腰も痛いし、眠いし、立ってるのが苦痛なほどの拷問のようなコンサートだった。それでも白白と空が明るくなって終演を迎えた時は、見終わったという達成感で心地よかった。 しか〜し、帰り道は地獄を見ることになったワ。交通手段は、8万人の殆どがシャトルバスかツアーバスだった。8万人がバス待ちをするのだ。一応規制退場にはなっていたけれど、シャトルバス乗り場へ向かう何万人もの行列は何キロにもわたって延々と続いている。列が少しでも前に動けばまだ良いけれど、一歩も動かず何十分も待ったりもした。前日の夜から、ろくな食事もとらずに、立ちっぱなしで徹夜した体にこれは堪える。私の周りでも、何人もの人がこらえ切れずに座り込んでいたし、高いハイヒールを履いた子なんか、足を引きずったり、終いには靴を脱いで裸足で歩いたりしていた。気を失って担架で運び出された人もいた。GLAYのコンサートは約3時間半あったけれど、私達はそのほぼ同時間を帰りのバス待ちで費やしたのだ。行列の中で私は、貧血で倒れた子供の頃の記憶を蘇らせていた。「苦しいな、しゃがみたいな、早く校長先生の話終わらないかな。」でもしゃがみ込む勇気がなくて、結局倒れてしまう不安と怖さと恥ずかしさ。そんな事を思い浮かべていた。有難い事に、バス待ち行列の中で、私は倒れたり、貧血を起こす事はなかった。偉いぞ自分!老体に鞭打って、よくぞ徹夜で頑張った! 私はGLAYの熱狂的ファンではないので、コンサートの素晴らしさは、帰りのバス待ちで帳消しになったかなぁ。帰宅後ニュースでこの模様を報道していたけれど、バス待ち時間がとんでもなく長かったってのは、何処でも誰も言ってないのね。私の中で強烈な記憶として残ったのに・・・。ちょっと悔しい。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
格別の花火・・・ 01/08/07 20:12:30 |
行ってきました「徳地町花火大会」。出雲合い橋(漢字正しいかな?)に座り込んでいたから、昼間の猛暑の余韻でお尻はホットだったけれど、渡る川風が爽やかで涼しくて心地よかった。 昨年は確か、福岡に遊びに行っていたので、この花火大会は二年ぶりに見る。打ち上げている場所が、橋より少し遠くなった気がした。頭の上に火の粉が降ってくるような迫力や驚きがあんまりなかった気がしたのは、そのせいなのか、それとも私の慣れのせいだろうか?奇をてらった、流行の花火が上がるわけでもない。なのに、やっぱり地元で見る花火は、なんともノスタルジックで心落ち着くものがある。ここのHPに訪れて下さっている沢山の方々が、皆同じ場所で、おんなじ空を見上げているんだなと思うと、この花火は、皆の心を一つにする徳地のシンボルなのかなと思った。 それにしてもウチの母、花火が終わった途端「んまぁ〜アベック(死語)の多いこと。イヤラシイ。」だと。花火を見ずに何を見ていたんだか・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
いけにえの手・・・ 01/08/03 21:21:51 |
私の両手、両腕は、そこいら中引っかき傷だらけだ。タゴの目下の敵は、私の手だからだ。人間の手と五本の指の動きは、猫にとって格好の標的なんだろうか?挑発もしていないのに挑みかかってくる。仕方なく応戦していると、タゴはどんどん調子に乗り始め、徹底的に私の手を痛めつけるのだ。まだ小さいとはいえ、かなり大人になりかかったオス猫だから、その牙も、爪も、鋭く私の肉をえぐってくる。 猫の朝は歳より並に早い。私が寝ほうけて気付かないうちにお出かけあそばす。そして私が出勤の仕度を始める頃に帰って来て、付きまとう。ご飯を食べていれば、ボクにもくれろといって鳴く。洗濯物を干していれば、足元でタオルの裾を引っ張ろうとする。タゴは賢いヤツだ。私が身支度を始めると、出掛けるのを敏感に察するのか、「行くな」とでも言うように私の手やストッキングやスカートの裾に挑みかかってくる。私も親ばかだから「そうかい、そうかい、そんなに離れたくないのかい」とタゴにお付き合いして遊んでしまう。もてあそばれるのが解っている「いけにえの手」だ。 こうして私はまた、遅刻をしてしまう・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
声をかける・・・ 01/07/30 22:16:19 |
先日、とあるコンサート(言わなくても解ってると思うけど)に行ってきた。友人と二人で見たから、当然私の隣は見知らぬ人だ。こういう時、私はいつも声をかけるべきがどうか悩む。思い切って声をかけて、話が弾んで、開演中も一緒に盛り上がれた人もいるし、反対に声をかけそびれて、仲良くなれそうなのにきっかけを失ったまま終演を迎えてしまった人もいる。先日のコンサートが後者のパターンだった。だって大人しそうな若い女の子だったんだもん。馴れ馴れしくされるのが嫌な時期もあるからなぁ〜と遠慮してしまった。私は、開演中キャーキャーと大騒ぎしたり飛び跳ねたりする人なので(このアーティスト限定だけどね)、案の定、隣の女の子は引いてしまって、「なんだ?このオバサン」みたいな冷たい視線を投げられてしまった・・・。グズッ。せめて開演前に一言「こんにちは、ワタシってキャーキャーうるさいかも知れないけどゴメンなさいね」くらいは言っときゃヨカッタかな。 帰りは夜行列車に乗った。夜行は、同じボックスの中に男も女もおかまいなしに振り分けられてしまうから、緊張する。深夜の乗車だったからすでにカーテンは閉じられていたが、靴から判断するに、私のお向かいさんは男性と女性だった。朝、起床して身繕いを整えてカーテンを開けると、男性は何時の間にか下車されていて、女性が読書をしておられた。会釈して、顔を洗ってから朝ご飯のオニギリを頬張っていると、その50歳くらいの女性が、私に声をかけられた。「どちらまでいらっしゃるんですか?」それから私が下車するまでの30分間くらい、私達の会話は弾んだ。その女性は、福岡の弟さんの処にいらっしゃるご自分のお母様を茨城まで連れて行くために帰省されるそうだ。足を悪くされたお母様の気分転換と快復のために、夏が過しやすい茨城で一緒に住むのだそうだ。 列車には色んな人が乗り合わせる。その女性に声をかけてもらわなかったら、私達はただの風景だっただろう。やっぱりコンサート会場でも遠慮せずに気軽に声をかけてみようと思った。少なくとも同じ人(アーティスト)が好きな者同士なんだから。そして声をかけるなら、やはり年上の方からですネ。私もあの女性のように、柔軟性のある、懐の深い人になりたいな、と思った。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
猫のトイレ・・・ 01/07/26 22:16:57 |
タゴ(母の日に貰ってきた仔猫)は、かなり大きくなって、やんちゃ三昧の日々をつつがなくお過ごしあそばしている。畑仕事をしている母の側で土を掘り返してみたり、野良猫のキジマルと大喧嘩をしてみたりと、すっかり外の楽しさに味を占めている様子だ。まだテリトリーが狭くて外にも行けない頃は、部屋の中に猫トイレを作って、猫砂で用を足していたけれど、最近は外で用を足してくるので、猫砂が汚れている事も少なくなった。 日曜日は、午後から両親と三人でお出掛けをした。タゴをひとり(!?)残していくのは、可哀想で後ろ髪を引かれる思いだったけれど、夕方には帰るからって事で、タゴを家から締め出して出掛けた。用事を済ませて急いで帰るなり、私は、家の周りで留守番をしているだろうタゴを直ちに捜し始めた。「タゴ〜タゴ〜」昼寝をしていそうな倉庫の屋根裏とか、庭の周りを捜したけれと、タゴはニャ〜ンとも近寄ってこない。すると母が「おった、おった」と私を呼びに来た。なんとタゴは、家の中に居たのだ。出かける時に姿が見えなかったから、外で遊んでいるとばかり思っていたら、どうやらタゴはこっそり家の中に潜んでいたらしい。しかもそれは「タゴ出入り禁止」の仏間だった。畳やら襖に爪を立ててしまうからということで、歴代の猫達も決して入れなかった仏間に、何故かタゴはコッソリ入り込んで、かくれんぼでもしているつもりだったのだろうか。オニの私達がかくれんぼを放棄して居なくなってしまったので、タゴはさぞかし寂しかっただろうと思う。しか〜し、笑ってばかりはいられない。半日も仏間に閉じ込められたタゴは、何処で用を足したんだ?慌てて畳の隅っこや座布団の上とかを触ってみたけれど、湿ってない。大丈夫そうだ。ホッ。 ところがその夜、風呂から上がった父が素っ頓狂な声を出した。どうしたことかと行ってみると、下着を着ようとしたら、濡れているという。よくよく見るとそれはタゴのオシッコで、かなりの枚数が汚れていた。私と母は大笑いをした。なんだそういうことか。出かける前に、衣類の整理をしていて、父の下着類は、引出しごと引っ張り出して、やりかけのまんま仏間に置いて出かけたのだった。 最初に躾た猫用トイレに良く似た、箪笥の引出しと下着の中で用を足すんだから、タゴはお利巧だ。父には気の毒だったけれど、下着で幸いだったワ。洗濯すればいいんだもん。これがあなた、高価なミンクのコートだったら(そんなもんウチには無いけど)泣くに泣けません事よ・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
お金かかるケータイ・・・ 01/07/22 1:17:05 |
藤原紀香に言わせると、私のは「メール見るのにお金かかるケータイ」だ。しかし、その事は別段気にもかけていなかった。一ヶ月前までは・・・。 会社の先輩が、私と同じ電話会社のケータイを持っている。先輩は、「ひどい時には一日に2、3回も迷惑メールが来る」と嘆いていた。先輩はアドレスを電話番号のままにしているので、迷惑メールがバンバン届くのだ。私はアドレスを半角英字に変更してあるので、そんなメールは届いた事が無かった。(しつこいようだけど)一ヶ月前までは・・・。そう、一ヶ月くらい前から、週に2、3度、私のケータイにも何故か「お友達になりませんか〜」とか「出会い系サイト」とかからメールが届くようになった。私のアドレスは「kanajg」だったから、こんな単純な英字の組み合わせだと、ランダムに文字を当てはめられてメール送信されるのかな〜と思い、敵(!?)に私の暗証番号を盗まれたような嫌な気持ちになった。ここで藤原紀香の「お金かかるケータイ」って言葉がズッシリと重みを帯びてきた。読みたくもないメールに1回何円かのお金を払うのは、けちん坊の私には許されざる大事件である。PCのメールだと、ダウンロードしてきたメールの中に、一見さんからのメールや宣伝のメールが混じっていたとしても、それは全く気にならないのに、払わなくてもいい金を払うって事が神経過敏にさせるのだ。思い余って、私はアドレスを記号込みのものに変更した。しか〜し、平穏だったのはほんの一週間だけだった。またも出会い系サイトからの案内メールが届いた時には、驚きを飛び越えて、誰かにストーカーでも受けているような、そんな恐怖が襲いかかって来た。何処かで誰かに、私のアドレスが盗まれている・・・。 ケータイのメールって、極々仲良しの友達間で、ナイショ話を楽しむような、そんなイメージがあるじゃない?それを台無しにされたようで、ワタクシとてもご立腹なんである・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
ナマ足サンダル・・・ 01/07/18 20:44:51 |
梅雨が最期の悪あがき(!?)をしているけれど、もうすぐ本格的な夏になりそうだ。今年は可愛いサンダルが沢山出回っていて、私も2足ほどついつい買ってしまった。おNEWの靴をおろす時は、ドキドキする。若い子は当然だけど、最近はミセスだってナマ足にサンダルだ。去年までは私、勤務時にはストッキングを履いていたけれど、今年はナマ足におNEWのサンダルで挑戦してみた。ナマ足って、やっぱり気を使うのよね。ムダ毛を処理して、踵なんかの角質の硬いところをヤスリで削ったり、ペディキュアを塗ったり、なんとか見苦しくない程度まで持っていくのに人知れず努力してみたりなんかして。クソ暑い時にストッキングを履くという不快さから開放されるってのは、とぉ〜ってもラクチンで心地良い。「こりゃナマ足サンダルは病みつきになりそうだ」と思っていたんだけれど・・・。 私はなんでも物持ちが良くて、洋服でも靴でも、身の回りの物や電化製品、雑貨に至るまで、丁寧に綺麗に使うのが得意だ。しかし、何回か履くうちにそのおNEWのサンダルは、今まで経験無い程に、あからさまにみすぼらしくなってきた。サンダルの内底の白い部分が、足の指があたるとこだけ、ずず黒く変色している。よくよく眺めると、垢のような汚れまで付いている。やっぱり汗をかいてしまうので、今まではストッキングで吸収されてた汚れが、直に付着してしまうのかしらん。そして、その内底の皮は、前方に微妙にズレて土踏まずの部分で盛り上がり、踵の部分の下層部が見えそうになっている。ショック!まだ、おNEWなのにぃ。(安物を買ったワケではないんだけど) 世の中には、あれだけナマ足サンダルが氾濫しているけれど、みんな私のような悩みはないのだろうか?それとも、オジサンの靴が蒸れて臭かったり、水虫なんかが出来ちゃうように、私の足にもオバサンエキスが出てるのかしらん?やだわぁ。 私は今、益々みすぼらしくなるのに目をつむってナマ足サンダルを履きつづけるか、サンダルを守る(!?)為に暑いのを我慢してストッキングを履くか、検討中である。けちん坊だから、後者かな・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
チケット争奪戦・・・ 01/07/15 2:05:45 |
この2、3日、私は居ても経ってもいられない気持ちにドップリとはまっていた。会社が急にお休みをくれたので、泣く泣く諦めてたコンサートに急遽行ける事になったのだ。しかし、体だけコンサート会場に行っても、チケットが無い!即効で問い合わせたけど、既に一般発売も終了して、チケは完売状態だった。それからの私は、四方八方手を尽くして、チケ獲得に乗り出した。 持つべきモノは友達です(身に沁みた)。そういうのに詳しいファンのメル友さんに、情報豊富なネットのチケット掲示板を教えてもらって、私は掲示板の見張り番と化した。一晩中あちこちの掲示板を漁ったり、それでは足りずに昼休み時間まで、近くのネットカフェに出向いて情報をチェックしたりした。ファン運営のML(メーリングリスト:自分の発言がグループ内の全ての人にメールで配信されるシステム。情報交換に役立ちます)に「チケット探してます」のメールを流してみたりもした。ついには「金なら幾らでも(ウソ)出す!」とまで思い込み、Yahoo!オークションに慌てて登録して、入札の仕方等を友達に教わったりもした。 Yahoo!オークション・・・これは入札までしてみたけれど、競る相手が敵に思えてきますネ。この時点で既に私の目は血走って殆ど平静を失っていたので、街行く人にも「キミ、あの出品には手を出さないでね。私が落とそうとしてるんだから・・・」みたいな、全世界の人を敵に回した様な気になった。そうなると出品者にも腹が立ってくる。チッ足元見やがって、儲けようと思っちゃってさ〜なんぞと人知れずボヤいたりもしてみた。特に、私と少しだけ競ったNH「Doctor○×▲」!金に飽かして若い愛人を喜ばせようと思っちゃってチケ探してるのかよぉ(HNがDoctorってだけで、この人がホントに医者かどうかも解らないのにさ)。そこまで考えました・・・(アホ)。 結局チケットは目出度く、MLとチケット掲示板から譲ってて頂ける方が見つかって、Yahoo!オークションで、吊り上ったチケに手を出す事はなかったんだけどネ。そうなるとこのDoctor○×▲サンの見方も変わってくるのよ。彼のコメントを見つけて読んでみると「娘へのプレゼントです。よろしくお願いします。」という投稿が寄せられていた。アラ、良いパパしてるじゃないの。お嬢さんもV6(あら、バレた?)が好きなんて、良い趣味をしてらっしゃるわ・・・とこうなるワケなのよ。 私、魔物にとり付かれておりました。ゲーム感覚でオークションを楽しめない私はアホです。しかし、コンサート直前になって、Yahoo!オークションでも定価割れのチケがゴロゴロ出てきたら、怒るわヨ! 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
猫はおる?・・・ 01/07/10 22:49:54 |
母はアレからすっかり怖気づいて、PCに触れていない様子だ。「アレ」というのは、正常にWindowsを終了出来なくなって、テレビを消すような感覚で、PCの電源ボタンを切ってしまうのを私が相当こっぴどく叱った事である。「電源を切るな」と言われた母は、電源ボタンを切らないかわりにコンセントを引っこ抜いてPCの電源を切るという荒業にまで出て、流石の私も仰け反ってしまったのよね。 あれから日々の忙しさにかまけて、母のPCがどんなことになっているのか監督もしていなかったので、久し振りに母に「パソコンは触ってるの?」と聞いてみた。すると母は「あれはどうも調子が悪いみたい・・・」と気まずそうに答える。どうやらマウスの調子が良くなくて、マウスポインタが現れなかったりするらしい。で、結局Windowsを正常終了せずに、またもコンセントを引っこ抜いているもんだから、どうにもこうにも母の手におえない事になっていた。復旧させてから母に「使えるようにしてあるからね」と言った。すると母は嬉しそうに「そうかね、猫おる?」と聞く。猫?なんじゃい猫って?よくよく考えてみると、その猫とはモリ子の事だった。母にPCを譲る前、デスクトップの壁紙が森田剛クンじゃナンダからと思って、デジカメに撮ってあったモリ子の画像を壁紙にしてあげたんだよね。PCの使い方を教える時、母はその壁紙を殊のほか喜んで「モリ子は何処にいっちゃったんだろうねぇ、可愛い顔しちょるねぇ」と食い入るようにモニタを見ていたっけ。猫はおるのよ。正しいパソコンの使い方さえしていれば、何時でもモリ子にお目にかかれるのよ。(独り言) 先日弟が、旅先から土産を宅急便で送ってきた。母は私に「届いたよってメール打っちょきなさいよ」と言う。きっと母は自分でメール書いて送りたいんだね。そう思った。諦めずにもう少し頑張って教えてみるか・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
ラブレボ・・・ 01/07/06 20:31:20 |
少し遅れたネタですが・・・。今年の春は、何時になくTVドラマを沢山見た。まずは我が愛する森田剛クンの出てた「嫁はミツボシ。」でしょ。ミポリンこと中山美穂とトヨエツこと豊川悦司の「ラブ・ストーリー」でしょ。藤原紀香主演の「昔の男」でしょ。TOKIOの長瀬クンが出てた「ムコ殿」でしょ。そして江角マキ子&米倉涼子&藤木直人の「ラブ・レボリューション」でしょ〜ぉ!各ドラマともそれぞれテーマや味が違うから一概に順位なんてつけられないけど、ワタシの一押しはやっぱり「ラブレボ」でしたね。最終回は、想像以上に感激しました。恭子さんと須賀さんの恋の行く末はどうなることかと気を揉んでいたら、恭子さんは今の地位をすべてかなぐり捨てて、須賀さんを追ってワシントンに行く事も断って、北海道の町医者になり、須賀さんは、これまたニュースキャスターという職をかなぐり捨てて、恭子さんのいる町の小学校の先生になって恭子さんへ結婚を申し込むというオチでした。 私の中で究極の恋愛小説といえば、サヴァンの「僕の美しい人だから」なんだけど、これがこの「ラブレボ」のようなストーリーなんです。自分の地位や名誉や今の生活のすべてをかなぐり捨てても、相手を求める衝動ってのが、恋愛の究極の醍醐味だと思うのです。自分が今まで育ててきた価値観と、相手がこれまで育ててきた価値観が、ぶつかり合い、せめぎ合い、まったく新しい価値観を創造すること、そういう事を恭子さんと須賀さんが見せてくれた気がして、あたしゃ大満足です。毎回ドラマの冒頭や合間に流れる恭子さんの独白というか「コラム」の言葉も、ドキッとするくらい冴えていて、脚本家の藤本有紀という人の才能を感じました。 でもね、なにより驚いたのは、この番組を提供していたメナードの「薬用ビューネ」のCMよね。このドラマが始まる以前から「ラブレボ」OnAir中もず〜っと藤木直人だったのに、最終回からは神尾学になってんの!あ〜らビックリ。神尾学とは、この「ラブレボ」で須賀さん(藤木直人)のライバルで、恭子さん(江角)をとりあってフラれるという役どころだったの。意味深でなかなかおもろいCMキャラ交代劇だったワ。でもやっぱり私は、藤木直人が好きだけどね。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |
畑山にハマる・・・ 01/07/02 20:45:29 |
私は、格闘技があんまり好きではない。レスリングもボクシングもK1も相撲も・・・。取っ組合いの喧嘩みたいで、怖くて痛くて見ていられないのだ。スポーツや対戦競技なら、テニスとかサッカーとかのボール競技が好きだ。勝利への闘志が同じでも、相手を直接痛めつけるよりはボールというものを挟んでの方が、痛みがない分気軽に見れたりするからだと思う。 しかし私は昨日「WBA世界ライト級タイトルマッチ」を見て、生まれて初めてボクシングが面白いと思った。いやボクシングが面白いというよりは、畑山のファイティングスピリットに感激したんだと思う。終始一貫して挑戦者のジュリアン・ロルシーをコーナーに追い詰めてパンチを繰り出していた。そのガムシャラに前進して勝ちに行こうとする姿勢、失敗や負けを恐れず責める姿勢に、私まで勇気とパワーを貰ったような気になった。ド素人の私は、アレでもう判定で畑山が勝つと思ってたけど、負けちゃって残念だった。でもすごく良いモン見せてもらったなと思った。私は、畑山とかプロスポーツ選手のように常に戦い続けるワケではないけれど、何かに挑戦し続ける前向きな姿勢は忘れたくないなと思う。 そういえば私、高校生の頃「あしたのジョー」が大好きでね・・・。確か卒業文集のようなものにも「矢吹ジョー」のマンガを描いた記憶があるし、油絵を描いていた時期にアニメ版のジョーをキャンバスに描いた事もあったっけ。なんで当時あんなにジョーにハマったのはか覚えてないけれど、案外私は格闘技好きだったりするのかも知れない・・・。 【My Boom INDEX】 【Page Top】 |