重源上人のもとで 東大寺再建に要する材木調達に従事した人々は、 疲労もはなはだしく、多くの病人や怪我人が出ました。 この石風呂は、上人が創設し、 彼らの疲労回復と、病気療養のために、 利用させたと言われています。 大原湖近くの「野谷の石風呂」も これと同様のものです。 |
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岸見の石風呂については、今でも毎年 重源上人の開山忌の6月5日には 火が入れられ上人の供養をしており、 入浴体験が出来ます。 火をおこしたかまどの前に、ござを敷いて座り 汗を流す・・・現在の「サウナ」のようなものですね。 |