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「BOHEMIAN SUMMER 2000」 宇多田 ヒカル

実はこれ、コンサートパンフレットなのですが、十二分に読み物として手応えがあったので、記載してみました。パンフを「Kana's Library」に入れちゃうなんて、なかなか大胆だとは思うのですが、ま、私がオーナーのサイトなんだから、何でもアリなのさっと!

宇多田ヒカルの2000年夏の全国ツアーのパンフレットは、デビュー当時からのプロモの撮影現場とか、PCに向かっているプライベートな姿等の写真を満載して、そのうえ、公式サイトの「Message form Hikki」が開設当初の'99年2月から'00年5月末まで掲載されています。デビュー作で大ヒットした「Automatic」が'98年12月発売だから、ブレイクした直後からの、彼女がファンに寄せたメッセージが、一気に読めるというワケです。公式サイトには、ちょくちょく訪れている私も、こうして活字になったものを一気に読むと、デビューしてからの彼女のヒストリーをつぶさに追うことが出来て、感動モノでした。読後の感想は、「やっぱり彼女はタダモノではない!」タメ口だけど、ユーモラス、しかも、とても17歳とは思えない思考回路で、読む側を唸らせ、ときにEnglish Only の日記もあり(私はお手上げ、まったく読めない)、ネットならではのオモロイ顔文字(バカボンのパパとか)ありで、読む側をどんどんHikkiの世界に引き込んでいきます。しかし、私が思うに、そんな非凡な面と平行して、ごくごく普通な感覚の彼女も同居していて、失敗したり傷ついたり、そんな平凡な面をもさらけ出しているHikkiに、とても愛着を感じました。パンフを手に入れるのは難しいかも知れないけれど、一度公式サイトを訪れて見るべし!「Message from Hikki」は現在進行中です。
オススメ度★★★★☆

「どんぐりの家」全7巻 山本 おさむ  小学館

これはコミックスですが、心して読まなければいけません。
「ろう重複障害者」という言葉を、恥ずかしいことに私は、この本を読むまで、知りませんでした。聴覚障害のうえに、知的障害などの障害を併せ持つ人。この本は、ろう重複障害者と彼らを取り巻く人々の、苦悩や、葛藤や、生きる喜びを、痛いほど感じさせてくれます。胸が詰まるような描写が沢山あります。そして、実に多くの問題を投げかけており、考え込んでしまいます。障害者の実生活のさまざまな問題・障害者教育の実態・それを支える家族の苦悩・差別ということ・社会とどう関わっていくかということ・人間の尊厳ということ・・・それらの一つ一つを考え論議していくのは、とても大切な事かも知れません。しかし、この本の中の「どんぐりの家」の設立運動に身を投じた人達のように、障害者と同じフィールドに立ち、共通の目標を持ち、心を通い合わせること、そこから始まる何かが、重要なのではないかと思いました。
誠にハードな内容ですが、読んで良かった・・・と思える作品ですよ。
オススメ度★★★★☆ 参考「五体不満足」も見てね!

「なぜWindowsは今日も不安定か?」 穴倉 幸則  技術評論社

巷では「Windows98」が発売されており、この本は既に陳腐化しているかも知れません。しかし多くの点で共通する問題点も抱えていると思いますので、取り上げてみました。
私自身、マイクロソフト社の「Office95」を「Office97」にアップグレードしたとたん、急にWindowsが不安定になり、常にフリーズしたりと、途方に暮れたことがあります。そんな時この本を書店で偶然見つけて読んだ時には、救われる思いがしました。「あー、私は悪くない!こんなモンなんだ!」って。(^^)
私のようなパソコン初心者の方に、オススメの一冊です。
「アプリケーションが反応しなくなったときの最初の対処法」「Windowsのファイル学」「ファイルの拡張子が抱える問題点」「Windowsの不安定要因を推理する」等の項目は、目から鱗が落ちる思いで読みました。
Windowsは完璧なOSではない、ということを頭に置き、上手に仲良くおつき合いすることが、パソコンを楽しむコツだなぁって思えます。
オススメ度★★★☆☆

「ブッタとシッタカブッタ」 小泉 吉宏  メディアファクトリー

病院の待合室などに置いてある、精神科医師オススメの本ということで、チョッと有名になった本です。
恋に、仕事に、人間関係に悩んでいる人、ストレスを感じている人は読んでみて下さい。迷えるブタの「シッタカブッタ」と、仏陀によく似た「ブッタ」が、漫画形式で登場します。よーく考えてみると実に単純で、誰にも理解できる、人間の感情や心理・・・。多忙な日常と、複雑な人間関係でこんがらがった糸を、ほぐしてくれるような、ホッとするような読後感が得られます。
ブッタとシッタカブッタの可愛らしいキャラクターにも、好感が持てますよ。
オススメ度★★★☆☆

「恋愛、トホホだったのが嘘みたい。」 永尾 カルビ  PHP文庫

「恋愛、苦しんだのが嘘みたい。」「今度の恋で勝負の君へ。」「恋はこうしてやってくる。」PHP文庫の、永尾カルビ氏のこのシリーズは、知られざる(?)知る人ゾ知る、名作ですっ!ビートたけしとデーブ・スペクターを足して2で割ったような、毒舌ジョーク&ギャグ!痛快で笑えます。
でも面白いだけじゃないんです。恋愛における「男の本音」がズバズバと書かれていて、女性が読むと「えーっ!そうなの?」と目から鱗が落ちること請け合いですっ。例えば、恋に落ちるプロセスとして、女は「性格」「尊敬できる」等内面指向らしいが、男はとりあえず「顔」「外見」で好きになる・・・怖くて言えない男の本音・・・等々。で、恋愛上手になるための秘訣まで授けてもらえるんだから、一挙3得です。(まあ、真剣にとらえず、何かの時に参考にしちゃオ・・・くらいのノリで軽く読みましょう)
女性にお勧めの1冊です。1冊読んだら絶対次が読みたくなるくらい、むっちゃ面白いです。
でも男性に読んで頂いて「本当にこんな事考えてるの?」って私から問いただしたいような気も・・・。我こそは!という男性の方、読んで感想聞かせて下さいまし。
オススメ度★★★★☆