3.仮伏せ 
 ○種駒を原木に完全に活着させるために、接種後直ちに仮伏せを行います。
 ・方法は「たて伏せ」「よこ伏せ」「地伏せ」などがあります。(下図参照)
 ・いずれも接種した種駒を乾かさないようにすることが大切です。
 ・ソダやワラ、コモなどで囲い、種駒が発菌できるような湿度条件を作ってやります。
 ・降雨が少なく、原木や種駒が乾くようなときは散水が必要です。
 ・寒い地方では、保温や保湿を考えハウス内、もしくはビニールを使用して仮伏せを行うこともあります。
 ・いずれの場合も温度が15℃以上にならないように管理することが大切です。

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仮伏せ

林内伏せ

野伏せ


4.本伏せ
(1)場所の選び方
 ○通風や水はけのよい明るい環境を、選びましょう。
  
本伏せは、ほだ木を直射日光から守りながら、しいたけ菌糸をほだ木内にまん延させる事を目的とします
 ○野伏せや人工ほだ場を利用する場合
 ・通風を考え、傘木の厚さや伏込み本数を調節し、雨水がほだ木にかかりやすくしたり、
  散水施設を設置して、ほだ木に早く菌糸がまん延するような環境を作ってやります。
(2)伏込み方法と管理
 一般的な方法として、
 ・九州地方を中心とした、伐採跡地に傘木を利用して行う野伏せ
 ・中国地方以北で行っている林内伏せ
 ・人工ほだ場への伏込
  等があります。

 ○場所別による伏込みの方法
 洞度が高く通風の悪い場所・・・むかで伏せ・合掌伏せ・とりい伏せ・丼げた積みなど。
 湿度が低く通風の良い場所・・・はこ伏せ・よろい伏せ・とりい伏せなど。
 傾斜の急な場所・・・むかで伏せ。
 平坦や傾斜の少ない場所・・・とりい伏せ・はこ伏せ・合掌伏せ。

(3)伏込み後の管理
・伏込み場所の明るさを調節(枝打ちや傘木の調節)
・通風のための下刈り
・ほだ木の
天地返し
・ほだ回しなどを行います。
 
天地返し…菌糸のまん延を均一にすることと、木口からの雑菌の侵入を防ぐために行う作業です。
 ※野伏せで天地返しができない場合は、初めから伏込みを高目にして、ほだ同しをしてやる必要があります。
  また、ほだ木は冬期でも直射日光の被害を受けるので、傘木や冬囲いなどで、ほだ木を守ってやるようにします。

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よろい伏せ

はこ伏せ

むかで伏せ

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とりい伏せ

井げた積み