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岸 義文(TOSS長州教育サークル)
要旨 低学年の物語文の授業をするとき、例えを使うとわかりやすい。「桃太郎」は、その例えに最適のお話 である。
1 登場人物をあげるとき
発問 桃太郎で誰がでてきましたか?
・おじいさん ・おばあさん ・桃太郎 ・犬 ・サル ・キジ ・鬼
説明 このようにでてきた人たちを登場人物といいます。動物でもいいのですよ。
指示 同じようにこのお話の登場人物をノートに書いてごらんなさい。
「桃太郎」で登場人物をあげさせるときに、「桃は、登場人物ですか?」と問うと、簡単な討論ができる。
2 中心人物をきめるとき
発問 桃太郎のお話で誰が中心人物ですか?
・桃太郎
指示 同じようにこのお話の中心人物は誰か、ノートに書いてごらんなさい。
「桃太郎」では題と中心人物が同じである。例えば「かさこじぞう」では、おじいさんかじぞうさまかで、簡単な討論ができると考えられる。
3 要約文を書かせるとき
発問 桃太郎は、どんなお話ですか?二十字くらいでまとめてごらんなさい。
・桃太郎が家来をつれて鬼退治に行った話
指示 同じようにこのお話はどんなお話だったか、ノートに書いてごらんなさい。
桃太郎のお話を、思い出させるために次のイラストを提示するとよい。