「じゃあ今日のフリータイムは何すんの。」(フリータイムとは14:55分で教育課程が終わりとなる。それからバスの時間16時までの時間である。)
「え、考えていませんでした。」
「考えてないと。空白は作らせない。」
「今日やるはずだった私の授業の模擬授業というのは。」
「それでもいいけどさ。」
「もしも、こどもがすることがなくて自由な時間が出来たら、これからは全部私がもらいたい。」
「今日なんかは2学期に入って一度もやってないから百人一首をやりたい。」
「フリータイムは自由な時間じゃない。」
「なんで14時55分で終わるのか。意味がある。先生方の研修のためである。」
「自由な研修ではない。授業力を上げるための研修の時間だ。」
「どう使うかきちんと設定しないと」
「自由に使える時間があっても結局何も出来ない。」
その通りである。
学校で勤務する時間はすべて子どもの向上のために使われなければならない。
空いた時間をどう使うか、きちんとした計画が必要であった。