ここだけははずせないポイント

@短い時間に手際よく行う。
A担任の思いを話す。

 これから一年間の方針を語る。方針をきちんと語ることは自分自身にとっても重要である。いきあたりばったりでは,子どもの心が離れていってしまうからである。

(1)子どもの名前を呼んで「ハイ」と返事をさせる。

    間違えずに呼ぶことが一番です。出席番号順に席を決めておいて名簿を見ずに言   えたら完璧である。声が小さかったらやり直しをさせるときも,前の担任に尋ねて   おく。本当に声が出ない子もいるからである。姿勢を正させるときも,きちんとさ   せるのか詰めすぎないようするのか決めておく。
(2)いじめを許さない。厳しく叱るときの三つの原則を話す。
     これからはいじめを許さないという毅然とした意思を示し
,命の危険があるときも厳しくす    るなど,んなときに厳しくするか話しておく。
(3)折り句などを取り入れたり,ジャンケンをしたり楽しい演出を忘れずする。

 

黄金の3日間1日目のポイント

 初めての担任の一日めである。子どもたちは教師をじっと見ている。最初の勝負である。
 (1)一日をスムーズに進める。
    学校によっては,着任式・始業式・入学式と続く。その間をぬって,大掃除  や短い学級指導などの時間がある。短く明確な指示で子どもを動かす。
 (2)明日からきっちりしたスタートができるようにする。
    明日の朝,子どもたちは靴をどこに入れ,ロッカーのどこに入れ体操服をどこ  にかけるかなどをわかるようにしておかなければならない。とりあえずの席  を決めておく。掃除場所や毎日の当番活動を正式にスタートできるまで,とり  あえずを決めておく。
 (3)配布物を忘れないようする。
    教科書だけではなく,家庭に配布するいくつかのプリントがある。2,3日後  に締め切りがあるものもある。クラス替えがあったときには特に気を付け忘  れないようにする。

困ったときは 岸 義文 kishi@mx5.tiki.ne.jp まで
自分で学ぼう
【書籍】 『教え方のプロ・向山洋一全集    (4)最初の三日間で学級を組織する
 (16)子ども社会の差別とどう闘ったか(75)保護者が信頼する“教室の統率力”』

    『学級づくりー集団への対応Q&A事典』向山洋一著 法則化アンバランス編
                                                       (明治図書)
H P 『黄金の三日間の前にしておくこと』 Tossランド 2320147
      『黄金の三日間                  Tossランド 3110022