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1999(平成11)年5月30日 陣痛発来(初産)。
翌5月31日 8時30分頃、陣痛が約5分間隔、下り物多量排出のため、妊娠当初から掛かりつけの岩国市内の『はるなウィメンズクリニック』に受診するが、子宮口1cmにより帰宅を勧められ、破水テストもぜず一旦帰宅する。
同日 21時頃、陣痛が約3分間隔になり、再度受診するが、依然子宮口は1cmであった。発熱(38.4℃)もあったことから、こちらの希望により入院となる。分娩監視装置が装着され、胎児心拍数160〜180(頻脈)。陣痛が強いことから、同日 23時頃より無痛分娩(硬膜外麻酔)開始する。陣痛は微弱となり、消失する。
翌6月1日(妊娠39W4D) 10時頃から陣痛促進剤が投与され、時間経過と共に機械的に増量される。入院時から頻脈であった胎児心拍数は200を超えることも頻回にある。母体の発熱(38度代)も持続。同日 午後からは陣痛が激しくなり、夕方には自制不可能な状態となるも、子宮口の開大にのみ着眼していた『はるなウィメンズクリニック』は何の処置もせず、時間のみが空費される。
同日 20時頃の被告 春名好子の診察により、子宮口9.5cm。20時30分から経膣分娩開始する。
21時40分 吸引分娩術を3回施行するも、胎児娩出に至らず、(尚、吸引の際の子宮口の開大、児頭下降度、回旋状態は不明。カルテに記載なし。)「児頭骨盤不均衡」により、帝王切開術施行し、22時59分男児娩出(将輝『マサキ』と命名)する。
将輝出生時(体重3,102g、身長50cm)、重度新生児仮死状態、自発呼吸なし。(アプガースコアー2点〔被告カルテ〕となっているが、心拍数 約50回/分のみしか確認されていない。)アンビューバック(その後、挿管)にて蘇生処置施すも反応なし。
23時17分救急車要請し、23時21分救急車到着。23時32分市内の総合病院に収容され、NICUにて処置し、人工呼吸器が装着され、何とか一命を取り留める。自発呼吸(肺呼吸)を全くしなかった将輝の肺には胎便(胎便吸引症候群)が多量に混入。(低酸素による胎内でのあえぎ呼吸or蘇生時のアンビューバックでの胎便の押し込みが考えられる。)
6月10日 頭部CT検査により頭蓋内出血(大脳、脳幹部他)広範囲に有り。処置困難な状態(脳死状態)であることが判明する。
6月16日 1時23分、永眠する。同日 午前、同病院にて病理解剖が施行され、直接的死因は頭蓋内出血であるが、頭部血管に先天性奇形(脳動静脈奇形)は認めらず、起因は不明。そして右後頭部の出血(脳内出血とは別に、骨縫合がなく、脳内部と交通のない場所に、骨膜下血腫有り)は外傷性の可能性もあるとの結果が出る。
裁 判 結 果
平成15年3月28日(金)13時30分 山口地方裁判所岩国支部にて、
一審判決の言い渡しがあり、「勝訴」しました。
被告側が控訴しない旨を表明しましたので、判決が確定しました。
応援して頂き、有り難うございました。
「判決主文」を公開しています。判決が確定しましたので、被告を実名で記載しています。
妊娠・出産・産後
原告
録音記録(1999年7月16日 15時00〜16時20分)
【主治医(被告春名好子)との話し合い】
被告(はるなウィメンズクリニック)
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