山本柑橘園の紹介

山の中腹にある山本柑橘園のみかん畑からの風景
山本柑橘園のみかん畑は瀬戸内海の島々を望む日当たりのよい南斜面にあります。前方遠くに見える山影は四国愛媛県の佐田岬です。大島は温暖な気候と雨が少なく日照の多い瀬戸内気候によって昔から美味しいみかんの取れるところとして知られています。

所在地
                 〒742-2805
山口県大島郡橘町東安下庄2240-1

園主
山本弘三 (57歳)

連絡方法
Tel.0820-77-1237 Fax.0820-77-1237
E-Male kozo-yama@mx5.tiki.ne.jp
(携帯はいつも不携帯)

 私の住んでいる町とみかん園は瀬戸内海の西のほうにある屋代島(通称周防大島)にあります。島といっても本土と
は橋でつながっていますので昔のように船を使った交通はほとんどありません。島には現在四つの町があって人口は
あわせて2万人あまりです。産業面から見ると田舎の宿命でほとんど一次産業に頼っています。島をとりまく海は瀬戸
内の端っこに位置しているため太平洋に近く水がきれいて魚も豊富です。山はかなり急峻ですが裾野の斜面は全て耕
されてみかん園や田んぼ・野菜畑になっています。私の町は入り江に漁師の船をつなぐ港があって山の斜面はみかん
畑といった瀬戸の島々ではよく見られる景色の町です。


我が家の歴史を紐解くと、大正時代に祖父の代からみかん作りを始めたようです。父は若いときから亡くなるまでみか
ん作り一筋で生きた人間です。私は三代目ですがみかん作りは性に合っているのか結構楽しんで作っています。次の
四代目が継いでくれるかどうかはまだよくわかりません。




山本柑橘園では何を作っているかご紹介します。



10月
極早生みかん  (岩崎・日南1号)
11月
早生みかん    (宮川・興津)
12月
完熟早生    (宮川・興津・原口)
12月
普通温州    (在来系・大津・青島)
1月
年越し完熟早生
1月
貯蔵温州    (大津・青島)
2月
本格貯蔵    (マルチ青島)
3月
まだまだ美味しい本格貯蔵
4月
樹上越冬ネーブル(私がネーブル好きたから)
5月
お待たせ南津海
6月
冷たい南津海

その他の柑橘類

  
            レモン                               せとみ

  
         へそ無しネーブル                          Miss Kyoko

  
           小みかん(とても甘い)                       清見

  
             吉浦ポンカン                           ネーブル

山本柑橘園では現在のところ早いものから遅いものまでみかんの仲間を主体に栽培しています。なぜみかんかといい
ますとみかんが一番食べやすくて美味しく日本人に最も親しまれているからです。しかもみかんの仲間は日本の気候に
よくあっていて作りやすい果物です。
また、私のみかんつくりの基本方針は、いまだに日本の流通システムに強く残る果物の外観主義に反発したやり方で、
外観よりも美味しさと安全性を第一に考えて作っています。買って喜ぶ、送って喜ばれる果物は見た目に美しく大きくて
立派な果物ではないと私は思います。口に入れた瞬間これはイイとうなずけるもの、そして安心して次々と手が出せる
果物。親しい人や友達にも食べさせたいと思えるような果物を作りたいと思っています。
しかしこれからは消費者の要望に応えて、もっと多くの品種を取り入れなければならないかと考えています。


戻る