磯釣りの楽しみ方？　〜 2001／11月カレンダーより 〜



大好きな魚釣りに出掛けても…
肝心の‘釣り’を忘れて一日中ぼんやり過ごしてしてしまうコトがあります。
せっかくの磯釣りだというのになぜでしょう？
美しい瀬戸の景色に囲まれ、心奪われるせいでしょうか… ハハハ(^^;

磯で魚を釣る事を目的として、
決して安くもない渡船料を支払ってまで渡礁しているというのに
釣りをせずにぼんやり過ごしてしまうだなんて、ずいぶんと勿体無い話ですよね。
でも長いこと釣り人をやってると、時にはそんなこともあるのです。

名も無き磯の上…そこには自分だけの時間が流れています。
実に贅沢な瀬上の孤独に身を置いて‥‥
私はウキの存在も忘れ、遠く彼方に広がる水平に目を遣るのです。

そんな時の僕は一体何を考えているのでしょうか？
懐かしき過去の想い出？それとも遥か未来の予想？
どちらにしても他愛なき空想・夢想の類でしょうね。
後になってみればそれら何一つ思い出せぬ程に、
無意味で怠惰な午後のひとときだったりするのです。

もっとも、そんな時はいつもお決まりのパターンなのかもしれません。
「釣れない→ヒマ→ふて寝→空想夢想」
お魚に嫌われた結果か？ま、‥‥所詮そんなところでしょうか。
釣りは趣味ですし、気持ちにゆとりを持って安全第一で楽しめたなら幸せですよね。

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