「今の車で十分だ。帰ってくれ。」
「がーん」
キリコはショックで、顔が青かった。
「さぁ出た出た」
「ブラックジャックのばかぁぁぁぁ」
ばんっ
キリコは、大きな音をだして扉を閉め走り去っていった。
「でも、ちょっとキリコさんかわいそうなのさ・・」
「いーの。いーの。あいつはこれくらい言わないと懲りないから」
一方キリコは・・・
「何なんだよ!BJのヤツ!買ってくれたっていいじゃん!!けちんぼ!!」
と、そのとき信号が赤になった。キリコは急いでブレーキを踏んだ。
信号待ちでぼーっとしていると目の前の横断歩道をユリが歩いていた。
「あっ、あれはユリじゃないか・・おーいユリ・・」
キリコが呼ぼうとしたときユリと一緒に歩いている男がいることに気づいた。
その夜・・
「おいっ、ユリ。今日お前と一緒に歩いていた男とはどういう関係なんだ!!」
「だから!!さっきからいっているように会社の先輩!!」
「会社の先輩と2人で買い物に行くのか?」
「もー、兄さんしつこい!!だいっきらい!!」
そういうと、自分の部屋にとじこもってしまった。
「ユリ・・・だいっきらい・・か」
ぷるるるる
「はい、BLAKE JACKです。」
「あっもしもしキリコですけど・・」
「なんだ、車はいらんぞ!!」
「ちがうんだ・・じつはかくかくしかじかで・・」
「なるほどね・・」
「おれはどうしたらいいかな?」
「うーん。ユリさんの好きにさせてあげな!!それがユリさんにとって1番幸せだ。」
「そうか・・ありがとう。ブラックジャック!!じゃあ」
そして、キリコはユリの部屋のドアの前に立つとドアごしに話し始めた。
「ユリ・・ごめんよ。今まで俺はお前がいつまでも子供だと思ってしばりつけてごめん。
もう、怒ってないから兄さんにうち明けてくれ。」
すると、ユリが涙を流しながら出てきた。
「兄さんゴメンナサイ!!.いままで内緒にしてて・・兄さんがそんなに私のことを
考えてくれているなんて知らなかった・・実は私・・黒男さんとつきあってるの!!」
キリコはボー然とした。まさか、かわいいかわいい妹とつきあってると言うのがライバルでもあり
また良き友であるブラックジャックだったからだ。
「なんだと、おまえあの会社の先輩とつきあってるんじゃなかったのか?」
キリコはすごい顔をしてたずねた。
「あー、だからあれはただの先輩だって言ってるじゃない・・信じないんだから・・」
「本当に間黒男と・・?」
「はい」
ユリははっきり答えた。
「それはゆるさーん!!黒男は俺のモノだ〜〜」
キリコは叫んだ。
「しぇんしぇーのおくたんは私です!!」
ピノコがいつの間にか隣にいた。
「わしのものでゴンス」
さらにスパイダーが大量発生していた。
「黒男はわたしのものよ!!」
「イイや俺のだ」
「あたし〜〜〜」
「ゴンス!!!」
乱戦になったところで −完−