■PM/AN合格後に発行を継続するにあたって
 
  皆さん、明けましておめでとうございます。
 
  1999年秋試験終了後よりはじめたこのメールマガジン
 ですが、昨秋で何とか目標のプロジェクトマネージャ・
 システムアナリストに合格することができました。また、
 この間におまけとしてシステム監査・システム管理にも
 合格することができました。
 
  思い起こせば、1999年どうしても情報処理技術者試験
 に合格しなければならない理由ができて、約10年ぶりに
 チャレンジ、結果は見事玉砕でした。そして、自分がさ
 ぼらずに勉強を継続するためにはじめたのが、このメー
 ルマガジンです。それでも最初の 2年間は全く結果が出
 せずに、本当に恥ずかしい思いをしながら発行を続けて
 いました。そして、発行から丸 5年を過ぎた昨秋、良い
 感触は得られず、 6年目も続ける事は決まりだなと思っ
 ていましたが、結果は何故か合格。
 
  この 5年間、メールマガジンを通じて、そしてオフ会
 を通じて、本当に多くの方との出会いがありました。自
 分がさぼらずに論文を書くためにはじめたメールマガジ
 ンだったのですが、多くの方から「おかげで合格できま
 した」との声もかけて頂きました。いずれも貴重な想い
 出であり、本当に嬉しく思います。
 
  しかし同時に、「何故こんなに積極的な参加者が居な
 いのだろう」ということもずっと考えていました。アン
 ケートの回答はいつも読者数の1%前後、論文やコメント
 を寄せて下さる方は入れ替わりはあるものの定常的には
 片手で充分。では、メールマガジンのクオリティが低い
 かというと、 4,000人を超える読者数や、試験前後の
 ホームページのアクセス数は通常の20倍以上もあること
 を考えると、そうでもないようです。言葉は非常に悪い
 ですが、「ギブ & ギブ そしてまたギブ」 と考えてい
 る読者が多過ぎるのではないでしょうか。残念ながら、
 私がメールマガジンの主旨で書いていることとはほど遠
 い現実です。
 
  これまでにも「収入が取れない」「読者数が伸びない」
 と何度か、愚痴を書いてきましたが、これが最後です。
 2003年の秋試験から 1年の間に論文やコメントを寄せて
 下さった読者数は24名。そして、2004年の秋試験終了後
 現在までの状況は、 7名です。今回の配信内容を受けて、
 2005年の秋試験までに、倍の50名以上の方から論文や・
 コメントが寄せられることを期待します。もし、「殆ど
 の論文を私が書く」、「せっかく寄稿して頂いた論文に、
 私しかコメントがつかない」という状況が変わらない場
 合、今度は事前にお知らせすることなく廃刊させて頂き
 ます。
 
  私はこのメールマガジンを続けたいと思っています。
 もっと、沢山の方と実務に活かせる議論がしたいです。
 もう暫く、頑張ってみます・・・

    (2005.1.6発行 メールマガジン N0.444より)