『 人民の星 』 とは
 創刊にあたって
――――『人民の星』1号(1966年10月18日)

 日本共産党中央指導部を占拠する現代修正主義者の集団を粉砕する斗争は、山口県委員会左派の結集と斗争の宣言いらい、いま全県下はもとより全国に燎原の火のように燃えひろがっている。革命に忠実なマルクス・レーニン主義者は、何ものもおそれず、現代修正主義に転落した中央指導部にたいして、真正面から暴露し、真正面から斗争を展開している。
 この斗争のなかで、現代修正主義一派は、あわてふためき、その裏切りの正体を、広はんな革命的人民と共産党員の前に、ますます暴露しつつある。かれらは理屈にならぬ理屈をならべたり、行動とはまったく反対の嘘八百のきれいごとをならべたり、手下を使って党員大衆をおどしたり、あらゆる手段を使っているがあれとこれ、これとあれ、というふうに、万事がイスカのハシのくい違いで、自分が修正主義者であり革命の裏切り者であることを、人民大衆の前にあまねく暴露しつつある。
 日本共産党山口県委員会左派の光栄ある任務は、日本共産党の中央指導部を占拠している現代修正主義集団を粉砕し、現代修正主義の腐敗と汚辱をきれいさっぱりと完全に一掃し、日本共産党のマルクス・レーニン主義的純潔を斗いとり、日本共産党をプロレタリア国際主義の旗のもとに、真に日本革命をなしとげうる党にすることである。 われわれは、この光栄ある任務を遂行するには、第一に党中央を占拠している現代修正主義集団の修正主義理論を完全に粉砕すること、第二にマルクス・レーニン主義にもとずく政治・思想・組織の全分野にわたって実践的に党建設の事業をなしとげてゆくこと、この二つの事業を同時におしすすめなければならない。とりわけ、長期にわたって中央を修正主義集団が占拠してきたという事情のもとでは、これらの影響を断ち切り、マルクス・レーニン主義にもとずいて党建設の事業をすすめることは、いまもっとも重要になっている。 われわれは、さきに理論機関誌「革命戦士」を発刊した。いまここに、われわれの実践斗争の武器として機関紙「人民の星」を創刊することになった。「人民の星」は、当面する政治・思想・組織の全分野にわたって、実践上の具体的な問題をとりあげ、諸運動の経験を総括しつつ前進させてゆく任務をもつ。全党の同志諸君の積極的な参加をのぞむ。

                                  人民の星社




 『人民の星』は日本共産党(左派)中央機関紙です。当初は、日本共産党指導部を占拠した宮本修正主義集団から反修決起した山口委員会左派の機関紙として1966年に創刊され、1968年には日本共産党(左派)全国協議会の機関紙として全国的政治新聞へと発展・再編され、1969年11月30日の日本共産党(左派)の結党をへて今日にいたっています。以下に紹介するのは、山口県委員会左派として創刊されたときの訴えです。