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田七人参とは

中国の雲南省から広西省のあたりを原産地とするウコギ科トチバニンジン属の多年草のことです。

普通の人参と同じように根も葉も茎もありますが、田七人参とはこの植物の根の部分のことを言います。種も葉も茎も薬用にはなりますが、ほとんどは根の部分が使用されます。

昔から生産量が少なく、「金に換えられないほど貴重なもの」という意味から「金不換」という別名もあり、また、種をまいてから収穫出来るまで3年から7年もかかるために「三七(さんしち)人参」という別名もあります。

特産地である中国雲南省では標高2100メートルという高い場所で栽培され、直射日光は成長にあまりよくないために畑全体を日よけで覆ったりするなど、栽培に関しても普通の野菜よりは多く気を使わなければなりません。

中国では古い時代から田七人参を薬用として使い、漢方薬では最高級の分類に入るほど貴重な薬として使われてきました。

今でも止血薬や痛み止めとして多く利用され、また、外用だけではなく内服薬としても各種の漢方薬の成分となっています。

中国には「雲南自薬」という薬があり、これはアジア全域でも使用されているほど有名な薬ですが、主に切り傷などの外傷やねんざ、打撲などの出血、内出血に効果があり、鎮痛剤の作用もある薬です。この雲南自薬の主成分となっているのが田七人参です。

また、中国や東南アジアには、安血飲、化血丹、七宝散など、田七人参を主成分にした薬も多数存在しています。

種も葉も茎も薬用にはなりますが、サプリメントに使用されている、ほとんどの部分は根の部分です。現在、主な産地は中国雲南省や広西チワン族自治区の、海抜1200m~1800mの地域です。

血糖値が高めの方へ

田七人参には、血糖値を正常に近づける作用があり、中性脂肪や血中コレステロールを低下させて、善玉コレステロールを上昇させる効果があります。

また、脂質の代謝(入れ替わり)機能を向上させて、糖尿病の予防や改善にかなり有効な効力を発揮します。

血管の拡張作用があるために毛細血管も広がって血圧が下がり、血液自体もサラサラ状態に近づいていくため、高血圧に関しても極めて有効です。

そして血管が拡張することにより血行が良くなり、肩こりを和らげて痛みを少なくする効果もあるのです。

健康食品として

特に身体に異常のない人が飲めば滋養強壮、肉体の疲労回復を促進し、短い時間で元気が回復します。

子供から年配者まで、年齢性別に関係なく万人に効果があります。出産後の女性や病み上がりに飲むと回復が早くなります。保温の効果もあり、子供の成長促進にも効果的です。

説明書を読んでも、いまいちよく分からない健康食品を飲むよりは、田七人参を飲む方が健康にとっては、はるかに確実だと言えます。

薬は発見が古い方が安全で確実だという言葉もあります。これまでの歴史上、数多くの人がそれを飲んできて、効果も安全性も、また、副作用も広く知れ渡っているからです。

田七人参は、数百年前から中国やアジアでは薬草として使われてきており、現在でも薬や漢方薬の主要成分として使われているという実績があり、極めて信頼性が高いものと言えます。

塗っても飲んでも効果あり

田七人参の粉末(製品化されています)は、塗り薬として外傷に塗っても効果があり、また、飲んでも病気の予防や回復に効果があります。

打撲などにはお湯か酒と一緒に飲みます。できものなどの治療に使う場合は、同じ量の大黄末を混ぜて酢で練って患部に塗ります。

人参そのものが手に入った場合、植物油で揚げて、その後蒸すなどして柔らかくして肉と一緒に煮込めば、元気回復に役立ちます。粉末を料理に入れる方法もあります。

飲む粉末の量は多ければ多いほど良いというものではなく、スープに混ぜる場合は10gまで、血便や吐血など、身体内部からの出血の場合、一回5gまでの量を1日2回を目安に飲みます。

田七人参のサプリメントは製品化されていますが、錠剤のものと粉末のものとがあります。なるべくお腹がすいている時に飲むことが理想です。1日に数回に分けて飲みます。

主成分デンシチンとサポニンの効果

 デンシチンの効能
田七(でんしち)人参に含まれる成分で、特に著名なものとしてデンシチンとサポニンがあげられます。
それぞれ特有の効能を持っており、田七人参の薬草としての核を成すものです。

デンシチンとは、田七人参に含まれるアミノ酸の一種で、田七人参から発見されたことからデンシチンと命名されました。このデンシチンには止血作用があることが認められています。

止血作用は田七人参独自の効能であり、高麗人参(朝鮮人参)にはこの効能はありません。

また、デンシチンは、すり傷、切り傷のような外傷だけではなく内臓の出血にも効果があり、止血だけではなく鎮痛作用もあります。

 サポニンの効能
田七人参の主要成分であるサポニンは、血液中のコレステロールを下げて血液の流れを良くする働きがあります。

この働きにより、高血圧や血栓を予防したり改善したりすること効果が期待出来ます。また、心臓病の予防にも効果があります。

また、田七人参に含まれるバナキシノールやバナキシトリオールと呼ばれるアセチレン化合物は、がんに対して強い予防効果があると言われており、田七人参にはがんの抑制効果もあるということが明らかになりました。

外部薬として皮膚に塗れば皮膚の炎症に効果があることは以前から判明していましたが、内臓系の炎症にも効果を発揮することが近年の研究で判明しています。

また、サポニンには、生活習慣病の重要な原因となっている「活性酸素」を除去する効能があります。

田七人参には、その活性酸素を除去するための成分「サポニン」が 高麗人参の約4倍も含まれています。

活性酸素とは

田七人参に含まれるサポニンには、体内の「活性酸素」を除去する効能があります。活性酸素には良い面もありますが、人体にとっては有害な面の方が多い物質です。

活性酸素は体内に入り込んできた微生物を排除する効能があることが最近の研究で分かってきており、これを利用して病気の治療や新薬の開発も考えられています。

癌の放射線治療も活性酸素の特質を応用して行われているものです。

活性酸素は体内の酵素から自然発生的に生じる物質ですが、身体に紫外線や放射線を浴びると、こういった外的要因でも体内で発生します。

しかしこういった治療関連に応用出来るのは活性酸素の一面であって、人体にとってはやはり害になる方が多い物質であると指摘されています。

活性酸素は細胞内の酵素で分解されていきますが、分解しきれない余分な活性酸素は、癌や生活習慣病、老化を促進するなど、色々な病気の原因になることが分かっています。

また、ビタミンCの破壊を進ませ、皮膚のしみの原因となるメラニンを増加させてしまう作用もあるのです。

煙草を吸う人は、吸わない人に比べると活性酸素の増加率は大きくなっていきます。

副作用

田七人参は薬用として使われ始めてからの歴史は長く、特に重大な副作用は報告されていません。ですが稀に、口の渇き、動悸、眠りにくくなる、などの症状が出る場合があります。

また、注意事項として風邪などで高熱が出ている時は飲まない方が良いとされています。食べ合わせとして、すっぱいものや冷たいもの、刺身などの生ものとは一緒に飲まない方が良いといわれています。

薬はその発見が古いほど信用性が高いと言われます。これまでの歴史上、多くの人間が使ってきたからです。その点、中国では古くから使用されている田七人参は、極めて信頼性が高いものと言えます。

田七人参は万能薬か

田七人参は、塗っても飲んでもよしということで、万能薬のような感じさえ受けますが、飲めばたちどころに病気も傷も治るというものではありません。あくまで回復のスピードを早め、病気の予防に効果があるという意味です。

人参そのものはなかなか手に入りませんが、粉末や錠剤になった田七人参のサプリメントは市場に出ていますのでネットで買うことが出来ます。

ただ、価格が高めなのでその点で躊躇(ちゅうちょ)することがあるとは思いますが、健康は一生の宝という言葉もありますし、仕事が出来るのも家族と一緒に遊びに行けるのも健康であってこそです。

自分が病に倒れれば、一緒に遊びに行くどころか家族は看病の日々になってしまいます。病気は運命的な面もあり、かかる人はかかるという理論もありますが、自分の普段の心がけで病気になる確率を下げることは出来ます。

田七人参は決して魔法の薬ではありません。しかし各種の病気の予防と改善には効果が証明されていますし、中国やアジア全域でも古くから使われてきた薬草です。定期的な健康診断と日常の習慣で、将来かかるかも知れない病気の予防をしていくことは大切なことです。

ネットで田七人参を検索すると、多くの商品が表示されますが、最近は、田七人参に限らず、サプリメント全般の公式サイトには、具体的に「どの数値が」「どれだけの期間で」「いくつからいくつになった」といった詳しい表現は控えられるようになりました。

これは具体的に書くことで薬事法に触れる可能性があるためです。

ですが、田七人参のサイトにおいて「数値が下がった」「数値がスッキリ」と書かれてあれば、それはやはり多くの人が気にしている「血糖値・血圧・γ-GTP」などのことであることが推測されます。

実際、田七人参のサプリメントで各種の数字がずいぶんと改善された人がいることは事実です。

お勧めの田七人参は

数ある田七人参の中でも、やはり

白井田七

が販売数、知名度共に、かなり抜き出た存在となっています。

やはり売れているだけあって、その製造方法はすごいの一言。

中国の奥地である雲南省の、その更に奥地となるところに山を借り、そこの標高2000メートルのあたりで田七人参を栽培しています。

人里離れたこの地で、白井氏は電気もろくにつかない宿舎に寝泊まりしながら、何年もかかって地元の農家の人たちに栽培の技術を教えてきました。

このような奥地を選んだのは、農薬で汚染された農業用水の影響を完全に絶つためです。

基本的に田七人参は害虫に弱いため、その栽培には農薬は不可欠ですが、あくまでも無農薬にこだわり、唐辛子などの天然素材を使った害虫忌避剤を作り、それを人の手によって一体一体つけることにより、無農薬の有機栽培に成功しました。

本物は必ず認められるという信念が見受けられます。

そして12年が過ぎ、IFOAM(国際有機運動連盟)認証を取得するに至りました。この認証は田七人参栽培では世界初、他の作物でも滅多に認証されないという難易度の高いものです。

この認証を得るには、無農薬・無化学肥料・土壌や水など、あらゆる面で世界最高水準を求められます。

また、「白井田七人参」は、粉末ではなく錠剤になっていますが、つなぎに使ってあるのは有機玄米で、田七人参の含有率が98%という高い純度を誇っています。

しかも余計なものは一切入れないという方針の元、圧力だけで錠剤にしています。そのため、強い力を加えると錠剤がボロッと崩れてしまいますが、これこそ、余分なものが入っていないという証なのです。

こういった、徹底したこだわりの中で誕生したのが「白井田七人参」です。

同じ買うなら、やはり本物を選ぶべきですね。

白井田七人参サプリ240粒

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