ダイエットサプリの効果による分類

ダイエットサプリは、今や膨大な数が発売されています。つい、飲むだけで痩せていくという印象があるので、自分もいくつも買った経験があります。

実際は、サプリメントとはあくまで補助食品であって、自分の努力が大切になってくるのですが。。

そのサプリがなぜ減量に役立つのかについては、ダイエットサプリだったらどれでも同じというわけではなく、体重を落とすアプローチの仕方によって大きく3種類に分かれます。

 脂肪が燃えやすくなるサプリメント

運動による脂肪の代謝効率をより高めるために、脂肪が燃えやすくなるサプリメントです。
L-カルニチンやαリボ酸を含んだサプリメントがこれに当たります。
身体を動かすことが苦にならない、あるいは日常的に運動している人に向いているサプリです。



 吸収を抑えるサプリメント

ギムネマシルベスタや、サラシアのサプリメントは糖の吸収を抑え、レシチンやキトサンのサプリメントは脂質の吸収を抑えます。甘味を好む人や、油脂をふんだんに含む食事の機会が多いという人に適しています。

また、糖の分解を抑えると言われているサプリも、糖の吸収を抑えるということと同じ意味で使われています。
多糖類(炭水化物)は、体の中に入ると胃や腸で分解されて二糖類になります。そして二糖類は更に分解されて、糖の最小の構成単位である単糖類(ブドウ糖や果糖など)になります。

この単糖類になって初めて腸から吸収されますので、その前の段階である二糖類の状態では吸収されません。
糖の分解を抑えるということが、すなわち吸収を抑えることになるのです。



 排出を促すサプリメント

体外に不要な成分を排出するようなサプリメントもダイエットに用いられます。排便や体内の水分の排出を促す成分で、腸内環境を改善するのはケフィアや食物繊維、むくみを解消する成分はメリロートやカリウムが代表的な成分です。

また、排出といえばすぐに思い浮かぶのが便秘解消サプリです。便秘が治っただけで3kgや5kg、何もしないで痩せられたという人も確かに世の中にはいます。
これは何kgもの便が体内にあったということではなく、出るものが自然に出るようになった結果、体の巡りが良くなって体重が減ったということです。



サプリメントは簡単だからといって一度にたくさんの量をとって健康を害するようでは意味がありません。自分の今の体の状態を把握し、必要な栄養素を必要な量だけとっていくことがダイエットサプリをとる上で一番大切です。

サプリメントによるダイエットは手軽にできますが、誤ったやり方を行い続ける可能性もあります。

簡単に入手し摂取できても、サプリメントは薬ではないためすぐに劇的な減量が起こるというわけではありません。あくまでも自分のダイエットの補助をしてくれる存在です。
「サプリを飲んでいるからこれまで以上に食べても大丈夫」といった考えにならないように注意しましょう。

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