レコーディングダイエットとは

レコーディングダイエットとは、食べた物を全てこと細かに記録していくダイエット法です。

ただ記録をつけるだけで、食事制限もしなくて良いですし、また、運動も特に推奨されているわけではありません。


一見簡単のように思えますが、実際にやるとなると大変な手間です。1日に何回食べても良いのですが、そのたびにいちいち記録していかなければなりません。

つまり、食べるイコール記録の手間がかかるということ、そして後で記録を見てみると「こんなに食べていたのか」と反省と共に嫌になることもあります。

その結果自然と食べるものを抑えるようになり、体重の減少につながっていくというダイエット法です。ダイエットの方法というより、自分の精神に働きかける方法といえます。

食べた物を記録するというやり方は以前からありましたが、世間に広く浸透したのは、岡田斗司夫さんが「いつまでもデブと思うなよ」という本を出版したのがきっかけでした。岡田さん自身、この方法で117kgから62kgまでの減量に成功しています。

レコーディングダイエットで記録を取る際には、メモ帳を用意します。メモ帳を持ち歩くのは負担、というのであれば携帯に入力していきましょう。レコーディングダイエットのためのアプリも存在しています。

余力があれば、記録したものはエクセルなどの表計算ソフトに移し替えていけば、後で見ても見やすく整理することが出来ます。

また、食べた物だけでなく、ジュースやコーヒー、アルコールなど、カロリーのある飲み物を飲んだことも記録していきます。

相当細かく、負担になっていく作業ですが、食べたり飲んだりしなければ記録しなくて済むとの意識が働いて、1日3-4回細かな間食をしていたものが2回になったり、寝る直前に食べていた習慣がなくなったという人もいます。

レコーディングダイエットの成功率は80%と言われており、これはかなりの数字です。ただし、全て徹底して記録していくということが前提となります。

そして記録したものを見直すことが大切です。最初のうちは食べ過ぎの日も多いでしょう。ですが、2カ月・3ヶ月とやっていくうちに普通の人でしたら確実に食べる量は減っていくでしょう。

最近の記録をダイエットの初期と比べると「今はこんなに頑張っている」と励みにもなります。もちろん体重の記録もつけておいて、食べた物の記録と照らし合わせていけば、色んな発見もあります。何より、目に見える記録というものは、また次回ダイエットを始めた時に最高の教科書となってくれるでしょう。

そしてある程度慣れてきたら、カロリーも調べていくことがベストです。ダイエット前、自分ではあまり食べている覚えはないのに体重が増えてきた、という人は、量は少なくても高カロリーのものをよく食べていたということも考えられます。

脂肪がどれだけ増えていくかは食物の重量ではなく、カロリーで決まります。その食べ物自体、大した重さでもないのにカロリーは高い、といった食べ物はたくさんあります。

カロリーの知識が増えていくことによって、更にダイエット食を自然に心がけるようになるでしょう。

記録・記録のレコーディングダイエットは、自分の自制心を呼び起こし、精神を強くするといった一面が大きいですね。

何でも食べても良い、が「食べられない」「食べたら面倒」という心に変わっていきます。また、レコーディングダイエットの一番素晴らしい点は、お金がかからないということです。

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