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豆乳(とうにゅう)とは

豆乳(とうにゅう)とは、大豆を原料とした飲み物です。
大豆を水に浸して柔らかくしてからすりつぶし、そのすりつぶした大豆に水を加えて煮つめた液体を濾(こ)したものです。

濾過器を通すことによって、下に落ちた液体が豆乳、上に残った繊維質がおからとなります。また、豆乳へ「にがり」などの凝固剤を入れて固めると豆腐になります。
色が白くて牛乳に似ていますが、中身は違います。

市販されているものには無調整の豆乳と調整された豆乳があります。

無調整の豆乳とは、味が大豆そのままで、大豆特有の青臭さがあります。それを好きな人もいますが、そうではないという人もいるため、牛乳に似せた味にしたり、果汁や砂糖を加えたりして味を整えたりしたものが調整豆乳なのです。

家庭で豆乳を作る

「豆乳くらぶ」が提供している豆乳を作るマシン「小さな豆乳工場」。このマシンに、水と大豆を入れて、電源を入れてボタンを押すと、15分で豆乳が出来上がります。

前日の豆のふやかしは不要です。ただし、ふやかしておくと、より美味しいものが出来上がります。

豆乳を絞った後に出来上がるおからも活用可能です。おすすめレシピもホームページにて公開中です。

「豆乳くらぶ」の定期便は、定期的に豆が届くシステムです。豆乳用に厳選された国産の豆三種(錦白大豆 滋賀県産、青大豆あやみどり 奈良県産、丹波黒大豆 兵庫県産)の中から豆の種類を選択します。

定期便を申し込んだ方はマシンのレンタル料は無料です。

豆乳に含まれる栄養と効果効能

豆乳は高タンパクで低カロリーな飲み物です。大豆に含まれるタンパク質はコレステロールの低下作用があります。

また、他にも大豆イソフラボンやサポニン、オリゴ糖、ビタミンE、カリウムなど、様々な栄養素を含みます。

「大豆イソフラボン」は、体内で女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをするために女性にとってはありがたい成分で、骨粗鬆症の予防をしたりや動脈硬化を抑えたり、更年期障害の緩和などに役立つと言われています。

サポニンは、血液中の余計な脂肪を分解する作用があり、これにより脂肪の吸収が抑えられるため、ダイエットに役立つ成分です。また、血管を丈夫にする働きもあります。

オリゴ糖は乳酸菌の餌となる物質で、腸内の乳酸菌を増やし、腸内環境を整えます。便秘対策に役立ちます。

カリウムは、血圧を抑えるのに効果的です。

また、大豆固形成分を多く含む豆乳には、血糖値改善効果が期待できるとの報告もあるピニトールという成分が多く含まれています。

病院食にも採用されています。

自分はこれまで潰瘍性大腸炎という病気で2回ほど入院をしました。16日間と28日間です。その間、病院食にも大変お世話になりました。

病院食は全員が同じものを食べるのではなくそれぞれの人の症状や病気の種類によって違うものが出されます。自分の場合消化器系の病気でしたので、腸に優しく消化の良いもの、そして油を含まないものといったメニューでした。

その時の朝ごはんでかなりの確率で出てきたのは豆乳です。初めて見た時にはなぜ豆乳?と驚きましたが、ほとんど毎日、朝ごはんに豆乳が付きます。それだけ栄養価が高く腸にも優しい、病気の時に飲んでも大丈夫と言う飲み物だったんですね。
ですから入院中は、これまでにないほど豆乳を多く飲んだと思います。

豆乳の料理への応用

豆乳ににがりなどの凝固剤を加えて固めると豆腐となります。豆乳を絞った後に残る大豆の残り物がおからです。
また、豆乳を加熱し、その時に表面にできる薄皮を引き上げたものがゆば(湯葉・湯波)です。吸い物の具としてよく使われています。

その他、豆乳鍋や豆乳グラタン、豆乳シチューなど、豆乳を使った料理もあります。
牛乳の代わりにコーヒーやカフェ・オ・レに入れたり、豆乳を使ったプリンやドーナツ、チーズ、アイスクリームなどのデザートも作られています。
ダイエット食品として、豆乳クッキーなども販売されています。

豆乳は飲むだけでなく、様々な料理に応用可能な飲み物なのです。

自宅でお手軽。豆乳作り♪【豆乳くらぶ】




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