乳酸菌サプリと食物繊維サプリ

便秘解消サプリメントには大きく分けて乳酸菌を主体にしたものと食物繊維を主体にしたものがあります。

どちらもサプリメントとして商品化されていますが、選ぶとしたら、どちらが良いのでしょう。

もちろん、両者とも優れており、優劣はつけられないのですが、病院で多く処方されるのは乳酸菌系の整腸剤のようです。

病院に便秘治療に訪れると、どうしても早く出さなくてはならない場合は浣腸や下剤を使用しますが、治療ということになると、極力下剤は使用しないそうです。

腸が本来持っている力で排泄出来るようになるのが、便秘の治療だからです。

強度の便秘になると、食生活を改善しただけでは何も変化がない場合が多く、整腸剤の助けを借りて、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減少させて腸内環境を正常に近づけます。

乳酸菌とは、単一の菌を指しているのではなく、腸内で糖を分解して、50%以上の乳酸を作り出す菌を全部合わせて「乳酸菌」と呼ばれています。

乳酸菌の代表的な効果は、なんといっても「整腸作用」があるということです。
腸の動きを活発にし、便を肛門に送る運動を促進します。

乳酸菌は便秘にも下痢にも効果を発揮します。

乳酸菌サプリは、だいたいにおいて、乳酸菌だけではなく、ビフィズス菌やラブレ菌など、いくつかの善玉菌が一緒に配合されているものが多く、便秘解消効果効果を高めています。

腸内に善玉菌が増えると、消化吸収が促進され、腸の動きも活発となり、便秘や下痢といった、異常になっている腸内環境を正常に近づけてくれます。

また、この反対に、腸にとって良くない働きをする菌も人間の腸内には生息しています。

それが「悪玉菌」と呼ばれる菌で、大腸菌やブドウ球菌などがそれに当たります。タンパク質を分解して有害物質に変えてしまう菌で、腐敗菌とも呼ばれます。

読んで字の如(ごと)く、腐らせる作用をするとも言える菌です。便が異常な悪臭を放っていたら、腸内に悪玉菌が多いということです。

食物繊維に関して

そしてもう一方の、食物繊維ですが、こちらはまた、違った作用で便秘に働きかけます。

食物繊維サプリを飲むと、便は食物繊維と混じった状態で腸内に到達します。そこで食物繊維が水分を吸収してくれるために便が柔らかくなり、排便しやすくなるのです。

水分を吸収するということは便の量も増えることになります。また、腸の動きを活性化させて、肛門に便を送る動きを促進してくれます。

食物繊維は2種類あります。水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維です。

 不溶性食物繊維

便の量を増やして、腸のぜん動運動を促します。野菜や穀物、豆などに多く含まれています。

 水溶性食物繊維

水に溶けるとゲル状になり、便を柔らかくします。果物、こんにゃく、海草などに多く含まれます。

ほとんどの食べ物には、両方の食物繊維が含まれており、その比率は食べ物によって違います。

例えばさつまいもなら、不溶性3:水溶性1の割合で、レタスであれば不溶性10:水溶性1の割合になっています。

理想的なバランスは、不溶性2、水溶性1の割合で摂ることだと言われています。

食べ物に含まれる食物繊維は全般的に不溶性の方が比率が多いので、りんごやこんにゃくなど、水溶性を含むものを意識して食べることが大切です。

食物繊維系サプリメントで、よく使われている植物

 キャンドルブッシュ

キャンドルブッシュは別名カッシア・アラタといい、インドネシア、スマトラ島の湿地帯に多く自生している植物です。黄色く美しい花を咲かせます。

食物繊維が多いことで有名で、キャベツの12倍、ゴボウの6倍の量が含有されています。

便秘関係のサプリメントでは、これを主成分にしているものが非常に多く発売されています。

キャンドルブッシュが使われてきた歴史は古く、1300年ほど前からインドネシア王室の貴婦人たちの間で、美容に利用されてきたと言われています。

強い腹痛を覚えたり、習慣化によって効果が弱まるセンナと異なり、お腹にやさしく、毎日のスッキリがずっと継続するのが特徴です。

スッキリ成分だけでなく、ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、酵素などの贅沢成分も含んだ、話題の成分です。


 サイリウムハスク

「サイリウムハスク」は、インドでは古くから食用とされているオオバコ科の植物「プランタゴ・オバタ」の種を含んでいる種皮です。

インドでは「イサゴール」と呼ばれ、昔から人々の間で愛用されてきました。


「サイリウムハスク」は保水性と膨張性が高い食物繊維で、お腹の調子を整える、コレステロールを下げるという2つの働きが認められています。

成分の80%以上が食物繊維で、水溶性と非水溶性の食物繊維をバランスよく含んでいます。

また、このサイリウム・ハスクは、胃や腸内では、30~40倍に膨れ、満腹感をもたらすので、食べ過ぎを防ぎ、ダイエット効果も期待出来ます。

更に、コレステロールの元となる胆汁酸を包んで排出するので、血中コレステロールを下げる働きもあるのです。

キャンドルブッシュ、プランタゴ・オバタと並んで、便秘関連のサプリメントではよく使われている成分です。

便秘解消サプリメントを選ぶ基準

サプリメントは人間の体に作用するものです。人によって体質は千差万別。生活習慣や食生活も違います。

便秘解消サプリメントに限らず、育毛剤やその他サプリメント全てに言えますが、満足度100%とか、効果を実感できた人100%というサプリメントはあり得ません。

人によって合う合わないがあり、10人中8人か9人に効果があっても、残りの1人か2人には効果がありません。

何らかのサプリメント買おうとするとき、自分に効果があるのかどうかを判断する基準としては、やはり販売数と、その商品がいつから販売されているのか、ということを基準にするしかありません。

現代では育毛剤やダイエット、便秘など様々なサプリメントが販売されていますが、ほとんど効果のないものであればたちまちネットの口コミによって叩かれ、すぐに消えていってしまうという厳しいの世の中になりました。

そうした中で、発売が古く長期的に売れ続けている、いわゆるロングラン商品であれば、それは何回も購入するリピーターがついているということであり、発売の歴史が長いほど多くの人に効果があったという証明でもあります。

もちろん新商品でも、今後すごい商品に発展する商品は多々あるでしょうが、自分が興味を持った商品があれば、まずはネットでレビューや口コミを調べてみましょう。

ネットの世界は情報が早く、ほんのついこの間発売されたばかりの商品でもたくさんのレビューが見つかるはずです。
人の経験を参考にするのも、商品選びには大切なことです。

乳酸菌と食物繊維で、サプリメントとしての優劣はつけられませんが、乳酸菌であまり効果がなかった人でも、食物繊維を試したら効いたという人もいますし、その逆の人もいます。

現在使っている便秘解消サプリが効き目がないと思ったら、別の系統のものを試してみましょう。

こちらは、便秘サプリの有名商品です。


乳酸菌革命

3大乳酸菌と言われる、ビフィズス菌・ラブレ菌・ガセリ菌に、その他6種類の乳酸菌を配合。

耐酸性のカプセルに入れることによって、これまで胃の中の胃酸や小腸の胆汁によって、大腸に届く前に死滅していた乳酸菌を保護し、そのほとんどを生きたまま大腸に届けることに成功した乳酸菌サプリです。


善玉菌のチカラ


乳酸菌の一種である、カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌FC株を、生きたまま1カプセルに20億個以上凝縮。

クレモリス菌FC株は、他の乳酸菌にはほとんど含まれない「ねばり成分」を作り出します。

また、乳酸菌の中でも特に生命力が強く、その大半が生きたまま大腸まで届きます。


カイテキオリゴ


こちらは乳酸菌ではなく「オリゴ糖」のサプリメントです。

オリゴ糖は、乳酸菌のエサになる物質で、腸内の乳酸菌を活性化させ、増殖させます。

乳酸菌そのものを体内に入れるのではなく、元から住んでいる腸内の乳酸菌を増殖させるためのサプリです。

オリゴ糖サプリの中で、日本で一番売れている商品で、高純度・高品質のサプリメントです。


イサゴール


食物繊維のサイリウム・ハスクを中心成分としたサプリメントで、その成分の90%が食物繊維です。

胃の中で40倍に膨張し、満腹感をもたらすのでダイエット効果もあります。

水やジュースに溶いて飲みますが、溶かしてしばらくするとゼリー状に固まるので、ゼリーとして食べることもできます。


おなか端麗

天然食物繊維を90.3%含む「プランタゴオバタ」を配合。
製薬会社の専門チームが開発した便秘改善剤で、日本製の指定医薬部外品。

効果効能は、便秘の改善および、便秘に伴う頭重、のぼせ、肌荒れ、吹き出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常発酵などの症状の緩和。

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